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雰囲気で解いちゃダメ!古典文法を論理的に解くポイントとは?

 

はじめに

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ブログをご覧のみなさんこんにちは!京阪電車守口市駅から徒歩4分行ける逆転合格専門の予備校武田塾守口校です!8月も終わりますがまだまだ暑いですね。体調は崩していませんか?夏バテしないように、規則正しい生活と、こまめな水分補給で暑い夏を乗り切りましょう!
突然ですが、みなさんは古典文法の問題を解く際、フィーリングで解いている人はいませんか?「いや、なんとなくでも解けるし」と思ったそこのあなた!古典文法は、非常にロジカルな学問であり、フィーリングで解いてしまうのは非常に危険です!また、「イマイチ何をそこで、今回のブログでは、古典文法を論理的に解くためのポイントを解説します。古典文法に苦手意識を持っている人、読解の確実性を上げたい人はぜひご覧ください!

また今回の内容は武田塾公式Youtubeチャンネルでも解説しているのでそちらも併せてごらんください!

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古典文法の暗記は「助動詞の4つ」を覚える!

古典文法の問題を論理的に解くためには、文法事項の暗記が大前提です。古典文法の核となるのは助動詞ですが、この助動詞には覚えるポイントが4つあります。それは、

・意味

・接続

・活用

・意味の使い分け

です。この4つを覚えれば、古典文法を完全攻略することができます!

しかし、「意味・接続・活用は学校の授業でも教わって、ちゃんと覚えているし、重要なのはわかるけど、最後の意味の使い分けがわからない!」という人もいるかもしれませんね。この「意味の使い分け」こそが古典文法の問題を解く際に重要な鍵になるのです!そこで、助動詞の意味の使い分けについて詳しく説明します。

助動詞の意味の使い分けとは?

助動詞の「る」・「らる」を例に挙げて説明します。

助動詞の「る」・「らる」の意味としては、「受け身」「尊敬」「自発」「可能」の4つがあります。しかし、仮にこの4つを覚えたとしても実際の文章の中で、識別できなければ意味がありません。したがって、意味の見分け方が非常に重要になります。

打ち消しの言葉と「る」・「らる」がセットであれば「可能」の意味であると識別します。

敬意の対象として上の人が本文中に出てきたら「尊敬」の意味と判断できます。

もしかしたら初耳という人もいるかもしれませんが、実はしっかりと参考書には書かれています。非常に重要なことなのですが、残念なことに見逃されがちです「意味の使い分け」を学習しなかった結果助動詞の知識を雑に覚えてしまい、古典文法をフィーリングで解くことになってしまいます。結局本文中の理解が中途半端になってしまい、選択肢も勘で選んでしまいます。たしかに、古文はフィーリングで解けてしまうという側面もあるにはありますが、古典文法は非常にロジカルな学問で、数学で公式を当てはめていけば解けるように、古典文法も「意味の使い分け」をマスターできればしっかり解き切ることができます!「意味の使い分け」が古典文法における「勝利の方程式」であるとしっかり認識しましょう。

 

「識別」も超重要です!

古典文法の問題を解く上で避けて通れないのが「識別」です。この識別に苦手意識を抱えている人も多いのではないでしょうか。そこでこの項では、識別の中でもよく問われやすい「なむ」について解説していきます!

みんなの敵?「なむ」の識別

「なむ」の識別としては

・終助詞の「なむ」

・係助詞の「なむ」

・完了・強意の助動詞「ぬ」の未然形+推量・意志の助動詞「む」

の3つが挙げられます。みなさんは、全てわかりますか?それぞれ、意味や使い方が全く異なりますね。苦手意識を持っている人も多くいると思います。実際、学校で古典文法を少し勉強したとしても、識別ができる人は非常に少ないのではないでしょうか?「古典文法はわかります!」自信満々な生徒さんにじゃあ、なむの識別全部答えてみて」と質問すると答えられないことがしばしばあります。「学校の授業を聞いても識別の問題が解けないよ!」という人もいるかもしれませんね。しかし、識別の見極めと判断のポイントは参考書にしっかり書かれています!「なむの識別がわからないな」と思った人は、すぐにお手持ちの参考書でチェックするようにしましょう!

識別の勉強のポイント

識別に苦手意識を持つ人も多いと思いますが、克服する方法はありますまず、識別の勉強をする際には、どのような種類があるのかを押さえるようにしましょう!例えば、先ほどの「なむ」ではまず識別のパターンが3つあるということを覚えます。この段階で完璧に識別ができなくても問題ありません!古文の読解を行う際に、本文を通して「なむ」を見かけた時「なむって何があったっけ?」と何回も繰り返し思い出すと、自然と覚えることができます。

古典文法のおすすめ参考書

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先ほども説明したように、識別の見極めと判断のポイントは参考書にしっかり書かれています!では、古典文法を学習する際におすすめの参考書を紹介します!

古典文法を勉強する際

・『古典文法 スピード・インプット(旺文社)』

・『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル(河合出版)』

などがおすすめです!

そもそも、古典文法が苦手で何も勉強をしていないという人には講義系参考書がおすすめです

・『富井の古典文法をはじめからていねいに(東進ブックス)』

・『望月光 古典文法講義の実況中継(語学春秋社)』

などがおすすめです。

 

今回のまとめ!

今回のブログでは、古典文法についてお話ししました!問題をフィーリングで解いて満足してしまっている人はいませんか?例えば、問題集や過去問をフィーリングで解いて良い点が取れたとしても、本番でそのフィーリングが合わなければ、とんでもない点数をとってしまうことになります!たしかに、雰囲気で訳がわかってしまうこともあるかもしれませんが、初見の文章で、フィーリングに頼らずロジカルに意味を推測できるようになるために

・助動詞の4つ(意味・接続・活用・意味の使い分け)を暗記する!

・識別をしっかりマスターする!

ことを心がけましょう。特に古文が苦手な人は全てを最初から完璧に仕上げようとせず、頻出度が高い部分を押さえるだけで見え方が大きく変わります。

古典文法の前半部分は入試で出題されにくいので、後半の助動詞あたりから本腰を入れて勉強をするのがおすすめです!

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