はじめに!
ブログをご覧のみなさんこんにちは!京阪電車守口市駅から徒歩4分、逆転合格専門の予備校、武田塾守口校です!
5月もそろそろ終わってしまいますが、みなさんはコンスタントに受験勉強を続けられていますか?
勉強を毎日するという習慣を今からつけておくと受験後半でかなり有利になるのでぜひ習慣化を意識して勉強してみてください!
さて、今回は英語の宿題についてのお話です。
みなさんの中には、
・英語の宿題の全文和訳がダルい・・・
・こんな宿題をやって意味あるの??
なんて悩みは多いと思います。
そこで今回は武田塾に寄せられた受験相談の質問にお答えしながら、全文和訳は効率的かについてお話していきます!
また今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているのでそちらも併せてご覧ください!!(https://youtu.be/7J5yibXZAIU)
今回の質問!
今回の質問は「学校で英語の副読本をひたすら和訳させる課題が出ます。しかも答えをもらえません。このような意味のない課題だと思うものはやらない方がいいのでしょうか?」です!
このような課題はよくありますよね。
夏休みや冬休みの間に英語の小説を全文和訳させる課題が出るという学校もあれば、SSH指定校で科学的な内容の英語を取り扱い、論文内容を英語で記述する課題が出る・・なんていう人は多いと思います。
確かにやっていて少しは英語に触れられるのはいいことですが、そもそもこの課題は効率的なものなのか疑問がありますね・・
以下でこの質問にお答えしていきます!
全文和訳はタイミングが重要!
課題の全文和訳はやるタイミングが非常に重要です!
この適切なタイミングを押さえていなければ非効率な勉強になってしまうことのほうが多いです!
というのも英語には勉強の順番が決まっており、
①基礎単語と文法を覚える
②熟語を覚える
③英文解釈の勉強をする
④英語長文を読む
という流れで基本的には進めていくのが大事です。
今回の質問のような英文の全文和訳の課題が出されるということは、この人の高校のみんなが英単語・英文法が完璧という状態でなければなりません。
しかし大体は質問をしてくれた人を含めて英単語・英文法が未完成な人がほとんどだと思います!
長文を全和訳させる課題は英単語・英文法を完璧にしてからでないと全く無意味です!
文章にレベルの差がある!
全文和訳をするということはこの文章の中で易しい文から重要な構文を含む文まで全部を訳す必要が出てきます。
一見和訳をさせる練習としてはいいのでは?と思うかもしれませんが実はとても効率の悪い勉強になっています!
英文の中では重要な構文がある箇所は訳す価値がありますし、SVOCを振ったりして構文を考えるのは非常に意味があります。
しかし中学生レベルの簡単な文章の部分を和訳するということは訳すスピードを落としているだけで非常に効率が悪い勉強になっています。
「簡単な文章が出てきた!ラッキー!」という感じで和訳しがちですが、簡単な文章の和訳を書き起こしている時点で非効率になっているということに気づいてください!
かかる時間の割に学ぶことは少ない!
さきほどもお話しましたが、文章にレベルの差があることで簡単な文章も和訳しなければなりません。
すると時間がかかっている割には新しく頭に入ったことは少ない学習になってしまいます。
この時間文を英文法や英単語の参考書に使っていたらどうでしょうか?
効率的にまだ頭に入っていないことを学べるに違いありません。
勉強とはできないことをできるようにするのが目的なので既にわかっている文章をわざわざ書き起こしても勉強にはならないので全文和訳はオススメできません。
全文和訳の課題に対する勉強法!
では今回のような全文和訳をさせる課題が出たときにはどんな勉強をすればいいのでしょうか?
効率的に勉強するためのポイントについて以下にお話します!
つまずく箇所に絞って要チェック!
全和訳をさせる課題が出たときには、英単語・文法・解釈がわかる箇所はスラスラ読み進めるようにしましょう!
そうして読み進めていく中で英文法や英文解釈でつまずく箇所は要チェックです。
そのような箇所は学校の授業を聞いたり、ネットで調べたり知らない箇所はチェックをつけてもう1回自分で訳してみたり、SVOCを振ってみたり・・・時間をかけて考えていくべきです。
このようなわからない箇所や重要な箇所のピンポイントな復習はとても意味があります!
全訳ではなく要約の課題に変更してもらう!
最終手段として、全文和訳ではなく英文の要約の課題に変更してもらう手もあります!
英文要約は基本的な英文が読めてストーリーを終える前提なら読解経験として身に付きます!
また、入試問題では小説や会話文になったときに戸惑う受験生が多いです。
このようなときに英文和訳の勉強をしておけば、
・コミュ英の説明文形式に慣れる
・英作文の学習になる
この2点で入試で有利に働きます!
最初から英文要約の課題ならいいですが、そのような課題はレアケースなので、できれば先生と交渉して変更してもらうのがいいでしょう。
成績との兼ね合いも考える!
英文の全文和訳の学習の効率が悪いのはそうですが、課題は課題です。
とにかく意味がないからやらないのではなく、成績との兼ね合いもあるので推薦入試で評定が大事な人は全力で取り組むことをオススメします!
逆に、一般受験だけで受ける人は卒業できる程度に取り組むのがいいでしょう。
まとめ!!
今回は学校の英語の宿題の攻略法!全文和訳は効率的か?というテーマでお話していきました!
ポイントをおさらいしましょう!
・全文和訳はタイミングが重要!
・文章にレベルの差がある!
・つまずく箇所に絞ってチェック!
・全文和訳ではなく要約の課題に変更してもらう!
・成績との兼ね合いも考える!
英語の学校教材の全文和訳はタイミングが非常に重要になってきます!
自分の知らない構文などの箇所は調べて復習すれば効率がアップします!
一般受験を考えているなら効率重視で課題をクリアしておきましょう!!
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