はじめに！
ブログをご覧のみなさんこんにちは！京阪電車守口市駅から徒歩4分で行ける逆転合格専門の予備校、武田塾守口校です！
春になり、新高校３年生のみなさんは受験勉強をスタートした時期だと思います！
春の時期が一番他の受験生との差をつけられるチャンスなので、集中して受験勉強を頑張っていきましょう！
さて、今回はマルチタスクとシングルタスクについてのお話です。
みなさんの中には、
・いきなり全教科勉強をはじめないといけないの？
・勉強時間的に数科目しか手をつけられていない･･･
などなど多くの疑問や不安があると思います。
そこで今回はマルチタスクとシングルタスクについてお話しながら、何科目ずつ同時並行で勉強していけばいいのかについてお話していきます！
また、今回の内容は武田塾の公式Youtubeチャンネルでも解説しているのでそちらも合わせてご覧ください！！（https://youtu.be/wvDesSRVNjA）
シングルタスクとは？
シングルタスクとは、一定期間１つの科目に集中して勉強する方法です。
例えば、英単語ばかり勉強したり、数学のみに集中的に取り組むということです。
この時期は基本的にこの勉強の仕方で勉強しているという人が多いと思います。
シングルタスクのメリット！
シングルタスクのメリットとしては、
①一気に進められるので達成感が得られる！
②勉強の進捗を管理しやすい！
この２つが主に挙げられます。
①一気に進められるので達成感が得られる！についてですが、シングルタスクで勉強していくと単純に１つの科目に使える時間が多くなるので、短期間でその教科を完成させることができます。
短期間である程度の結果が出るところまで進められるので、その分達成感も得られやすいです。
また、シングルタスクではその教科の勉強の進捗度合いを管理しやすいというのもメリットです。
１つの教科に絞れば、自分がどのくらい進んだのか、どれくらい進めばいいのかという見通しが付きやすいです。
シングルタスクのデメリット！
シングルタスクのメリットのみを述べてきましたが、デメリットも存在します。
①勉強に飽きてしまう
１つの科目のみに絞って勉強しているとどうしても単調な学習になってしまいがちです。
人間の脳は同じことをやっていると、段々やる気がなくなっていき、集中力が続かなくなってしまう性質があります。
特に英単語の暗記のみに絞っていると、ただ暗記を繰り返すという作業になってしまうので途中で勉強に飽きてしまいます。
②他の科目は進まない
１教科のみに絞っていると、当然のことですが他の教科が進まなくなります。
苦手な科目が１科目のみならず、複数ある人の場合にはたとえ１つの科目がシングルタスクによって苦手を克服できても他の苦手科目は残ったままです。
苦手科目は受験勉強の早いうちに克服しておきたいので、苦手科目が複数ある人の場合にはシングルタスクは向いていないかもしれません。
マルチタスクとは？
マルチタスクはシングルタスクと違って、１日に複数の科目を同時並行で勉強する方法です。
マルチタスクで進めて行くメリット・デメリットを述べていきます。
マルチタスクのメリット！
①飽きずに勉強に集中できる！
マルチタスクの最大のメリットとして飽きずに集中して勉強を続けられるということが挙げられます。
シングルタスクのデメリットでもお話しましたが、１日に同じ科目だけ勉強していると単調な学習になってしまい、飽きやすくなってしまいます。
そこで他の科目も交えて勉強を進めていくことでいわゆる「味変」のように勉強に飽きずに集中し続けることができます。
②バランスよく進められる！
マルチタスクによって、教科ごとの進捗度合いのばらつきを少なく進めることができます。
入試に使う科目は１教科のみではない大学がほとんどなので、入試科目すべてでまんべんなく点数を取ることができます。
また、入試の配点によって勉強時間を振り分けられるのも魅力です。
それぞれの志望校にあった勉強プランで進められます。
マルチタスクのデメリット！
①一気に進められない！
シングルタスクと違ってマルチタスクは１つの科目を一気に進めることが難しいです。
一気に進められないと、参考書を１冊完成させるのに時間もかかるので、達成感が味わいにくいです。
この傾向は同時並行する科目を増やせば増やすほど強くなっていくので同時並行していく科目数はある程度で抑えておくのがいいかもしれません。
②進捗の管理が難しい！
科目数が増えれば増えるほど、進捗度を管理する科目が増えるので、管理が難しくなります。
○○月までに○○を終わらせるという計画を立てても、他の科目でつまずいてしまうとその計画が崩れてしまうということも考えられるので、科目の得意不得意も含めた管理が必要になってきます。
バランスを取ろう！
ここまでシングルタスクとマルチタスクについてお話していきましたが、武田塾では「１教科あたり最低１時間は確保」という基準をおすすめしています。
１教科あたりの時間が十分にとれないと、進むのが遅くなってしまったり、かといって１教科だけに集中するのはバランスが悪いので１教科で最低１時間は勉強時間を確保するようにしてください！
３時間とれるなら３教科かそれ以下･･･というように自分の１日の勉強時間に合わせた科目数に設定しましょう！！
今回のまとめ！
今回はマルチタスクとシングルタスクってどっちが良いの？使い分け方法をご紹介！というテーマでお話していきました！
まとめると以下のようになります！
【シングルタスク】
メリット：一気に進められるので達成感が得られる・勉強の進捗を管理しやすい
デメリット：勉強に飽きてしまう・他の科目は進まない
【マルチタスク】
メリット：飽きずに勉強に集中できる・バランスよく進められる
デメリット：一気に進められないので達成感は得られにくい・進捗の管理が難しい
シングルタスクとマルチタスクではシングルタスクの方が勉強効率がよく、成果につながりやすいですが、どちらかに偏りすぎるのは結果的によくありません。
「１科目最低１時間は取る」という意識で、バランスを見て勉強時間を配分するようにしましょう！
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