こんにちは。京阪電車守口市駅から徒歩4分で行ける逆転合格専門の予備校、武田塾守口校講師の黒岩です。
今回は僕が受験生時代に使っていた英語の参考書を紹介します。
使い方も一緒に教えるので是非参考にしてくださいね!
システム英単語
シス単、受験生なら誰もが聞いたことがあるのではないでしょうか。
正直なところ、英単語帳は有名なものであれば何を使っても問題ないとは思いますが、
システム英単語の強みは確かにあると思います。それは、
多義語も収録していることと、対応しているチェック問題集も存在していることです。
チェック問題集はランダムに問題が並んでいて復習に役立ちました。
また、自分のレベルに応じて、シス単中学版や、シス単Basicを使って段階的に覚えることもできます。
全範囲覚えた方がいい
シス単に限らず単語帳を使って勉強する受験生で、MARCH関関同立レベル以上の英語力が必要な人には
全範囲覚えた方がいいと、僕はよく勧めます。
なぜなら、受験本番の長文で分からない単語に出会った時に、
単語帳に載っていなかった単語と分かるだけで、「分からなくてもそこまで問題ない単語だろう」と推測できるからです。
有名な単語帳は受験に出る単語を幅広く網羅してるので、逆にそれに載ってないような単語がキーワードになることはないはずということです。
また、もし全範囲覚えずに受験本番に臨んで、分からない単語に出会ってしまったら
「覚えてない範囲の単語かもしれない」と焦ってしまうかもしれないですよね。
つまり、全範囲覚えることは精神的アドバンテージを取れるという点で非常にメリットが大きいです。
Scramble 英文法・語法
英文法に関してはこの一冊をしっかり解いておけばMARCH関関同立レベルまでなら事足りるでしょう。
使い方は、文法の概説書を読み込んでから、Scrumbleで演習、定着に持っていくといった感じです。
文法の概説書とは「総合英語 forest」や「総合英語 Evergreen」などです。
Scrumbleには他にも語法、語彙、イディオム、会話表現、発音アクセントが収録されています。
語法・語法では単語帳で覚えた単語が実践問題でどのように出題されるかを理解します。例えば、単語がどの前置詞と結びつくかや、基本レベルの単語の特殊な使い方などです。
とにかくこの項では単語帳だけでは手に入れられない語彙力が身につきます。
イディオムの章はほとんど英熟語問題です。最悪、英熟語帳を使わず、イディオムの章の英熟語だけ覚えても十分に戦えます。
それほど頻出の英熟語がまとめられています。
会話と発音アクセントが出題される大学を受験する人はその章も覚えておきましょう。
長文問題集
長文読解にとりかかるまえに分かっておくべきことが2つあります。
一つはタイミング。長文問題集にとりかかるのは文法を一周したタイミングがいいと思います。
また、とりかかった時にあまりにも単語が分かってなければ、その単語のレベルまで単語帳を進めてからチャレンジしましょう。
二つは、長文読解は自分のレベルに合ったものから段階的にレベルを上げていくということです。
長文の問題集は大まかに標準レベル、中堅レベル、難関大レベルに分けられると思います。
しかし、一冊の標準レベルを1周したら、必ずしも中堅レベルに足を踏み込める力が身につくとは限りません。
標準レベルを1冊完璧にしたのに中堅レベルに手も足も及ばないと感じたら、別の標準レベルを解いてみましょう。(難関大レベルに差し掛かるときも同様)
これらを踏まえて、紹介する長文問題集を解いていきましょう!
英語長文レベル別問題集
東進ブックスから出ているレベル別問題集は1~6のレベルがあります。細かくレベル分けされているので段階的に取り組みやすいです。
1超基礎編と2基礎編は高校入試レベルなので、どうしても不安な人は2基礎編から取り組んでもいいかもしれません。
大体の高校生は3標準編から取り組むと思います。
この問題集の優れているところは解答解説の後に構造分析のページが設けられているところです。どれが主語で副詞節で...というのが丸わかりです。文の構造が分からないところはこれを参照しましょう。
出てきた単語の意味が載ってるのもポイントです。
英語長文ハイパートレーニング
ハイパートレーニングは1~3のレベルがあります。
レベル1の超基礎編はレベル別問題集と同じく、どうしても不安な人は取り組んで良いでしょう。
この問題集の優れているところは
・設問の解説が詳しい。
・パラグラフごと、文章ごとに解説が載っている。
・速読トレーニング用のページが設けられている。
・出てきた単語の意味が載っている。
などなど、使いやすいポイントの多い参考書です。
ただし、レベル2とレベル3とで大きく難易度が上がるので、段階的に取り組みやすいわけではないです。
関正生の英語長文ポラリス
英語長文ポラリスは1~3のレベルがあります。1標準レベルは他の問題集の標準レベルと比べると少し難易度は上がると思います。
この問題集の優れているところは、ハイパートレーニングのそれと同じようなものです。
それに加えて、分量が多い長文を扱っているのが特徴です。他の長文問題集よりも圧倒的に文字数が多いので、実践的な問題集と言えるでしょう。
また、様々なテーマの長文を扱い、テーマごとの基本知識も書かれています。
やっておきたい英語長文
やっておきたい英語長文は300、500、700、1000の4段階のレベルに分けられています。
300は標準レベル以上中堅レベル以下なので注意しましょう。
この問題集の優れているところは
・英語長文が良質
・問題数が多い
他の長文問題集ほど解説が詳しいわけではないですが、問題数が多いので多読のトレーニングとして使えるでしょう。
さいごに
最後に、僕が実践していた長文の勉強法を紹介します。
一つは、長文問題集で知らない単語、文法、語法が出てきたら必ずマークします。
それらはリストアップしてまとめて覚えましょう。他の問題集には載っていない語法などが載っている場合が多いです。
二つは、一度読んだ長文は読んで文頭から意味が理解できるようになるまで読みましょう。黙読でも音読でも構わないと僕は思います。
三つは、なぜ解けなかったか、なぜ文の意味を理解できなかったかを言語化することです。言語化することで何が足りていないかを自覚することが出来ます。
以上の勉強法、参考書を是非今後の勉強に役立てて下さい!
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