こんにちは!武田塾守口校校舎長の青山です!
今回は、「何度も参考書を解くと解答を覚えてしまう時の解決方法」というテーマで記事にしました。
そこで皆さん!!参考書学習は進んでいますか?
参考書学習で一番大事なことは、一冊を完璧にすることです。一冊を完璧にするためには同じ参考書を繰り返し解く必要があります。
しかし、何度も繰り返し参考書を解いていると解答を覚えてしまいますよね。
多くの受験生がこの問題に直面していると思います。
これに関しては別に悪いことではありません。努力の成果なので仕方ないと思います。
ただ、参考書に載っている問題の解答番号を覚えただけでは入試本番で全く役に立たない知識になりますよね。
出来た気になってしまうというのが一番の落とし穴になります。
なので今回は、皆さんにそうなってしまった時の解決策をお伝えしようと思います。
何度も参考書を解くと解答を覚えてしまう時の解決方法
「覚えた」の基準が大事
まずは、覚えてしまったことの基準を確認しましょう。
初見の問題を解けるという意味での「覚えた」であれば、全く問題ありません。
ここで大事なのが、本当に正しく覚えているかです。
解答番号を覚えただけで身についていないなら、意味がない「覚えた」になります。
項目
正しく覚えたかを確認する方法
・1解答の根拠を説明する
・2正解ではない他の選択肢ががなぜ間違いなのか説明する
・3初見問題を解いてみる
・まとめ
の4本立てでお送りします!!
正しく「覚えた」を確認する方法
解答の根拠を説明する
まず1つ目は、今使っている参考書に載っている問題を説明できることです。
覚えてしまった解答番号を答えるだけなら何度もやっていれば誰でもできてしまいます。
文法を固めようとして、繰り返し文法問題を解く人に起こりがちです!
しかし、それはその参考書の中だけでしか使えない知識ですよね。本当に必要なのは、解答の根拠を説明できることです。
「○○が△△だからこの答えは□□になる」
このように説明ができれば入試でも使える知識として頭に定着しています。
もう1つレベルを上げると、自分より英語が苦手な人にも伝わる説明になっているのかも意識しましょう。
自分の説明は自分自身なので分かると思いますが、他人に伝わるかという視点で説明できるかを確認することで、「覚えた」レベルが変わってきます。
客観的視点を持つことで、しっかりと身についているかということが分かります。
自分の説明が解説とほぼ同じ内容になるまでひたすら復習を徹底しましょう!!
解説レベルまでの解説ができるようになれば、入試本番でも使えるようになると思います!
正解ではない他の選択肢がなぜ間違いなのか説明する
次に2つ目はなぜ間違いなのかを説明することです。
答えを覚えてしまうのは先ほどから述べている通り、努力の結果なので仕方のないことだと思います。
そこでプラスアルファでするとよいのが、他の選択肢がなぜ間違いなのかということです。
これは先ほど述べた項目の逆の発想とも言えますが、なぜこれが正解なのか説明する時と同時になぜこれだと間違いになるのかとい うことを説明することが重要です!
そうすることで自分の知識にもなりますし、実際の試験問題が来て複数の選択肢があったとしても最悪、消去法で解くことも可能になります!!
一回の問題で複数の単元の問題を解くことにもなり、効率度もアップすると思います!!
選択肢を裁く技術を上げることで、文法問題を容易に説くことが出来るようになると思います!!
日々の勉強から、入試本番で対応できるような勉強の取り組み方を心掛けていきましょう!!
初見問題を解いてみる
そして3つ目が、初見問題に挑んでみて解けるかを確認することです。
今使っている参考書の中でしか使えない知識かどうか判別するためには、過去問などの初見問題に挑戦しましょう!!
初見問題で解けるようになっていれば知識になっていると思います。
特に参考書1冊を完璧にできていなくても一旦過去問を解いて見るのも1つの手段だと思います。
解いてみて解けなかったら身についていないということですよね。
誰しもが答えを覚えてしまい身についていると思い込んでしまうので、それは本当に身についているのかということを常に考えて取り組んでいきましょう!!
第一志望の問題でなくても、今やっている参考書レベルの大学の問題を解いてみたり、共通テスト・センター試験の問題を解いてみるでもいいので、やり方に問題があるのか実力が足りないのかを測りましょう!!
オススメしない方法
先ほども述べた通り、自分が本当に正しく覚えられているのか確認するためには、何かしらの初見問題を解く必要があると思います。
しかし、中にはオススメできない確認方法もあるので注意が必要です。
皆さんは引っかかっていませんか?
オススメしない方法として、確認するために同じような参考書をもう1冊買ってしまうことです。
例えば、英文法の参考書「Next Stage」を一通り終え、覚えた知識を確認するために「Vintage」を買うというようなやり方です。
追加で問題集が必要になる場合は、今までの参考書学習のやり方に問題があると思います。
確認する際はまず一段階上の参考書で確認するようにしましょう。
そこでつまずいてしまった時の対処法として今までのやり方はただ答えを覚えてしまっていただけではないのかと振り返っていきましょう。
まとめ
参考書を何度も繰り返し解いて、答えを覚えてしまった時の対処法は、
・解答の根拠を説明できるか確認する
・正解ではない他の選択肢がなぜ間違いなのかを説明する
・過去問などの初見問題に挑戦してみる
この3つを試してみるといいと思います。
あとは、本当に正しいやり方で参考書学習ができているのか見直しましょう。
解答の根拠などを考えずにただ単純暗記を繰り返しているだけだと全く役に立たない知識を入れていることになってしまいます。
こんな勉強をしていると時間を無駄にしてしまっているので、是非この機会に正しい勉強法に切り替えてください。
正しい勉強法に切り替えるだけで学習能力の向上も見込めますので正しい方法で取り組んでいきましょう!!
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