ブログをご覧のみなさんこんにちは!京阪電車守口市駅から徒歩4分の逆転合格専門の予備校、武田塾守口校です!
今回は、「英語・現代文の長文を読むときに注意すべきこと」というテーマで記事にしました。
今、過去問などで英語や現代文の長文をやっている受験生も多いと思います。
そこで、長文に取り組むときに気を付けてほしいことを皆さんにお伝えしていくので是非参考にしてみてください。
英語・現代文の長文を読むときに注意すべきこと
長文は情報が大事
英語と現代文のどちらにも言えることですが、長文読解は情報が大事です。
長文読解ができる人とできない人には決定的な差があります。
それが、以下の通りです。
・情報を見つけること
・情報を使うこと
この2点をしっかりと区別しなければいけないです。
問題を解いてから解答・解説を読むときに解答の根拠を探しますよね。
これは良いことですが、大事なのは解答・解説に書いてあった解答の根拠(情報)をどう使って解くかです。
これを分かっていない人が多いです。
英語や現代文の読解で選択肢から解答する形式の場合だと、
例えば、「○○の内容は□□の人物がやったという記載があり、主語と内容が一致していないのでこの選択肢は✕」というように情報の整理をしましょう。
情報のどこをどう使って正解に導くのか、選択肢の内容から該当箇所を見つけて、その中の主語に注目する2段階があります。
情報がどこにあるのかは解答・解説を読めば簡単に探し出すことができます。
しかし、その情報から何を気にするのかを分かることは練習が必要です。
慣れれば設問を読んだ時点で判断する箇所がだんだん分かってきます。
つまり、長文読解が得意な人とそうでない人の差は、「探し出した情報から何を気にするのか」です。
共通テストで露骨に差が出る
共通テスト対策で英語や現代文を解いていると、「書いてあることは読めているけど、何の情報を使えばいいか分からない」という人も多いのではないでしょうか?
広い範囲から根拠を探し出してください。
・選択肢の該当箇所からどの部分を使うか
・その情報をどう使えばいいか
根拠を探す際は、2~3行や1段落くらいの該当箇所の中から選択肢のどこと本文のどこを見比べれば、解答を導けるのかが分かっていないと共通テストでは苦戦します。
過去問や難しい問題を解いたときに、解答・解説から情報を見つけることで満足している人は復習が甘くなってしまっているので注意が必要です。
答えに至るまでのプロセスや答えの本当の決め手になる情報を使うことを意識してほしいです。
根拠を探すときに考えるべきことは、以下の通りです。
・何を要求されているのか
・判断するために何処と何処を見比べるのか
・何処の情報を使えばいいのか
具体的な情報の探し方
現代文や英語長文で、探すべき情報を一発で見つける魔法のような公式は存在しませんが、
ここではテクニックの一例をご紹介します。
ずばりそれは、ディスコースマーカー(論理マーカー)を意識することです!
ディスコースマーカーとは筆者の主張が展開を示す目印のようなものです。
例えば、譲歩と逆接の展開「たしかに~かもしれない。しかし~」 他にも、言い換えの展開「in other words」
など、こういった副詞や接続詞の展開には筆者の主張が書かれることが多いです。
インターネットで検索すると、英語長文の読解でのテクニックとして紹介されていることが多いですが、
現代文でも同じように重要です。
特に現代文の設問では筆者の主張を情報として正確に捉えられているかを問われることが多いです。文章の本質的なことを問わない設問なんて解かせる意味ないですからね。
たまに長文をテクニックだけで解こうとする人がいますが大きな間違いです。
ディスコースマーカーだけ見てれば問題が解けるというわけではありません。
文章を読み進めていく中で、こういったテクニックを意識することが重要です。
長文の情報や主張を整理する方法はほかにもたくさんあります。
読解の参考書には必ず載っているので、自分のものにできるように勉強しましょう!
全ての勉強に応用することができる
今まで書いてきたことは、実は全ての勉強でも使えることなので、是非応用してみてください。
例えば、社会の暗記の場合だと、
・用語しか覚えていない
・周辺情報がなぜ大事か分かっていない
・紛らわしい部分を区別して覚えられない
問題を解いていく中で覚え方や使い方を意識しないと、ただ情報だけがたくさん頭に入っている状態になってしまいます。
そうなると使いどころも間違えてしまう可能性もありますよね。
英語長文で正確に情報を整理する方法
長文においては情報を探すこと、整理すること、どうやって使うのかが重要という話をしてきました。
しかし、それをするのが少し大変な科目が英語です。
理由は簡単、母国語じゃないから情報を整理するのに時間がかかってしまうのです。
今どんな文章のどんな文脈を読んでるんだっけ?というのを整理しながら読むのがパラグラフリーディングです。
パラグラフリーディングとは
まず簡単に、パラグラフリーディングとは一つ一つの段落(パラグラフ)ごとの主張をとらえて文章全体の流れを掴む読み方のことです。
英語の文章の特徴は一つのパラグラフに一つの主張が書かれていることです。その主張をまとめた一文をトピックセンテンスと言い、各パラグラフに一つだけあります。
トピックセンテンスはパラグラフの最初の一文目や先ほどのディスコースマーカーの直後にあることが多いです。
長文を読んでいて情報を整理できない、迷子になってしまう!といった方に非常におすすめの読み方です!
まとめ
受験生の皆さんは、復習のレベルを1段階上げていきましょう。
・見つけた情報を使って利用する
・答えに至るまでのプロセスを固める
その復習で得たことを初見の問題や過去問に挑むときに利用しましょう。
長文問題では情報を見つけると使うを区別することが大事です。
また今回は情報を見つけるテクニックも少し紹介しました。
ディスコースマーカーを意識して読むことや、英語長文ではパラグラフリーディングを意識することです。
参考書には読解すなわち情報を整理するテクニックが載っているはずなので、しっかり身につけましょう!
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