こんにちは!京阪電車守口市駅から徒歩4分、逆転合格専門の予備校、武田塾守口校校舎長の青山です!
今回は、「口頭確認を独学で行う!セルフチェック方法!」というテーマで記事にしました。
皆さんは口頭確認を自分で行っていますか?
口頭確認は非常に有効な学習法ですが、やり方がわからなくてできていない人が大半だと思います。
もちろん武田塾では講師と一緒に口頭確認を行うシステムを採用していますが、独学ではどのようにして行うのかについて書いてみました。
この記事を通じて独力での口頭確認を習得し成績アップを狙っていきましょう!!
口頭確認を独学でやる!セルフチェック方法!
そもそも何のために口頭確認をするのか
参考書が完璧になっていればいいなら、参考書に口頭確認が載っていないから口頭確認をわざわざする必要ないのではないか?と思っていませんか?
口頭確認というのは、考え方・解き方の本質の再確認だと考えています。
・本番でこういう風な思考回路で解法を導き出してほしい
・この文章は結局何を意味しているかを理解してほしい
講師はこのように考えているので「そこをしっかり理解できていますか?」という質問をします。
前に挙げた二点は、問題を本当に理解している人なら答えられて当たり前のことです。それを突っ込まれて答えられないということは、答えを覚えたり解説を読んで満足していたりまた問題そのものが解けていない可能性が高いです。
私たち武田塾の講師は本当に問題を理解している人との差を埋めるために口頭確認、質問をしていきます。
では次の章からはそれぞれの科目で、実際にどのようにして口頭確認を行っていけばよいかを説明していきます。
実例:英文法
問題文と4択問題だと、選択肢しか出題されていないので、問題文と選択肢を読んでいく中で仮定法の問題なのか、関係詞の問題なのか、時制の問題なのか、と気づきますよね。
つまり、文法の要素を発見する理由が選択肢や設問の中にあるはずです。
質問手順(一人で行う場合は自問自答形式)
・この問題は何について聞いているのか
・問題が分かっても何を見極めるのか
例えば、動詞の語形・慣用表現・時制などを聞いていきます。
質問内容
文法が何なのかを考える
→○○のテーマで××のことを聞いている
→△△を見ればいい
上記の手順は本当に問題が解ける人、つまり初見問題をきちんと正答できる人に話を聞き彼彼女らの試行プロセスを言語化したものです。ですからこの手順を実践していくことで初見問題にも対応できるような力が徐々にではありますが身についていきます。
実例:数学
数学の場合は先に挙げた下駄英文法の実例よりもやや複雑になっています。というのは受験数学は単なる公式の運用や計算だけでは正答にたどり着けないような問題が多く、むしろ公式の成り立ちについて問う問題や公式の発展的な解釈について問われるような複雑な問題が大部分を占めています。ですから自分で問題文を読んで主題を理解していく必要があります。
つまり、何のヒントも与えられないまま問題文を読んでヒントになりうるものを見つけていかなくてはなりません
質問手順(一人で行う場合は自問自答形式)
・この問題において使用可能な公式は何か
・この問題における主題は何か
例えば、三角関数・ベクトル・微分積分などを検討していきます。
※数学においては英文法とは異なり使用可能な公式を見つけ出す作業が非常に難しいです。ですから上記二つの手順を何度も繰り返し使用可能な公式を見つけ出していく作業が求められています。
質問内容
問題が何なのかを考える
→○○のテーマで××のことを聞いている
→△△を見ればいい
上記の手順は本当に問題が解ける人、つまり初見問題をきちんと正答できる人に話を聞き彼彼女らの試行プロセスを言語化したものです。ですからこの手順を実践していくことで初見問題にも対応できるような力が徐々にではありますが身についていきます。
これで口頭確認のそれぞれの分野での実例の紹介は終わりです。次は逆に口頭確認が出来ていない人が陥りがちな点をまとめていきます。
できていない人のパターン
とりあえず解説を見る
→その問題の知識を覚える
→その問題を見て覚えた知識で解く
何故それ(解答の根拠)に気づけるのか、問題文のどこを見れば分かるのか、ということが分からないので、初見問題では解けなくなってしまいます。
これは特に量をこなし確認テストも高得点なのに成績が上がらないそんな人に当てはまることが多いです。
何度も何度も質問を繰り返されると、見極めるポイントが分かっていなければ答えられないと気づくので自然と解答の根拠となる箇所を読むようになります。
参考書やノートを見て口頭確認
勉強のやり方も確認しましょう。
・間違えた問題のプロセスが答えられるのか
・同じ間違いをしないように気を付けているのか
理想的な解き方をして本番で解けるようにする他に、勉強自体の問題点を見直すことも口頭確認でしなければいけないと思います。
勉強始めたての場合は、
・1日何時間勉強しているのか
・ノートのチェック
口頭確認をするポイント
・本番で解けるようにするための誘導
・今の勉強法が正しくできているのかの確認
口頭確認というのは、意地悪な問題を出して間違えさせるためにやっているわけではないです。
あくまでも本番で解けないといけないことに対して、正しいプロセスを踏んでできているのかを確認しています。
もし質問をして答えらなかったられ、正しいプロセスで解答を導き出せるように誘導するのがコツです。
独学で口頭確認をする場合
独学で口頭確認ができる人は非常にまれでほとんどいないです。しかし実際に口頭確認を独力で行うことが出来るようになった子は格段に成績が上昇します。
本番で何ができないといけないのかを想定して、それができている人はどのようにして解答を導き出しているのか考えて自問自答しましょう。
これを自分でできるようになれば成績は必ず伸びます。
まとめ
独学の人は、
・問題が何について聞いているのか
・問題が分かっても何を見極めるのか
この2点を意識して自問自答しましょう。
正しいプロセスを踏んでできているのか確認することで成績は格段に上昇します。
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