こんにちは!武田塾守口校校舎長の青山です!
今回は、「秋には過去問を解きまくる!過去問演習の重要性」というテーマで記事にしました。
皆さんは、もう過去問は解いていますか?
もし受験学年で解いたことがない人は正直やばいです。早急に過去問を買って解いてください。
この記事では、なぜ過去問を解く必要があるのかについて詳しく解説しています。
過去問を解くことの重要性を認識していない人は必ず見てください。
秋には過去問を解きまくる!過去問演習の重要性
秋は過去問を解く
入試が迫ってきているのにも関わらず、自分の志望校で何が出題されるのか知らなかったら普通に考えてやばいですよね。
他にも志望校に必要な情報すらも把握していない可能性も出てきますよね。
・入試の配点
・制限時間
・記述の有無など
これらを知らないと何をしたらいいのかも分かりませんよね。
このことを聞いてドキッとした人はすぐに過去問と入試情報に手を付けましょう。
大学情報センター(DJC)による「受験生アンケート」では、
赤本に取り組み始めるのは「8月~9月」が約40%で一番多くなっています。
高校3年生の場合、夏休みまでに基礎の学習を終えることが多いため、夏ごろから過去問を始める人が多いようです。
また、ベネッセが2014年10月に実施した大学合格者アンケートによると、
志望大学の過去問を解き始めたのは「9月以前から」が約50%、「10月以降から」も約50%という結果が出ています。
合格する人は少なくとも秋から過去問に取り組んでいることが分かります。
「解けるか解けないか」と「解いたか解いていないか」は違う
解かない人の傾向は、完璧主義というか安全志向が強めというか、実力がついてから解きたいと思っている人が多いですよね。
過去問をやらない人は心配・警戒していて解かないですが、それでは意味がないです。
それよりも自分の受ける大学の情報がないことのほうがよっぽど怖いと思います。
難関大学に合格した人でも、過去問解きたてのときは3割~5割しか取れなかったという人が大半です。
そこから自分に足りない部分を参考書を使うか過去問演習かを決めてやっていくことが大事です。
1週間に1度は過去問に触れるべき
今の時期だと週に1年分くらいは過去問に触れたほうが良いです。
まだまだ実力が単語すら基礎も終わっていない状態なら過去問を解いても意味はないので、毎週解くことはしなくてもいいと思いますが、過去問を見たことがないのはさすがにまずいです。
今は秋ですが、入試までの残り時間はどんどんカツカツになってくるので、全部をやるのは難しいと思います。
入試までに残った時間で何を勉強すれば1番点数になるのか、要するに何が1番コスパがいいのかを決める材料になるのが、過去問を解くことです。
あとはどこを伸ばせそうかなどの判断基準になるので必ず手を付けてください。
出題傾向は解いたことがないと分からない
物理・数学の場合だと、特に出やすい分野が大学ごとにあったりもします。
それを知っていれば無駄な対策をせずに済みますよね。
社会の場合は、大問が4つだったらだいたい時代が4つセットになります。
もし大問が3つだったら、
・特定の時代が出てこないのか
・ランダムに出てくるのか
・近現代が半分は出てくるのか
によって対策も変わります。
例えば、「スピードマスター」や「日本史B 一問一答」をやるときに、近現代を優先するべきだろうという可能性が大学によっては出てきます。
過去問の情報がないと、併願する際の判断材料としても併願プランの組みようがないです。
実力不足は今からやっていけばいいですが、情報不足は本当に危ないので、志望校の配点や制限時間などの必要な情報は集めておきましょう。
過去問は何年分、どのように解くべき?
過去問は第一志望に関しては最低でも五年分は解きましょう。
志望学部個別試験、全学部受験など、受験する試験の過去問を最低五年分は解くということです。
初めて過去問を解く人は、最新年度を一度解いて形式を知り、
その後は古いものから順に解いて出題傾向を掴みましょう!
第一志望以外に関しては過去問は最低でも三年分は解きましょう。先とは違い、古いものから順に解いてOKです。
第一志望の滑り止めとはいえ、こちらの対策も侮ると泣きを見るかもしれません。
いつ、どのようなペースで過去問演習をするかは、しっかり入試日を把握し、逆算して決めましょう。
また、過去問は次にやることを決めるためにやるものだと考えておきましょう。
実際の入試問題で自分が取れる点数を基にあと何をやれば合格点が取れるかを考え、実践します。
過去問演習の学習の流れは、
過去問演習(課題発見)→問題集での対策→過去問演習(課題克服の確認)
この繰り返しです!
どんな過去問の種類がある?
多くの人が過去問と聞いて思い浮かぶのが「赤本」ではないでしょうか。
大学入試過去問には他にも「青本」があります。
実はそれぞれ特徴があるので紹介したいと思います。自分の目的に合ったものを選びましょう。
①赤本
大学入試の過去問のうち一般的に最も使われているのが、教学社が発行している大学・学部別の過去問です。
表紙が赤色ということから「赤本」と呼ばれています。
多くの大学・学部を網羅しており、2000~3000円で購入できますが、医学部は3000~4000円のものが多いです。
②青本
青本は駿台出版が発行している過去問シリーズで、青色の表紙が目印です。
東大や京大などの国立大学、早慶といった難関私立大学の他、共通テスト対策用の過去問があります。
青本の特徴は、詳しい解説が載っていることでしょう。
赤本は解説があまり詳しくなく、計算や考え方の過程が省略されていることがあります。
青本が出ている大学を志望している場合は、こちらも活用することをおすすめします。
まとめ
今の時期に過去問を解いていないのはやばいです。
参考書を進めるのは大切なので時間を使うのはOKです。
しかし、傾向を知ることや、志望校と今の自分とのギャップがどれくらいあるのかを知ることが目的で過去問を解くことは今の時期から意識しないとダメです。
もし解いていない人がいれば、早急に書店で過去問を購入しましょう。
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