こんにちは!武田塾守口校校舎長の青山です!
去年から従来のセンター試験の代わりに、共通テストが導入され出題形式が変化したと聞き不安に思っている高校生・浪人生がたくさ
んいると思います
そこで今回は、「共通テスト現代文の傾向と出題方式」というテーマで記事にしました。。
「国語」の共通テストは、センター試験と比較してどのように変わったのか知っておくことで対策がしやすくなります。
各科目の共通テストにも言えることですが、共通テストの出題方式に慣れておきましょう。
この記事を読んで、共通テスト国語に対する疑問点や不安な点などを解消して安心して受験に臨んでもらいたいと考えています
共通テスト国語の傾向と出題方式
センター試験と共通テスト徹底比較!
共通テストになっても試験時間、配点、解答方法に変更点はありません。
試験時間… 80分
配点… 200点
解答方法… マーク式
記述があるかどうかでいろいろと紆余曲折がありましたが、最終的にすべてマーク式に落ち着きました。
センター試験では大問数が4問だったのに対して、試行テストでは大問数が5問に変更されていました。
しかし2021年度に行われた共通テストにおいては大問数が5問となっていたので
今後どのような形式になっていくかを見定めるにはもう少し時間が必要かもしれませんね。しかし今記事では昨年に行われた
共通テストを参考にしたいと思います。
センター試験… 4問
試行テスト… 5問
共通テスト2021…4問
大問構成
センター試験と試行テストの大問構成の違いについては下記の表を参照
センター試験 | 試行調査 | 共通テスト2021 | |
第1問 | 評論 | 論理的な文章(記述) | 評論 |
第2問 | 小説 | 論理的な文章と実用的な文章 | 小説 |
第3問 | 古文 | 詩とエッセイ | 古文 |
第4問 | 漢文 | 古文 | 漢文 |
古文 |
・最後のセンター試験は共通テストの方向性
昨年度に行われたセンター試験は従来のセンター試験の傾向とは少し異なった形になっており共通テストの方向性にシフトしたように見受けられました。
→図表やデータを読み取らせる問題や、文学的な文章を読ませる場合があります。
試行テストでは大問数は5問に設定されていましたが、共通テスト2021年度では大問数は4問で試行テストに
存在した詩とエッセイの大問が削除され、また出題文としては従来のセンター入試と大差ない内容になっていました。
では共通テスト2021年度と従来のセンター試験を大問ごとに比較していきましょう
共通テストの傾向(大問1⃣)
共通テスト2021年度の大問1⃣は従来のセンター試験と同様の評論が出題されました。
今後傾向が変化する可能性は十分にあると思いますが、試行テストにおいても大問1⃣は論理的な文章が出題されていたため今年も
評論が出る可能性が高いとみてよさそうです。
さて、肝心の出題内容ですが共通テスト2021年度を見たところ大まかな点では従来とあまり変更ありません。
ただいくつか変わった点があるので以下に挙げていきます
・出題文以外にも資料が提示されそれを理解することが求められる
・資料を踏まえたうえで解く必要がある問題が出題される
従来との変更点は以上の二つになります。
この二点についても、問題文の指示に則って解けば全く問題ないので過剰に心配する必要はないでしょう
共通テストの傾向(大問2⃣)
共通テスト2021年度の大問2⃣は従来のセンター試験と同様の小説が出題されました。
試行テストにおいては大問2⃣で小説が出題されていなかったため今年どうなるかは不透明な状態ですが
今記事では共通テスト2021年度を参考にしたいと思います。
さて、肝心の出題内容ですが共通テスト2021年度を見たところ大まかな点では従来とあまり変更ありません。
ただいくつか変わった点があるので以下に挙げていきます
・出題文以外にも資料が提示されそれを理解することが求められる
従来との変更点は以上一点のみになります。
これについても大問1⃣と同様に丁寧に文章を読めば全く問題ないので過剰に心配することはないでしょう。
共通テストの傾向(大問3⃣)
共通テスト2021年度の大問3⃣は従来のセンター試験と同様の古文が出題されました。
今後傾向が変化する可能性は十分にあると思いますが、試行テストにおいても大問3⃣は古文が出題されていたため今年も
古文が出る可能性が高いとみてよさそうです。
さて、肝心の出題内容ですが共通テスト2021年度を見たところ大まかな点では従来とあまり変更ありません。
ただいくつか変わった点があるので以下に挙げていきます
・出題文以外にも和歌が引用される
・複数文の内容を理解することが前提の問題が出題される
従来との変更点は以上の二つになります。
この二点についても、問題文の指示に則って解けば全く問題ないので過剰に心配する必要はないでしょう
共通テストの傾向(大問4⃣)
共通テスト2021年度の大問4⃣は従来のセンター試験と同様の漢文が出題されました。
今後傾向が変化する可能性は十分にあると思いますが、試行テストにおいても大問4⃣は漢文が出題されていたため今年も
漢文が出る可能性が高いとみてよさそうです。
さて、肝心の出題内容ですが共通テスト2021年度を見たところ大まかな点では従来とあまり変更ありません。
ただいくつか変わった点があるので以下に挙げていきます
・出題文以外にも主題が共通する文章が出題され主題を見抜く必要がある
従来との変更点は以上の一つになります。
この点についても、問題文の指示に則って解けば全く問題ないので過剰に心配する必要はないでしょう
まとめ
現代文は今回の共通テストで1番変化が大きい科目だと言われていました。
実際試行テストにおいては出題形式が大きく変わり困惑する人が非常に多かったですが、共通テスト2021年度を見る限り従来の
センター試験と大きく変わった点は少なくいかに練習量を積み重ねたかが大きなカギを握る試験だったと言えそうです。
あまり心配することなく、従来のセンター試験対策を積み重ねていけば高得点につながることが期待できるので
地道に演習を行っていきましょう!!
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