こんにちは!武田塾守口校校舎長の末永です!
今回は、「春の模試の判定で一喜一憂しない!模試の活用法」というテーマで記事にしました。
これから受験生になる人なら必ず模試を受けると思いますが、
例年は新学年になったばかりのときの模試の判定を気にしすぎる人がいます。
もちろん模試を受けたら、判定は気になります。
特に受験学年に上がって初めて受ける模試は偏差値を気にしてしまいがちです。
しかし模試というのは、
判定や偏差値よりも気にしなければならないところがたくさんあります。
皆さんが模試を受けて結果が返却されたときに、
何に気を付けるべきなのか今回ご紹介していきたいと思います。
春の模試の判定で一喜一憂しない!模試の活用法
模試の結果で気にするべきところ
模試の結果で、判定や偏差値は気にしなくてもいいです。
返却されたときにまずはじめに目につくと思いますが、正直春時点での判定などはアテになりません。
目安程度に考えておきましょう。
しかし、他に気にしておくべき箇所がいくつかあります。
・正解率
・できるべき箇所ができているか
模試の結果が返ってきたときは、この二点に注目してください。
正解率
自分がどれくらい正解できているのか、何を間違えたのかはまず第一に把握するべきことです。
これを把握することによって、
模試以降の勉強でどこをメインで勉強すればより点数を上げられるのかが分かります。
正解率は、模試以外にも過去問でも必要で、
正解しているところと間違っているところをしっかり把握できれば、
自分が苦手としている分野を洗い出すことができます。
大学入試の根幹は、難しい問題を解くことではなく、
できない部分をいかに減らせるかです。
大学入試の問題の大半は基礎からの出題です。
難しい問題だけ解けても、基礎を間違えれば大きな痛手になります。
できるべき箇所ができているか
そして次に「できるべき箇所ができているか」についてですが、
これは、皆さんが春の模試までにやってきた参考書の範囲です。
今までやってきたことを模試などの実戦形式で結果として反映されているのかを確認してください。
今までやってきた範囲の単元で間違えていたら、
次は同じミスを繰り返さないようにその範囲の復習をしてください。
それに加えて、
・自己採点結果を照合して本番の指標にする
・大問ごとの正解率を分析する
この二点を行いましょう。
これを踏まえて次回の模試でどうするのかを考えてください。
模試の結果で大問ごとに平均点が載っているのを見たときに、
「周りが取れているところを自分が取れていない」
このような箇所を気にしてほしいです。
どの大問が難しかったというよりは、
時間配分を間違えた経緯かどうかを分析しましょう。
大問1と2は全問正解しているのに大問4は全滅しているといったケースなら、
時間配分を間違えている可能性があるので、こういう箇所も気にしていくと尚良しです。
点数判定主義は良くない
何のために模試を受けているかと言うと、
受験本番の点数を上げるためですよね。
しかし、模試や過去問の点数がゴールになっている人が多いです。
今までやってきたところがどれくらい実力として反映できているのか。
思ったよりもできていないということを理解しておく必要があります。
社会科目などはすぐに模試の結果に反映されやすいですが、
英語や数学はなかなかすぐには結果に反映されません。
そこで、設問ごとの分析を改めてチェックして今後の対策に活かすことが重要です。
あくまでも受験本番の点数を上げるために模試をどう復習すればいいのかという視点で考えましょう。
まとめ
春に受けた模試の結果は気にする必要はないです。
春の模試で判定が良くてもあとからどんどん抜かれていく可能性もあるので、
あまり喜びすぎないように気を付けてください。
それよりも、正解率と自分のやった範囲ができているのかを気にしましょう。
模試の結果は、
・自分のやってきた範囲をしっかり取れているのか
・周りができているところを取れているのか
これらを分析して、次回の模試や今後の対策に活かしてください。
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