こんにちは。武田塾門前仲町校です。
いよいよハロウィンも終わり季節は冬になりました。
受験生たちは過去問を必死にときはじめ、意識の高い高1・2年生は自身の受験を強く意識し始めます。
しかし一方で 今回は親御さんや受験相談でよく聞く
「大学はいきたいというのに全く勉強しない」
「家でゲームしてYouTube見てごろごろしてばかり」
「本当に進学する気があるのかわからない…」
「大学で何をしたいとか…目的意識が全くない」
何を忠告しても「はいはい」と受け流す癖に、都合のいい時だけ親を頼ってくるのは何なのか…。
高校生なんてそんなものでしょうか…受験生自身も大変ですが、見守る親御さんもなかなかこういった悩みを相談できず辛い思いをされていると思います。
そんなお子さんにどう接したらいいか。
校舎ではどんなふうに接しているかを今回はご紹介します。
勉強しないことよりも、自覚・主体性のない、すべてが他人事のようなふわふわした行動にモヤモヤする
勉強ができないこと、成績が悪いことを心配なのはもちろんですが
本当に心配している点はそこではないのかもしれません
極端な例ですが
「自分は漫画家になるんだから大学には行かない!!!」
「専門学校に行って美容師になるんだ!!勉強はしない」
強い信念をもってここまで言い切っているのであればこんなにモヤモヤしていないのではないでしょうか?
親御さんの忠告に耳を貸さず
「勉強なんて将来役に立ちませんから~」
「親に言われたからとりあえず大学行くわ」
「自分のペースでやってたのに親に口出されてやる気失せた」
考えが甘くてゆるくて
誰かが何とかしてくれるでしょ?
という他力本願な態度が見えている「主体性」がないことが一番心配な点なんです。
高校生自身の視点で考えてみる…
高校生になったばかりなのに大学のことなんてよくわからない
高校受験をしたばかりなのに大学受験なんてよくわからないし
とりあえず大学行かないと就職とか大変そうだし
皆行くからとりあえず行かなきゃいけないんでしょ?親もいけって言ってるし
大学がよくわからないので目的意識以前に興味がない。なので勉強する意味を見出せない。
ぜひパンフレットを取り寄せたりオープンキャンパスに連れ出してあげてください。
学園祭などに行ってきてもらうのでもいいと思います。
キャンパスを見てみると大学に行くイメージが具体的に湧いてきたりすると勉強に対する意識が変わってきますよ。
部活引退後、夏以降から頑張って志望校に進学した。大学だってなんとかなる!
まさに高校受験で逆転合格をつかみ取り、成功体験をつかんだ子です。
こういう子は「大学受験は高3から、夏からで間に合う!」「偏差値20くらい余裕で上がる!」と経験から勘違いしていることが多いです。
日本で中学→高校に進学する人は99%なのに対し、高校→大学へ進学する人は約55%しかいません。
中学時代に偏差値を20上げることと、高校に入ってから偏差値を上げるのは難易度が違うのです。
こういった方はぜひ最新の受験情報や受験の仕組み、受験教科数、入試難易度などの具体的な知識を与えてあげましょう。
予備校などの受験相談会にお子さんも一緒に参加し目標校の共有などをするのに利用すると家族間で受験に対する意識共有にもつながります。
定期テストだけはがんばる
これは「期限を設けていないと後回しになってしまう」という典型的な例です。
定期テストは二週間前に課題の範囲が出るので期限内に何とか終わらせようと四苦八苦します。
しかし、日ごろから勉強する習慣がないため、思った以上に勉強時間が必要で終わり切らないことに気が付いたり、徹夜して定期テストを乗り切ろうとしたりします。
スケジュール管理が甘いので頑張っても思った以上に結果が出なくて親にも怒られるしやる気は削られる一方です。
「全てのことには期日がある」ということを伝え、毎日の家庭での学習にも期日を決めて取り組んでもらいましょう。
周りの子が勉強してないし…
周りの子たちが勉強していないしこんなもんかな?と自分で受験勉強のスケジュールをなんとなく組んでいるつもり
でも期日の意識も目標もあいまいで、やっているつもり結局何も行動しないで終わっているタイプです。
自分の中の約束は破ってもだれにも咎められませんから…。
「勉強しなさい」というだけでなく、志望校の科目などを確認しどんな勉強をしたらいいか
ご家族と受験情報や勉強の内容を共有できるようになると、改善されやすいです。
受験勉強を頑張ってる友人と励ましあい進捗報告しあうのもいいですね。
勉強をしない子供に親はどう向き合ったらいいのか
校舎長もまだまだ受験生モードにスイッチが入らない生徒さんに対峙したときどうしたらいいもんか…と日々頭を抱えていたりします。
その中でいろいろな気づきもありましたのでここに共有していきたいと思います。
勉強の話以外にもいろいろお話してみてください
話しやすい状態を作り、まずはお子さんといろんなことを話してみてください。
高校生の身近な両親などに本音で話すのが難しい年頃ですので、直球の質問を投げかけても答えてくれない可能性があるからです。
(顔を合わせれば勉強のこと、成績のことばかり聞かれているとYouTubeやゲームの世界に現実逃避したくもなります…。)
進路を聞く前に「やりたくないことって何?」「AとBならどっちがすき?」など答えやすい質問を投げかけてみるといいでしょう。
逆に年の近い友人や講師などにはぽろっと本音をこぼすこともあります。
第三者を介して話してみることも有効です。
干渉しすぎない、しかし、ほっておかない
あれやこれやと口を出しすぎると天邪鬼に行動しなくなっていくのが高校生です。
逆に何も指示されないと何かしらの興味や行動を起こします。
興味を持った時に、情報提供できるような環境だけは整えておくとよいでしょう。
わかりやすいものですと大学のパンフレットや、受験案内を取り寄せておく。
オープンキャンパスや学園祭情報を伝えるなどです。
自分から「○○したい」と主体的に伝えてくるまでは情報提供にとどめ、
お子さんの希望を聞いたら具体的にどうしていけばいいか話し合いましょう。
(▼武田塾チャンネルも大学情報をエンタメ的に紹介してるのでオススメです)
大学受験に関する情報は親御さんも知っていてほしい!
センター試験の時はある程度暗記をすれば8割・9割得点することも難しくない…そんな時代もありました。
しかし共通テストに代わり試験問題の傾向は大きく変わりました。
学校によっては独自の「総合問題」という特殊な問題を課す大学などもあります。
現在毎年大学入試は何かしら変更が起きている状況です。
お子様から相談を持ち掛けられた際、一緒に考えてあげられるよう、大学入試の制度などについてはチェックしておきましょう。
(受験相談などにお越しいただければ、ご相談・ご説明が可能です!)
おろそかになりがちな「健康管理」をサポートしてほしい
自己管理能力が甘いお子さんはご自身の健康管理のセルフコントロールも苦手なことが多いです。
だらだらしてたらいつの間にか「夜更かし」してしまい昼夜逆転生活になったり
「徹夜」をして何とか定期テストに間に合わせようとしたり
「食事」をまともに取らなくなったり
最終的には健康状態に影響が出て、思考力も落ち、癇癪持ちになったりうつになったり…。
就寝・起床時間やお食事など日常生活から健康管理をサポートしてあげましょう。
あまり言わないほうがいいことば
「だから言ったでしょ」
私も口からよく出してしまいそうになる接頭語です。
忠告したのにどうしてこうなってしまうのか…!
しかしこの言葉はお子さんの心の扉を閉ざすことにしかならない言葉なのでぐっとこらえます。
上下関係をつくる言葉「○○しなさい!」
こちらがダメな理由は、お子さんとの間に一種の上下関係が生まれてしまい
大人との関係をお子さんたちが「主従関係」のように感じはじめると主体的に考える力が弱ってきます。
勉強はさせられるもの。言われたことだけやる。
小言は反論すると両親の機嫌を損ねるからうまく受け流す。
こうなってしまうと修正が難しいため気を付けましょう。
不正やごまかしを断罪する言葉
点数や虚偽の報告をしてしまう生徒さんは悲しいことですがいらっしゃいます。
しかし、ただ不正を怒る、問い詰める言葉をかけると犯罪者と警察官のような関係性になってしまい本音を話さなくなってしまいました。
不正したことを叱ることは必要ですが、なぜ不正してはいけないのかをしっかり伝えることが重要です。
武田塾は「モチベの薄い生徒さん」にほど効果がある塾です
勉強できる量・時間を意識し学習スケジュール管理をしてもらえる!
武田塾では生徒さんの志望校に合わせて個別に年間学習スケジュールを立てています。
いつまでに何ができていないと志望校に間に合わないのか?
どのレベルで勉強できていないといけないのか?
1日ごとに何の課題をやればいいか明確にスケジュール管理してもらえます。
セルフコントロールする力もだんだんついてきますよ!
またこちらの指導報告書は、保護者様はスマートフォン・PCなどで確認できるようになっています
保護者さんに自習室入退室の通知連絡も実施していますので生徒・保護者・塾の三者で学習進捗を共有できるようになっています!
志望校がない生徒さんにも中期目標・短期目標を立てて取り組む習慣づけができる!
まだ志望校や、学部が明確に決まっていないお子さんには半年後や三か月後など、短期目標を立てて
最終的にどんな志望校を希望しても間に合うようにスケジュール管理をしています
たとえば「定期テスト範囲を〇週間でマスターする!」「〇月の英検で〇級合格!」「この参考書を1か月でマスターする!」などです。
小さな目標から達成していく感覚をつかんでいくように促します。
口頭テストでの理解度チェックは「なんのために?」「どうしてこうなる?」いつも質問の連続!
武田塾の特訓では「口頭テスト」を60分間実施しています。
ペーパーテストでなんとなく回答していた問題や、参考書の内容を雰囲気で理解していたつもりになっている箇所を
徹底的に質問し理解度を確認していきます。
「なんでこの答えになるのか最初から説明してみて?」と毎回尋ねられるので、
普段の学習からも「どうして?」「なんで?」が説明できるようになるまで調べるクセが付きます。
大学生の講師と話していると大学への憧れがわいてくる…かも!
子供と同年代や年齡の近い人達が努力している姿を見ると、自分も頑張ろうという気持ちが芽生えやすいです。
また大学生活の話、サークルの話、就活の話など
大学生活を具体的にイメージできない高校生にはリアルな大学の話はよい刺激になります。
友達と一緒に勉強すればや励ましあえる!
武田塾はお友達と一緒に通っている生徒さんが毎年多くいらっしゃいます。
とはいっても自習室の中は常に集中モードの受験生がいっぱいなので私語厳禁です。
休憩がてらに一緒にコンビニにいったり、登下校したりするだけでも自習室の滞在時間が増えていきます。
一緒に頑張る仲間がいると勉強習慣のないお子さんでも頑張れるいいサイクルが作れますよ。
ご両親が最大の応援者だとお子さんにわかってほしい!
大学受験を控えた子どもを持つ親にとって、悩みごとや心配なことが尽きることはありません。
高校受験のときとは違って大学受験ともなると必要な知識量や、難易度が高まるため、不安な心境になるのも無理からぬことでしょう。
遠くから見守ること、近くで叱咤激励してあげること、
色々な角度からサポートが必要ですが受験を乗り越えるために一緒に取り組んであげましょう!
武田塾の受験相談会では受験のプロである校舎長が同席し三者でお話合いをする機会です。
「志望校を目指すには具体的にどこまで頑張らないといけないか」等
模試の結果をご持参いただければ、より具体的なお話も可能です。
(受験相談会を機に受験生の意識を芽生えた…というお声もいただいております。)
大学受験は入試で合格をつかむまでずっとストレスと戦い続けることになりますが
あたたかく見守ってくれる親御さんがそばにいることは心の支えになります。
武田塾ではそんな親御さんと一緒に頑張る受験生を最後まで支えていきます!
武田塾では、保護者の方だけで受験相談していただくことも可能です。
受験に関する情報収集などの目的でも、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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東京大学・筑波大学・横浜国立大学・千葉大学・首都大学東京・埼玉大学
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