こんにちは。武田塾門前仲町校です!
2022年4月(今の高2)から新学習指導要領がスタートしました!
新課程に対応した2025年度入試では教科・科目の再編に伴い
大学入学共通テストをはじめ多くの大学で変更が予定されています!
今回は具体的な変更点や、新課程入試に対応した受験対策について皆さんにお伝えしていきたいと思います!
- 2025年度 新課程に伴い再編された教科・科目を詳しく知りたい!
- 新課程で特に大きな変更点があった「数学」解説!注目すべき点は?
- 新課程の変更で数学の共通テストはどのように変わるの?
- 新課程の変更に伴い、国公立二次試験や一般入試で数学はどのように変わるの?
- 新課程で特に大きな変更点があった「社会」「歴史総合」「公共」解説!注目すべき点は?
- 新課程の変更で社会の共通テストはどのように変わるの?
- 新課程の変更に伴い、国公立二次試験や一般入試で社会はどのように変わるの?
- 新課程で新規に追加された「情報」解説!注目すべき点は?
- 新課程で新規に追加された「情報」の共通テストの問題はどうなるのか?対策は?
- 変化の大きい時期!だからこそ早めの基礎固めと情報収集
2025年度 新課程に伴い再編された教科・科目を詳しく知りたい!
国語 | 「現代の国語」「言語文化」が必履修科目。 |
地理歴史 | 「地理総合」と、近現代の歴史を学ぶ「歴史総合」を新設 |
公民 | 必履修科目「公共」を新設。 |
数学 | 数学Ⅲ、数学B、数学活用の内容の一部を移行して「数学C」を新設 |
外国語 | 学ぶ単語数は最大700語増。 「英語コミュニケーション」では主に4技能を総合的に学び、「論理・表現」で書く・話すを重点的に扱う |
情報 | 必履修科目「情報Ⅰ」ではプログラミングの基礎を扱う |
さまざまな変更・新設が行われておりますが
特に大きな変更は「数学」「社会」「新設された情報」でしょうか。
今回はこの三点に絞って詳しく解説していきます。
新課程で特に大きな変更点があった「数学」解説!注目すべき点は?
数学の範囲組み換えと「数学C」の追加
ベクトル、式と曲線、複素数平面がCに移行
数学Bの中に「統計的な推測」が入試で必須化されます
現在数学Aの「整数」→「数学と人間の活動」と名称変更される
文系も数Cの履修が必要になる?
数Ⅲがいままで理系にしか必要なかったため数Cも理系にしか関係ない…?と考えている方
じつは数Cのベクトルについてはほぼどこの文系大学でも出題すると発表されています。
分け方がややこしくなっているため気を付けましょう
新課程の変更で数学の共通テストはどのように変わるの?
気になるのは共通テストの問題にどのような変更があるか?という点ですね。
既に大学入試センターで試作問題が発表されておりますのでそちらを参考にご紹介していきます
参照:令和7年度試験の問題作成の方向性、試作問題等|大学入学共通センター
数1A | 出題内容 |
大問1 | 数と式、図形と計量 |
大問2 | 二次関数・データの分析 |
大問3 | 図形と性質 |
大問4 | 場合の数と確率 |
図形・整数・確率から三つ選ぶ方式→選択はなくなり、そもそも整数の出題がなくなっています
共通テストでしか数学を使わない予定の人は整数の対策が必要ないとも言えます。
数ⅡBC | 出題内容 |
大問1〈必答〉 | 数Ⅱ/三角関数 |
大問2〈必答〉 | 数Ⅱ/指数関数・対数関数 |
大問3〈必答〉 | 数Ⅱ/微分積分の考え方 |
大問4 | 数B/数列 |
大問5 | 数B/統計的な推測 |
大問6 | 数C/ベクトル |
大問7 | 数C/平面上の曲線と複素数平面 |
試験時間が60分→70分に変更されています。
選択の中に数Cが必ず一題は含まれるため文系の方も数Cを選ばなければいけません。
王道は二次試験や一般入試でも多くの大学で出題するといわれている数列・統計的な推測・ベクトルを選択することでしょう。
理系は統計的な推測を飛ばして解く選択をする方が多くなるかと思います
複素数平面の共通テストでの出題は初になるため、別の問題集でしっかり対策を行っておきましょう!
また現状新課程対応の共通テスト問題集はまだ発売されていません
今のうちに出題される範囲を別の参考書で進めておきましょう!
新課程の変更に伴い、国公立二次試験や一般入試で数学はどのように変わるの?
次は国公立二次試験での取り扱いについて。
動画の中では国公立大学ごとの入試情報のまとめが掲載されておりました。
注目すべき点は
基本的にはベクトルはどの大学でも出題するが
整数と統計的な推測については出題する大学・しないと発表している大学がある点です。
また統計的な推測分野は今までほとんど入試の出題範囲からは外れていたのですが出題されるようになる様子。
対策する参考書や問題集がまだ発売されていないため
共通テストなどの予想問題での共通レベルまでの対策しか現状はできないと考えられます。
そこまでの対策だけはしっかり欠かさず行っておきましょう!
ご自身の志望している大学の入試情報や試験範囲を確認し、必要な対策を出来るところからいきましょう。
新課程で特に大きな変更点があった「社会」「歴史総合」「公共」解説!注目すべき点は?
世界史&日本史ミックス「歴史総合」の追加
今まで近現代史を主に学んでいたA科目は歴史総合として世界史・日本史の近代史を一緒に学ぶカリキュラムに代わりました。
「現代社会」に代わり「公共」の追加
法律や経済の仕組みに加え、社会保障の現状なども学ぶ科目として追加されました
新課程の変更で社会の共通テストはどのように変わるの?
やはり気になるのは入試や共通テストの問題にどのような変更があるか?という点ですね。
数学同様、大学入試センターで試作問題が発表されておりますのでそちらを参考にご紹介していきます
参照:令和7年度試験の問題作成の方向性、試作問題等|大学入学共通センター
旧課程・新課程ともに上記の中から最大2科目を選んで受験することになります。
注目すべきは日本史や世界史を選択すると「歴史総合」として「日本史+歴史総合の世界史」or「世界史+歴史総合の日本史」の対策まで行わなければならないという点です。
また、試作問題では資料を読み取り考える必要のあるような問題も見受けられました。
これからの歴史は「暗記」から「思考力」も問われる科目になるといえそうです。
また「現社」に相当する「公共」だけでは共通テストが受けられなくなりました
「倫理・政治経済」という科目もなくなっています。
公共・倫理では政経の内容は出題されませんし、公共・政経のほうでは倫理の内容は問われませんので若干この点は負担がなくなったといえるかもしれません。
地理に関しては現行と大きな変化は見られませんでした。
新課程の変更に伴い、国公立二次試験や一般入試で社会はどのように変わるの?
国公立二次試験や一般入試では
「日本史探求・世界史では歴史総合は範囲としない」大学と
「歴史総合を範囲に含む」大学の二つに分かれています。
併願するときに歴史総合を含む大学を入れてしまうと対策が増えることになります。
また、現在まだまだ歴史総合の対策が出来る参考書や問題集は多くありません。
今のうちに出来ることとしては日本史探求・世界史探求を旧課程の参考書で出来るところまで対策しておき、参考書が出そろってきたら追加の対策として取り入れることでしょう。
新課程で新規に追加された「情報」解説!注目すべき点は?
新課程から新たに追加された「情報」は大きく4つの単元に分類できます。
情報社会
情報モラルや情報技術の役割について学習し、情報を正しく扱う知識の習得する
情報デザイン
情報デザインは、必要な情報が正しく効果的に発信できるよう、取り扱う情報を正しく整理し表現するためのスキルをまなぶ
プログラミング
コンピューターの仕組みを学んだり、プログラミングを組み立てる授業を行う。
プログラミングの問題がプログラミングコードを使うなど数学や物理に近い傾向の勉強です。
情報ネットワーク
ネットワークの規模や使用状況に応じてどのような構成がよいか、
生活を豊かにするために情報機器のメリット・デメリットを生かして活用していけるかを学ぶ。
情報社会・情報デザイン・情報ネットワークは用語の暗記・理解など知識を覚えるタイプの勉強なので
参考書などで対策していくことができます。
しかし日進月歩で新しい技術がどんどん出てきてしまう科目であるため
最新の知識を出題されてしまうと参考書で対応することは難しい点もあります。
新課程で新規に追加された「情報」の共通テストの問題はどうなるのか?対策は?
やはり気になるのは共通テストの問題はどうなるか?という点ですね。
数学同様、大学入試センターで試作問題が発表されておりますのでそちらを参考にご紹介していきます
参照:令和7年度試験の問題作成の方向性、試作問題等|大学入学共通センター
現段階ではまだ試行問題しか出ておらず、対策する参考書もまだまだ数が少ない状況です。
武田塾チャンネルでは
「教科書と参考書(出ていれば予想問題&施行問題の対策)で60%~70%程度まで狙えるが、
それ以上の点数を目指すには知識の深堀がかなり必要な高得点を狙うのは難しい科目」とのことでした。
多くの国公立入試で共通テストで必須となるため対策が必要な科目ですが
上記の点も考えると優先順位は他教科に比べて低く感じます。
共通テストでしか使わない可能性も高いです。
今対策できる教科を優先していきましょう。
逆に浪人でもし情報が必要になった!という人がいたら既存の参考書で対策をしっかりして挑むとよいでしょう。
現役生はなかなか情報科目まで対策が回らないのではないかと予想されますので
その点で差を付けられるかもしれません。
謎のプログラミング言語「DNCL」ってなんだ…?
共通テスト手順記述標準言語の略称です。
プログラミング分野は学校によりpythonやJavascriptを使用し学習している様子ですが、
共通テストでは新たに作った独自の言語を使用しテストを行います。
学校の授業で対策をしてくれるかわからないため
ご自身で予想問題や問題集などで学習しておいた方が良いかもしれませんね。
変化の大きい時期!だからこそ早めの基礎固めと情報収集
今回は新課程の入試についてご紹介させていただきました。
総括していえることはまだまだ分からない点が多い!ということです。
だからこそ
「今できる限りの対策を実施すること!」
「志望校についての入試情報をこまめに集めること」
が特に重要になってきます!
そのほかにも「具体的に○○大学を目指しているけどどうなんだろう?」
「どういう対策をしていけばいいのか知りたい!」
そういった方はぜひ武田塾までお越しください。
+゚*。:゚+.゚*。:゚+.゚*。:゚+.゚*。:゚+.゚*。:゚+
\2024年度合格体験記随時更新中🙌🎊🌸/
🆕【2024年度!合格速報】慶應義塾大学 商学部に合格体験記~入塾から偏差値30以上UPの大逆転!~
🆕【2024年度!合格速報】明治大学 情報コミュニケーション学部に合格体験記~1年で偏差値20以上UPし逆転合格!
🆕【2024年度!合格速報】学習院大学 法学部に合格体験記~E判定→8月入塾から怒涛の大逆転!~
🆕【2024年度!合格速報】関西大学 法学部&政策創造学部に合格体験記~直前の過去問対策で偏差値20以上UP!~
🆕【2024年度!合格速報】駒澤大学 グローバルメディアスタディーズ学部に合格体験記~たった2ヶ月で志望以上の大学へ進学!~
🆕【2024年度!合格速報】東京薬科大学 薬学部に合格体験記~部活との両立!短期間の逆転合格!~
🆕【2024年度!合格速報】関東学院大学 栄養学部に合格体験記~苦手な暗記を克服し逆転合格!~
🆕【2024年度!合格速報】青山学院大学 理工学部に合格体験記~部活引退後!短期間の逆転合格!~
・・・その他合格体験記はコチラから!
+゚*。:゚+.゚*。:゚+.゚*。:゚+.゚*。:゚+.゚*。:゚+
/
🌸ライバルと差をつけるなら今がチャンス!
新課程対応ルート表をプレゼント中!
\
\Twitterはじめました/
武田塾門前仲町校では、
東京都江東区門前仲町・木場・東陽・南砂・豊洲、有明、中央区佃・月島・勝どきエリアなどから多くの生徒が通塾しています。
東京大学・筑波大学・横浜国立大学・千葉大学・首都大学東京・埼玉大学
東京工業大学・一橋大学・東京外国語大学・お茶の水女子大学・横浜市立大学・東京農工大学・東京学芸大学・電気通信大学・東京海洋大学などの国公立大学をはじめ、
早稲田大学・慶応義塾大学・東京理科大学・上智大学といった難関私立大学や、MARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)に逆転合格を目指して通っている生徒が数多く在籍しています。
門前仲町校で一緒に勉強して、第一志望合格を勝ち取りましょう。
無料の受験相談をおこなっております!
・成績が伸びていない…。
・苦手科目があるんたけど、何をやれば良いの?
・どんなペースで勉強すれば良いかわからない!
などなど、受験にまつわるあらゆるお悩みに個別にアドバイスさせていただいております!
お気軽にお問合せください♪
お電話でのお問合せもお待ちしております♪
===============================
日本初!授業をせずに偏差値を上げる大学受験専門塾
【武田塾 門前仲町校】
〒135-0048東京都江東区門前仲町2-2-2市川ビル2F
TEL:03-3642-9984
===============================