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今回は英語の外部試験利用入試の中でもTOEICや英検、TEAPがどんな試験なのか
それぞれのの違いに焦点を当てて説明していきたいと思います。
この記事を読むとわかること ・TOEIC、英検、TEAPの特徴 ・TOEIC、英検、TEAP メリット・デメリット ・受験生にとくにおすすめの外部検定資格 ・大学入試での活用方法 ・高1・高2など、非受験学年ほど受験しておいたほうがいい理由を解説 |
5本立てでお送りします。
「実用英語技能検定」 英検、てどんな試験なの?
正式には「実用英語技能検定」という日本では権威ある民間非営利団体
「日本英語検定協会」により運営・実施されています。
5級~1級までのレベルがあり、
スコア式ではなく一次(筆記)と二次(面接、3級以上)をパスすると取得できます。
落ちるか通るかの試験です。
英検の特徴
日本国内でしか使えない
二級以上から履歴書に記載することが可能ですが
外資系の企業への履歴書に記載してもあまり効力はないかもしれません…
一旦取得するとずっと使える!
失効することはありませんが
大学受験の出願資格として使うときには「過去〇年以内のもの」などの記載がある場合があります。
受験機会は年3回!
頻度: 年3回
6月・10月・1月のみです
費用: 1級: 8,400円、準1級: 6,900円、2級: 5,800円、準2級: 5,200円、3級: 3,800円、4級: 2,600円、5級: 2,500円
級によってはTOEICよりも高くもなりますが、ずっと使える資格だと考えると高くはないかもしれません。
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「TOEIC」てどんな試験なの?
「Test of English for International Communication」(国際コミュニケーション英語能力テスト)の略で、
「ETS: Educational Testing Service」と呼ばれる米国の世界的に権威ある民間非営利団体により運営・実施されています。
TOEICは大きく分けて、以下の3つの種類があります。
・TOEIC®︎Listening&Reading Test(トーイック・リスニング&リーディグテスト)
・TOEIC®︎Speaking&Writing Test(トーイック・スピーキング&ライティングテスト)
・TOEIC®︎Bridge®︎Test(トーイック・ブリッジテスト)
この中で、最も普及しているのは「TOEIC®︎Listening&Reading Test」です。
TOEICといえば一般的にこの試験のことを指します。
TOEICの試験形式は以下の通りです。
Listening & Reading Test(トータル990点満点/マークシート形式)
試験時間 | 問題数 | 満点 | |
リスニング | 45分 | 100 | 495 |
リーディング | 75分 | 100 |
495 |
Speaking & Writing Test(トータル400点満点/パソコンに向かっての受験)
試験時間 | 問題数 | 満点 | |
スピーキング | 20 | 11 | 200 |
ライティング | 60 | 8 | 200 |
TOEICの特徴
10点~990点まで!5点刻みで採点される。
英語力を正確に把握したい場合、うってつけの試験だといえるでしょう。
内容が社会人向けのビジネスよりな内容である。
例えばメールの内容がビジネス上のやり取りだったり、リスニング問題の内容が、上司との会話だったり。
より実践的な英語力を試せる試験といえます。
一方で、シチュエーションがビジネス寄りなだけであり、難しい用語などは出てこないので、社会人経験のない学生でもすぐに慣れるでしょう。
有効期限は2年!
英語力実力維持のためには常に受け続ける必要があるということですね。
開催頻度が多い!
頻度: 年10回 費用: 5,725円 / 回
社会人も受ける試験なので受験機会が多い点はうれしいところ!
「TEAP」ってどんな試験なの
TEAP(ティープ)とは、Test of English for Academic Purposesの略語で、上智大学と公益財団法人 日本英語検定協会が共同で開発した、大学で学習・研究する際に必要とされるアカデミックな場面での英語運用力(英語で資料や文献を読む、英語で講義を受ける、英語で意見を述べる、英語で文章を書くなど)をより正確に測定するテストです。
テスト形式は総合的な英語力を正確に把握することができるよう「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能で構成しています。とりわけ日本の英語学習者の弱点と言われる「Speaking」と「Writing」については、世界的に有名な英国のベッドフォードシャー大学の研究機関であるCRELLA(Centre for Research in English Language Learning and Assessment)の監修のもと、開発を行いました。(TEAP/日本語検定協会 抜粋)
大学受験のために作った英語資格といえます。
簡単に言うと今までの試験では「読む」「書く」しか測れなかったのに対し、
「話す」「聞く」力も測れるようになった!
すでに現在、早稲田大学や明治大学などの200校以上が導入していて、これからも導入する大学は増えていくと考えられます。
上智大学では2021年度入試から大学入学共通テストまたは英語外部検定試験(TEAPなど)を活用した新制度を始めると発表しました。
関連リンク:TEAP採用大学の一覧|日本英語検定協会
テスト | 時間 | 特徴 |
リーディングテスト | (時間:70分) |
マークシートによる択一選択方式 長文読解中心 100点満点の試験。 |
リスニングテスト | (時間:約50分) |
マークシートによる択一選択方式 CDから流れる音声を聞き取る 100点満点の試験。 |
ライティングテスト | (時間:70分) |
記述式で、要約問題と 200字程度のエッセイを書く 100点満点の試験。 |
スピーキングテスト | (時間:約10分) |
1対1の面接方式 録音または録画され採点される 100点満点の試験。 |
TEAP|日本語検定協会より抜粋
「TEAP」の特徴
英語力を「スコア」と「バンド」でフィードバック
テスト結果は4つのカテゴリーごとに20~100までのスコア+CEFR(セファール)による6段階のバンドのうちA1~C1までの力を測定
バンド表示で結果を教えてくれます。
受験者の英語力が、世界的に利用されているレベル表示でどの程度に位置するのかを知る目安となります!
(ブリティッシュ・カウンシル ウェブサイトより抜粋)
有効期限は2年!
TOEIC同様、有効期限があります。
試験は年6回開催!
TEAP(7月・9月・11月)
TEAP CBT(6月・8月・10月)
それぞれ年三回の試験が実施されています。
費用:
4技能パターン( Reading / Listening + Writing / Speaking ) 15,000円/回
2技能パターン( Reading / Listening ) 6,000円/回
TEAPとTEAP‐CBTの違い
CBTは”Computer Based Testing”の略です。
コンピュータを使って試験を行うことで、大学生活で遭遇する可能性の高いシチュエーションをよりリアルに作り出しています。
そのため、実用的な英語力を測ることができる試験です。
しかし
試験情報が少ない
TEAP試験に比べ、TEAP CBT用の問題集などがあまり出ていない。
また、コンピューターの操作やヘッドホンの使い方など、慣れないとスムーズに試験を受けられない。
採用大学が少ない
TEAPを入試に利用できる大学は増加していますが、TEAP CBTを利用できる大学はそれほど多くありません。一般入試との併用という形が多いです。
TOEIC・英検・TEAP どれがおすすめか…?
TOEIC・ビジネス英語寄り。受験英語とは少し方向性が違うかも。 ・ビジネスマン、就職を控えた大学生に受験者が多い。 ・受験機会が多く気軽に受験できるので、英語力の進捗を確認するのに効果的。 ・社会に出てから就職、転職活動、内部昇進に求められることがある。
英検・受験英語と呼ばれ、中高校生に受験者が多い。 ・英語の4技能(読む、聞く、話す、書く)を測定するので、より正確な英語力がわかる。 ・大学受験対策として用いられることがある。 ・合否がはっきりと出る。
TEAP ・国内の大学で、TEAP・TEAP CBTの試験結果を利用して入学試験を受けるための試験。 ・英語の4技能(読む、聞く、話す、書く)を測定するので、より正確な英語力がわかる。 ・英検と異なり、有効期限がある。 ・合否ではなくスコアで判断。 ・TEAPとTEAP-CBTなら「TEAP」のほうがおすすめ |
上記のような特徴から、社会人や大学生はステップアップのためにTOEICを、
英語の基礎を固めて大学受験に備えるには、英検やTEAPを受けることをおすすめします。
大学入試への活用
ではこれらの外部検定資格ををどのように活用するのか、
またどのくらいのレベルがもとめられているのかを見ていきましょう。
特定のスコア以上を取得していれば受験資格を得られる 特定のスコア以上を取得していれば英語の試験を免除される 持っているスコアによって入試の得点に加点がなされる |
などの活用方法があります。
ここで、一つだけ例を挙げて一緒にみてみましょう。
青山学院大学/国際政治経済学部 国際コミュニケーション学科 一般入試B方式 (青山学院大学2021年入試要項より抜粋)
そして2020年A方式(英検利用なし)との倍率の比較がこちら (パスナビ|旺文社より) |
このように出願資格を満たしていないと受けられないため、
倍率は外部検定利用なし場合よりも低くなることがあります。
※TOEICをどのように活用するのか、またどのくらいのスコアが求められているのかは大学によって異なるので、自分が志望する大学のサイトなどで確認するようにしましょう。
高1・高2など非受験学年ほどTOEIC・英検・TEAPを受けたほうがいい理由
理由は大きく分けて3つあります。
①入試のチャンスが広がる
前述のとおり、英検やTEAP利用ができるだけでも受けられる入試方式の幅が広がります
②英語の試験免除なら、ほかの教科への対策に時間を使えるようになるので差がつく
入試方式によっては、
特定のスコア以上を取得していれば英語の試験を免除される
持っているスコアによって入試の得点に加点がなされる
→その試験では英語のテストが必要なくなる
ということです。
その分他教科の対策に専念できます。
※大学によって扱いには差があります。
③高1・高2から始めれば受験機会も単純に増える
高3から慌てて英検を取ろうとすると最大でも3回までしか受験機会は残っていませんが
もっと早くに始めていればその分受験のチャンスも単純に増えます。
繰り返し挑戦しスコアアップにつなげられます。
まとめ
・TOEIC・英検・TEAPの試験の特徴メリット・デメリット ・受験生には特に英検・TEAPがおすすめ ・大学入試での活用法は大きく分けて3つ ・チャンスを増やすためにも、高1・高2からぜひ外部検定試験に挑戦していきたい |
近年では入試に外部検定を利用する大学が増えてきたため、
TOEICや英検などの資格を取得しておけば受験で英語が免除になるなどかなり有利にはたらく場合もあります。
また、外部検定利用型入試は一般入試と比べ偏差値が低い傾向にあるので、受けておくと受験で有利になるかもしれません。
特に高校1,2年生は受験までに時間があるため、これらの外部試験の勉強をしてみるのもいいでしょう。
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