こんにちは、武田塾茂原校の高橋です。
さて、今回のテーマはズバリ英語の勉強法です。
英語は大学受験において、文系でも理系でも、避けて通る事が難しい科目である分、苦しんでいる人も多いかと思います。
最近は英検を始めとした民間の外部検定試験を利用する入試など、4技能全ての実力が求められれる傾向が高まりつつありますが、そうはいってもやはり、入試に置いて圧倒的に大きな比重を占めるのはリーディングでしょう。
そこで今回は、リーディングの勉強方法について、まとめていきたいと思います。
リーディングの勉強法
いきなりリーディングに取り組んでも無理!
さて、リーディングとは読む事、つまり主には(長文)読解の事を指します。
受験英語において、このリーディングが、かなりのウェイトを占めている事は間違いないでしょう。
しかし、だからと言って、いきなり長文読解に取り組んでも、全く歯が立たず、うまく行きません。
何事にも、やはり準備と言うものがあります。
その準備の第一段階が、単語と文法です。
リーディングの勉強ステップ① 単語&文法
やはり単語と文法の基礎が身についていなければ、読解など出来るはずもありません。
まず、単語について。
想像してみて欲しいのですが、例え日本語であったとしても、意味を知らない言葉が大量が使われたいたら、文章の意味を正しく捉える事は出来ないでしょう。
ましてや、英語では尚更です。これについては比較的異論は少ないと思います。
しかし一方で、文法となると、軽視している人が多くなる印象を受けます。
「だって、日本語の文法なんて何も意識しなくても、日本語読めるし、話せるもん・・」
と言ったところでしょうか。
しかし、これは日本語が皆さんにとっての母国語であり、「勉強して」ではなく、自然と身に着けてきたものだからこそ出来る事です。
あるいは、英語であっても、海外に数年留学でもすれば、そのような事も可能かもしれません。
しかし、皆さんは現段階において、「日本国内で」「勉強として」英語を身につけなければならないからこそ、この記事を読んでいるのだと思います。
確かに、重箱の隅をつつくような細かい文法事項まで抑えなくても、ある程度は長文を読む事も可能だとは思います。
とは言え、長文も一文一文の連続であり、その一文を理解するには、やはり最低限の文法知識は不可欠なのです。
では、単語や文法は、どう身に着けるべきなのか、以下でお勧めの参考書を紹介していきます。
お勧めの単語帳
単語はシステム英単語や、ターゲット1900などをお勧めします。
どちらも一冊の中でレベルが3段階に分かれていますが、共通テストなどのレベルで言えば2段階目くらいまでは覚える必要があるでしょう。
MARCH等の難関大レベルを目指す場合は、全ての単語をしっかり覚える必要があります。
また、これらの単語帳より、さらに初歩レベルの単語に不安がある人は、システム英単語Basicやターゲット1400から始める事をお勧めします。
と言うか、単語力に余程自信がある訳でもない限り、基本的にはこちらからスタートする事をお勧めします。
これらの単語帳のレベル感等については、以下の記事に詳しくまとめているので、参考にして下さい。
ターゲット1400と1900、シスタンとシスタンBasic、どちらから始めるべき?
お勧めの文法参考書
文法については、現時点での皆さんの学力や得意不得意にもよるのですが、英語(文法)が苦手と言う人は、
・大岩のいちばんはじめの英文法(超基礎文法編)
・肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本
などで、まずはしっかり基礎を身につけましょう。
その後、
・NextStage
・Vintage
などの網羅系と呼ばれる参考書で力を付けていくと良いでしょう。
ただ、これら網羅系と呼ばれる参考書は、名前の通り、必要な文法知識を、この1冊でほぼ一通り身に着ける事が出来る一方で、ボリュームが大きく、解説の量も必要最低限になっています。(1問ごとの解説はあるものの、例えば現在完了なら現在完了、不定詞なら不定詞と言った、文法事項ごとのまとまった解説が少ない。)
これが英語が苦手な人にとっては負担で、俗に言う、ネクステ沼に嵌ってしまいかねないので、そう言う場合は
・英文法ポラリス1
をお勧めします。なお、以下の記事を参考にしてみて下さい。
英文法の参考書、「英文法ポラリス」と「ネクステ(NextStage)」 どちらがお勧め?
リーディングの勉強ステップ① 構文解釈
単語と文法がある程度身についてたら、次は構文解釈です。
構文解釈と言うと、難しく聞こえるかもしれませんが、要するにまずは単文を読む力を身につけましょうと言う事です。
長文と言っても、結局は一文一文の連続ですから、この力があるかどうかが長文読解力のカギになります。
では、この構文解釈の力を付けるためにお勧めの参考書を以下で紹介します。
お勧めの構文解釈参考書
構文解釈については、
・肘井学の読解の為の英文法が面白いほど分かる本
をお勧めします。
英文法(と単語)の基礎を身に着けても、文章がなかなか読めないと言う場合、せっかく身に着けた文法の知識が、純粋な文法問題を解く為にしか使えておらず、読解に応用する力が不足しているケースがよくあります。
この参考書は、そんな力を身に着けるのに最適なものになっています。
ここまで来たら、ついに長文読解!!
さて、ここまでの準備が整って、やっと長文読解、すなわちリーディングの参考書に入る事が出来ます。
リーディングは1日にしてならずです。
では、最後に長文読解のお勧め参考書を3冊ほど紹介します。
お勧めの長文読解参考書
・英語長文問題solution
レベル別に1~3まで3冊あります。ポイントや分構造が分かりやすく整理されており、また音読も意識した作りになっています。
・関正生の英語長文ポラリス
同じくレベル別に1~3に分かれていますが、こちらのレベル1で標準編(中堅私大・共通テストレベル)となります。
もっと基礎から始めたい人は、上記のsolutionの1か、以下で紹介するRulesの1から始めると良いかと思います。
・関正生のTHE Rules英語長文問題集
レベル別に1~4まで3冊あります。入試英語長文問題を読み解くための「ルール」を分かりやすく提示してくれています。
最後に
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