こんにちは、武田塾茂原校です。
ここのところ、教室に通っている生徒さんや、受験相談に来てくれる生徒さんから、実際に良く受ける相談をテーマに更新する事が多い当ブログ。
今回扱う相談は・・、
「私立大学志望だけど、リスニングの勉強って必要ですか?」です。
「リスニングが苦手だけど、受験では共通テストくらいでしか使わないかも・・だったら必要ないかな・・あまり対策しなくても良いですか?」
こんな相談をよく受けます。
国公立大学を受験する場合、共通テスト受験が必須で、その共通テストにリスニングがある訳ですから、 基本的にリスニングを避けて通る事は出来ません。
しかし、私立志望の場合はどうなのか、気になってる人も多いと思います。
そんな人は、是非この記事を参考にしてもらえたらと思います。
私立大学受験における英語リスニング事情
個別学力試験において、リスニングが必要な私立大学
結論から言ってしまうと、個別学力試験において、リスニングを課す大学は殆どありません!
と言っても、もちろん全くない訳ではなく、例を挙げれば、神田外国語大、青山学院大、昭和女子大、津田塾大、フェリス女学院大、明海大、共立女子大などの大学(の一部の学部)においてはリスニングが課されています。
ですから、志望校が具体的に決まったら、必ず募集要項を確認する必要はあるものの、個別学力試験において、リスニングを課す私立大学は、全体から見ると圧倒的少数である事は間違いありません。
私立大学受験において、リスニングが必要になるケース
では、私立大学志望であれば、上記に挙げたような一部の大学を志望している場合を除いて、リスニングの対策は全く必要ないのかと言うと、必ずしもそうとは言い切れません。
以下では具体的に私立大学受験において、リスニングが必要になるケースを見てみましょう。
共通テスト利用入試
共通テスト利用入試で私立大学を受験する場合には、リスニングが必要になる可能性が出てきます。
共通テスト利用入試は、今や圧倒的多数の大学で実施されています。
また受験生単位で見ても、共通テスト利用を全く使わないと言う受験生も、今や少数派でしょう。
もちろん、全ての共通テスト利用入試において、リスニングが必要と言う訳ではありません。
そもそも英語自体が必要ないと言うケースもありまし、英語が必要でもリーディングのみでリスニングは必要ないケースもあります。
さらには、リスニングが必要な場合であっても、リスニングとリーディングの配点の割合は様々です。
これについては個別に募集要項等で確認するしかありませんが、共通テスト利用入試を用いる場合、リスニングが必要になる可能性が十分にある事は認識しておきましょう。
※(共通テスト自体は、リーディングとリスニングの得点比率を1対1としていますが、各大学が、その配分をどのようにするかは自由です。この点は私立大学の共通テスト利用だけではなく、国公立大学受験においても同様ですので気を付けましょう。)
外部英語検定利用
外部英語検定利用入試についても、今や利用出来る大学が圧倒的多数です。
そして、外部英語検定を利用する場合には、ほぼ確実にリスニングが必要になります。
なお、大学受験における外部英語検定については、こちらの記事に、詳細をまとめていますので、気になる方は是非読んでみて下さい。
最後に
以上になります。
私立大学志望の場合、国公立志望と比べれば、リスニングの必要性が相対的に小さい事は間違いありません。
とは言え、受験形態によっては、必ずしも無視できるものではありません。
リスニングの対策他、受験勉強で困っている事がある人は、是非、武田塾茂原校の無料の受験相談にお越し下さい。きっと力になれると思います。
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