こんにちは、武田塾茂原校です。
今回は受験生必須の書、英単語帳についてのお話しです。
英単語帳、皆さんはは何を使っているでしょうか?
人によって、様々だとは思いますが、恐らく最も使用されているのは、「システム英単語」か「ターゲット1900」のどちらかではないでしょうか。
学校で配られたので、そのまま使用していると言う人も多いと思います。
では、この「システム英単語」や「ターゲット1900」は、どの程度のレベルの単語帳なのでしょうか?
「自分は難関大を目指しているし、もっとレベルの高い単語帳を使った方が良いのかな・・・?」と迷っている人もいるかもしれませんね。
今日は、そんな人に是非読んで欲しい記事になっています。
イメージよりレベルの高い単語帳
まず皆さんに知っておいて欲しいのは、「システム英単語」や「ターゲット1900」は、多くの人が思っているよりも、ずっとレベルの高い単語帳だと言う事です。
上でも触れた通り、「システム英単語」や「ターゲット1900」は、恐らく最も幅広く使用されている単語帳の一つであり、学校から配布される事も多いため、「標準的なレベルの単語帳」とのイメージを持っている人も多いかと思います。
ところが実際のところ、例えば早稲田・慶應などの最難関と言われるような大学の受験においても、この2冊(のどちらか)で対応する事は(十分とは言えませんが)可能です。
実際、私が過去担当してきた生徒さんの中でも、「システム英単語」や「ターゲット1900」のみで早慶に合格した生徒さんは、沢山います。
とは言え、最難関大を目指すには、もう1冊積み上げるのが理想
上記の通り、「システム英単語」や「ターゲット1900」で、早慶等の最難関大と呼ばれる大学に合格した例は多数あります。
取り分け、MARCHや関関同立と呼ばれるレベルの大学郡であれば(これらもかなりの難関大ではある事は間違いないのですが)この2冊(のどちらか)で充分です。
もし、既に「システム英単語」や「ターゲット1900」が完璧になっているのであれば、これまで、その暗記に務めていた分の時間の一部を、英文法や長文読解、あるいは他の科目の勉強に回してしまって良いでしょう。
ただし、人間は忘れる生き物です。
一旦完璧になったからと言って、全くやらなくなってしまうと、いざ受験本番の頃には頭から抜け落ちているなんて事になりかねないので、適度な時間は毎日確保して、繰り返し学習に務めて下さい。
一方で、早稲田・慶應やあるいは東大・京大等の最難関大学の場合には、単語のレベルもより一層高いので、理想を言えば、もう1冊単語帳を積み上げたいところです。
ただし、これはあくまで「システム英単語」や「ターゲット1900」が完璧になっている場合の話です。どこから出題されても、100点に近い点数が取れる自信が付くまでは、やみくもに次の単語帳に手を出すべきではありません。
以下では、東大京大や早稲田慶應と言った最難関大を目指す人が、2冊目として使用するのにお勧めの単語帳を紹介します。
ただし、繰り返しになりますが、これらの単語帳を使用するのは「システム英単語」あるいは「ターゲット1900」が完璧になってからにして下さい。そうでないのに、慌ててレベルの高い単語帳に手を出しても、返って逆効果になってしまいます。
「鉄緑会 東大英単語熟語 鉄壁」
東大・京大などの最難関国立大学を目指す人の2冊目としてお勧めの単語帳です!
鉄壁は単語の語源まで記載されている珍しい単語帳です。
入試において、語源までを覚える必要はないものの、語源にも一定の法則性などはあるため、これらを知る事で、全く知らない単語が出てきた時でも、ある程度意味を推測する事も可能になります。
また、政治、科学、自然等々、テーマに事に分けて単語が記載されているため、自身の受ける大学で出題されやすいテーマなどがあれば、それに合わせて学習する事も可能です。
「話題別英単語 リンガメタリカ」
早稲田・慶應と言った最難関私立大学を目指す人の2冊目としてお勧めの単語帳です。
リンガメタリカも、テーマ別に単語が記載されているのが大きな特徴になっています。
その為、志望校の過去問の傾向などから、優先的に習得したいテーマの英単語から覚えていく事も可能です。
さらにそのテーマにまつわる背景知識も掲載されています。
そうした知識と英語力は本質的には別物ですが、現実問題として、テーマに関する知識があった方が文章の内容を推察しやすくなると言う利点もあります。
最後に
難関大を目指すにも、まずは基礎から
いかがだったでしょうか?
単語は英語(に限らず、どの言語でもですが)を読むうえで土台となるものであり、疎かにしてはならないものです。
たまに長文読解の練習は必至にするのに、単語を後回しにしてしまう生徒さんがいますが、絶対にやめましょう。
どんなに難関大を目指していたとしても、基礎がおろそかな状態で、応用に取り組んでも意味がありません。
これは使用する単語の選択でも同じことです。
今回はターゲット1900やシステム英単語及び、それより難度の高い単語帳を紹介しました。
しかし、より基礎的な単語帳(ターゲット1400やシステム英単語BASICなど)の段階に不安があるのであれば、当然、そちらから取り組むべきです。
ここら辺の事については、こちらの記事に記載してましたので、是非ご一読下さい!
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