こんにちは、武田塾茂原校です。
新学期が始まって、しばらく経ち、少し落ち着いてきたころでしょうか?
ただ、「落ち着いてきた=中だるみ」にはならないように気を付けて下さいね!
さて今回は、非受験学年である高1・高2生の皆さんが、後々の大学受験に向けて、これだけは今の内からやっておいて欲しい!と言う事についてお話ししてきます。
1年生から意識して欲しいこと
勉強の習慣づけ(最重要!!)
勉強に限らず、何事も、「習慣化する」までの期間が最もつらいです。
「3年生になったら頑張る。」とか「部活が終わったら頑張る。」とか言って、それまでは殆ど勉強しなかった生徒が、受験生になった途端に、毎日何時間もの勉強をこなすのは、相当に大変な事です。
受験生となると、毎日10時間の勉強が必要とも言われます。
学習習慣がゼロだった生徒が、これを毎日当たり前に続ける事は、かなりの意思の強さが求められるでしょう。
もちろん、1年生や2年生の段階から、毎日10時間勉強する必要はありません。
そもそも部活なども忙しく、そこまでの時間が取れないと言う人が大半でしょう。
まずは、平日で1日2時間を目指して、学習習慣をつけて欲しいです。
繰り返しますが、一番大変なのは習慣になるまでです。この期間は意思を強く持って乗り切って下さい。
一か月も続けていれば習慣となり、むしろやらないと不安になってきます。そうなってしまえば、こちらのものです。
その後、1日の勉強時間を増やしていく事は、ゼロからの習慣づけと比べれば、遥かに負担が小さいです。
逆に、この習慣づけの段階を、いざ受験生になってから始めると、負担は相当に大きくなってしまいます。
(この辺りのことについては、以前にこちらのブログでも詳しく書いているので、参考にして下さい。)
時間の有効活用を身に着ける
上で紹介したブログでも書いた通り、1日の中の空き時間と言うのは、自分の肌感覚以上にあるものです。
その時間を無駄にしない為には、「なんとなく過ごしている時間」を減らしていく事です。
どうしても見たいテレビ番組や、どうしても好きでやりたいゲーム、読みたい漫画などを我慢しろと言っている訳ではありません。
そうではなくて、ただ何となくテレビを見ていたり、スマホを見ていたり・・、明確な意思を持って何かをしている訳ではない時間・・そんな時間が1日の中に結構あるはずなのです。
そう言った時間を整理して、勉強に充てるだけで、時間は思った以上に確保出来ます。
また、ほんの5分~10分の隙間時間であっても、英単語の暗記などは可能なはずです。
こうした時間の有効活用術を、1年生の内から身に着けて欲しいです。
分からない箇所をほったらかしにしない
学校の授業などを受けていて、イマイチ良く分からないな・・と感じたところを、そのまま放置する事がないようにしましょう。
分からないと感じた箇所は、必ずテキストなどに印を付け、出来ればその日の内、どんなに遅くとも、その範囲の定期テストが実施されるまでには、先生や友達に質問するなどして解決するようにして下さい。
たまに「どうせ今頑張ったところで、受験生になる頃には忘れているでしょ。受験生になったら、どちらにしてもまた勉強する事になるのだから、今は分からないままでもいいや・・。」と考えている人がいます。
確かに人間は忘れる生き物ですから、今覚えた事も、しばらくしたら、忘れてしまう可能性は高いです。同じ範囲を、受験勉強の基礎固め段階で、再度勉強する事になるのも、その通りでしょう。
しかし、一度は理解した事を、受験学年が近づいてきた時にもう一度やり直す(思い出す)のと、本当にイチからに近い状態で勉強し直すのとでは、負担が全く異なります。
例え忘れてしまった事でも、一度理解した事であれば、理解や定着の速度は遥かに違ってくるのです。
分からない箇所をほったらかしにする事が当たり前になってしまうと、この差による負担増が、いざ受験学年なった時にボディブローのように効いてきます。
2年生から意識して欲しいこと
暗記事項を徹底的に進める。
英単語が代表格ですが、古文単語や数学の公式など、受験において、最低限暗記すべき事項は沢山あります。
この暗記が、2年生までの段階で一定程度済んでいると、受験勉強において、相当なアドバンテージになります。
暗記と言うのは、何度も何度も繰り返しやらないと忘れてしまいます。しかも、非常に退屈な作業の半面、それなりの時間を要します。
そんな暗記事項を、受験学年になってから始めた場合、1日の勉強時間の内、それなりの割合を割く必要が出てきます。
当然その分、それ以外に避ける勉強時間は減ってしまいますし、精神的な負担も全く違ってきます。
英語・数学(国語)の基礎固めをする
2年生の内は、とにかく基礎問題を徹底的に解いて欲しいです。
応用に入るなとは言いませんが、基礎に絶対の自信が持てる事を優先して下さい。
2年生の段階で、基礎固めが出来ていると、その後の受験勉強の景色が全く変わってきます。
基礎固めが2年生の段階で完璧になっていると、受験学年に入ってすぐ、受験レベルの問題演習に
取り掛かる事が出来ます。これはメチャクチャ強いです!
何故なら、そのスケジュールであれば、夏休みが終わる頃には、志望校の過去問を意識した、個別の対策に移れる可能性が高いからです。
一方で、基礎固めが全く出来ていない場合は、夏休みを終えるまでを基礎固めに費やす事になります。
そこから受験レベルの問題演習に入るので、志望校の過去問を意識した大学別に特化した個別対策については、直前期に詰め込みでやらねばならず、どうしても付け焼刃になりがちです。これは避けたいところです。
科目としては、受験の中心となる可能性が高く、かつ積み上げ型の科目でもある英語と数学を優先して、頑張って欲しいです。
受験に数学を使わない私立文系志望であれば、英語と国語でも良いかもしれません。
志望校を考える。
何となくでも構わないので、自分の行きたい大学や学部について考えてみましょう。
どんな分野に興味があるのか、将来どんな事をやりたいのか、そんなところからイメージを膨らませ、その大学がどれくらいのレベルで、どんな受験形態があるのかについて、簡単に調べてみて欲しいです。
幸い今の時代、少しネットで検索するだけでも、色んな情報を得る事が出来ます。
本当に志望校を絞っていくのは、受験学年になってからで構いませんが、そうやってイメージを膨らませて、モチベーションを上げて行くのも大事な事です。
最後に
いかがだったでしょうか?色々と書きましたが、1年後、2年後の自分を助けると思って、是非頑張ってみて下さい。
しかし、いざやってみると、自分一人だけでは難しい・・と言う場合もあると思います。そんな方は、是非、武田塾茂原校の無料の受験相談に起こし下さい。
より具体的なアドバイスをさせて頂きます!
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