こんにちは!武田塾茂原校です!
6月も半ばとなりましたね。
武田塾でも、先日今年度一度目の模試がありました。模試を受けると判定を得る為に志望校を記入する必要が出てきますよね。
まだ志望校がはっきりとしていない受験生の皆さんも、そこで志望校について考える事になると思いますし、決まっていたとしても、同じ大学の同じ学部にも、様々な入試形態がある事に気づいて、戸惑いを覚える人も多いと思います。
入試は時代を経るごとに、どんどんと多様化していています。推薦やAO(今は学校推薦型選抜や総合型選抜などと呼ぶのが正式になっています)など、一般入試以外で入学する人も沢山いますし、一般入試の中でも様々な形態があります。
今回は、そんな中でも「共通テスト利用入試」と「一般入試」について、その違いや特色を書いていきたいと思います。
一般入試と共通テスト利用入試の基本
一般入試
一般入試では、各大学がそれぞれ独自に問題を作成しています。大学や入試形態にもよりますが、同じ大学でも学部によっても問題が異なり、それぞれに特色や傾向があります。
上でも触れたとおり、最近は、この一般入試の中でも、さらに様々な形態がある事が多く、それにより「受験科目」「科目数」「配点」「定員」など、様々な違いがありますので、確認しておく必要があります。
また、受験日が異なれば、同じ大学・学部を複数回受験する事も可能です。
共通テスト利用入試
共通テスト利用入試は、出願者の共通テストの結果が各私立大学へと通知され、それをそのまま合否判定に用いる入試形態です。
国公立大学の場合は、基本的に共通テストを5教科全て受ける事が必須ですが、私立大学の共通テスト利用入試では、受験科目も、その配点も、全て大学側が自由に設定することが出来ます。科目数については、一般入試と同様、2から3科目程度であることが一般的ですが、それ以外の配点等でも特色がある場合があるので、良く確認する必要があります。
結局、どちらがお勧めなのか?
これは、それぞれに長所短所があり、一概にどちらと言う事は出来ません。それぞれの特徴を把握した上で、しっかりと使い分ける事が重要です。
では、両者の違いについて、長所短所を踏まえながら、もう少し深堀していきましょう。
一般入試
一般入試では、上でも触れた通り、同じ大学の同じ学部でも、複数の日程や形態が用意されている事が一般的です。したがって、日程さえ被っていなければ、何度でも受験する事が可能です。
形態によって、科目数や配点等についても、様々なものがありますので、自分に合ったものがどれか、考える事も大事です。
また、そもそもの募集人員が共通テスト利用と比べると多くなっているのが一般的です。
そうした事もあり、一般的に、共通テスト利用入試と比べると、一般入試の方が、合格難易度や基準となる偏差値は低くなっているのが一般的です。つまりは一般受験の方が合格しやすいと言う事ですね。
ただし、一般入試は各大学が問題を作成しています。したがって、それぞれに大学・学部ごとに異なる傾向や特徴がありますので、あまり多くの大学に対して、個別の対策をするのには無理があります。
また、それぞれの個別の会場に直接出向いて、試験を受ける必要があるので、あまり多くの大学を、一般入試で受験するのは、スケジュールその他の負担面でも、あまりお勧め出来ません。
したがって、一般受験で受験する大学は、志望度が高めのところを中心に、数を絞る事をお勧めします。
共通テスト利用入試
共通テスト利用入試の利点は、何と言っても、そのお手軽さ、負担の少なさでしょう。
共通テストの結果を、そのまま利用する訳ですから、各大学の試験会場に出向く必要もなく、共通テストさえ受験したら、あとは願書を出すだけでおしまいです。当然、大学ごとの個別対策もする必要がありません。
しかしながら、定員は一般受験と比べると少なく、一方で、その気軽さ故、受験者数が多くなる傾向にあるので、その分倍率は高くなり、合格難易度も上がります。
以上を踏まえると、共通テスト利用は、どちらかと言えば、所謂、滑り止めの大学を中心として、出願していく事をお勧めします。
共通テスト利用入試の場合、共通テスト後の共通テストリサーチ結果によって、その合否可能性を、かなり正確に判定することが出来ますので、その点でも滑り止め校の選定に役立てる事が出来ます。
(共通テストリサーチって何??と言う方は、こちらの過去記事を参考にして下さい。)
私立大学であれば共通テストは必須ではないけれど
私立志望でも共通テストは絶対に受けよう
以上が、一般入試と共通テストの違いと、使い分けのお話しです。
さて、私立志望の受験生から、毎年のように「共通テストは受けるべきですか?」と言う質問を受ける事があります。
私の答えは決まって「必ず受けるべき。」です。
確かに私大志望であれば、基本的に共通テストは必須ではありません。(※)
(※ただし、一部大学の学部や受験形態によっては、私大でも共通テストの受験が必須となる場合もあります。気を付けましょう。)
しかし、今や、圧倒的多数の私立大学が共通テスト利用入試を実施している中、共通テストを受験しない事は明らかな機会損失です。
上でも触れた通り、共通テストリサーチによる共通テスト利用入試の結果予測は、かなりの精度が期待できます。
これを滑り止め等に利用する価値は大いにあります。
ただし、(共通テストを)「必ず受けるべき」と言うのと、「(共通テスト)対策をすべき。」と言うのは、また話が別です。
私大志望の場合は、あくまで志望する私大の個別試験対策が中心で、共通テスト対策を重点的に行う必要がないケースが多いでしょう。
最後に。
武田塾では、志望校合格に向けて、面談等の場ではもちろんですが、日々の指導の中で、1日1日何をすべきかを、明確に課題で示します。
自分の学習計画、勉強の仕方、その他に少しでも不安がある人は、是非武田塾茂原校の無料受験相談にお越し下さい!きっと力になれると思います。
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