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大学受験にお勧めの英語外部検定って、結局どれなのさ??

こんにちは。武田塾茂原校です。

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夏に差し掛かり、これまで志望校がはっきりとは決まっていなかった受験生の皆さんも、少しずつ具体的に考え始める時期になってきたかと思います。

そんな中で受験に向けて、英検等の外部英語検定の受検を考え始めている生徒さんもいるかと思います。

ただ、一言に外部英語検定と言っても、様々な種類がありますよね。

志望校が明確に定まっている人は、その大学が、どの検定を採用しているかを、まずは調べるべきでしょう。

しかし、そうでない人の中には、どの検定を受けるべきなのか、どのくらいのレベル(級、スコアなど)まで取得するべきなのか、イマイチ分からず、悩んでいる人も多いと思います。

そこで今回は、英語外部検定と大学受験の事について書いていきます。
大学入試でおすすめな外部英語検定、有利な英語検定と言うのは、あるのでしょうか?

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どの検定を受けたらいいの?どのレベルまで取得すべきなの?

外部英語検定の種類

一言に外部英語検定と言っても、ざっと以下のようなものがあります。

① 英検(実用英語技能検定)
公益財団法人「日本英語検定協会」が実施する英語4技能資格。

② TOEIC
一般財団法人「国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)」が実施する英語を母語としない人向けの英語4技能検定。

③ GTEC
ベネッセが、大学入試での活用を目的として作成し、実施する英語4技能検定。

④ TOEFL iBT
アメリカのNPO「ETS」が実施する、英語を母語としない人向けの英語4技能検定。

⑤ TEAP
上智大学と公益財団法人「日本英語検定協会」が共同開発した英語4技能検定。

⑥ IELTS
イギリスやオーストラリアの公的教育機関がが共同運営する英語4技能検定

⑦ ケンブリッジ英語検定
ケンブリッジ大学英語検定機構が実施する英語4技能検定。

もっとも使わている外部検定は?

まず気になるのは、やはりどの検定が最も大学受験に採用されているかでしょう。

これについては、以下の通りになっています。

 

採択率

↑データおよびグラフは大学受験パスナビより引用

やはり、一般入試においても、学校推薦、総合選抜(旧推薦AO)においても英検が頭一つ抜けていますね。

志望校が明確でない場合は特にそうですが、やはり外部英語検定で、どれを受けようか迷っている場合、何かしらの拘り等がないのであれば、英検を選択するのが無難と言えるでしょう。

これは単に採択率が高いからと言う理由ももちろんありますが、それだけではなく、国内においては最も知名度の高い英語検定であるため、参考書等も多数出ており、対策が比較的容易であることも理由の一つです。

英検以外で言えば、TEAPについても、国公立大学や難関私立と呼ばれる大学での採択率が高い事もあり、こちらを推す声も比較的良く聞きます。参考書なども近年増えてきています。

また採択率ではTEAPを上回り、英検に次ぐ、2位につけているGTEC CBTは、その名の通りGTECのCBT版(つまり紙でなくPCで受講する。)です。(CBTについては、記事の最後でも説明しています。)

他のGTECが学校を通さないと申し込めないのに対して、GTEC CBTは個人でも申し込みが可能です。

ただ、GTEC CBTが他のGTECと比べて、より高難易度までを対象にしている事に加え、参考書の充実度合いについても、英検はもちろん、TEAPと比べても劣るためか、実際に受講している人は、少ない印象です。

どれくらいのレベルまで取得しておくと良い?

次に気になるのが、大学受験で有効な武器とするには、どの位のレベルまで級やスコアなどを取得しておくと良いのかと言う事でしょう。

これについては、当然どの検定を受けるかによる訳ですが、今回は以前にも紹介したCEFRを元にして、英検の級に換算した形で話をします。(CEFRって何??と言う人は、是非、こちら【最近よく聞くCEFRって何?】を読んで下さい。)

比率

↑データおよびグラフは、大学受験パスナビより引用

これを見ても分かる通り、少なくとも準2級相当は持っていないと、大学受験において、外部検定を利用する機会は、かなり少なくなってしまいます。

2級レベルまで取得していると、選択の幅が大幅に広がりますので、外部検定の利用を考えている人は、2級レベルの取得を目指すべきと言えます。なお準1級レベルを取得出来れば、相当な武器となりますが、これは英語が得意で余裕がある場合にする事をお勧めします。

 

英語外部検定は、具体的にはどう利用できる?

英語外部検定の利用パターン

さて、英語外部検定を利用した大学入試にも大きく分けて次の3つのパターンがあります。

1.出願資格

各大学が指定する外部検定の級やスコアの保有している事が出願の条件なっているパターンです。つまり、持っていないと出願自体が出来ないと言う事です。

このケースでは、英語の試験自体を免除されることが多いです。したがって、場合によっては、英語以外の科目に、受験弁用の時間を割く事が出来るメリットがあります。

2.得点換算

保有している外部検定の級やスコアのレベルに応じて、個別試験の点数に換算されるパターンです。スコアやレベルによっては満点に換算されるケースもあります。なお、個別試験を受講した上で、換算した得点と比較して、成績の良い方で判定されるケースが多いです。

3.加点

保有している外部検定の級やスコアに応じて、決められた点数が個別試験の素点に加算されるパターンです。

 

無題

↑データおよびグラフは大学受験パスナビより引用

なお、一般入試においては、得点換算が圧倒的に多いのに対して、推薦AOでは、出願資格とするパターンがもっと多いです。いずれにしても、ここは自分の受験する大学が、どのパターンであるのか、しっかりと確認しておく必要があります。

 

英語外部検定の注意点と、よくある質問

注意点とよくある質問

最後に英語外部検定において、よく聞かれる質問と注意点についてまとめておきます。

基本的なところではありますが、見逃すと大きく損をしたり、取り返しの使えない事になる事もありえるので、しっかり確認してください。

①公式なスコアとして認められないものがある

試験には検定日というものがあります。
しかし、その正式な検定日以外にも試験を受けられるケースがあります。
TOEICやGTECなど試験では、高校や大学などで、独自に日にちを決めて、試験監督等もその高校や大学の先生によって
行われる場合があります。
そのようなものは正式スコアとならず、受験では認められないことがあるので、注意が必要です。

②CBTって何?

様々な検定において、「CBT」と付く試験があります。
例えば英検CBT、英検S-CBT、GTEC CBTなどです。
このCBTというのは、Computer Based Testingの略で、紙ではなく、パソコンで試験を受けるものです。
ただし、自宅受験が出来ると言う訳ではなく、試験会場のパソコンを使用します。

③有効期限がある
外部検定試験の中にはスコアの有効期限があるものがあります。
さらに、有効期限のない検定の場合であっても、大学側の方で「過去2年以内のもの」などの条件が付いていることが多いので、
必ず募集要項で確認するようにしてください。

最後に

英検を含めた外部検定を、大学受験対策として受講する場合、他の受験勉強とのバランスも、心配な点な一つだと思います。

武田塾では、参考書を主体に勉強法そのものを指導していく個別指導塾です。個別指導ですから、英検とその他の受験勉強のバランス含め、それぞれの課題にカスタマイズした形で、日割りで課題を管理しながら、受験勉強をフォローする事が出来ます。

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