こんにちは、武田塾茂原校の高橋です。
この記事を書いている今は、１月末ですので、受験期本番であり、受験生の皆さんは志望校合格に向けて、ラストスパートしていると思います。
現役生の皆さんは、まずは現役での第一志望合格に向けて全力で頑張るのが大前提です。
ただ一方で、「この大学に合格出来なければ、浪人も視野に入れています。」と言う生徒さんもいるでしょう。
もちろん、どうしても行きたい大学があり、現役では残念ながら合格出来なかったと言う場合に、浪人と言う選択肢を持つ事は決して悪い事ではありません。
しかし、「浪人すれば、東大や早慶はともかくとしても、GMARCHくらいは届くっしょ！」「滑り止めは日東駒専辺りにして・・」なんて、安易に取らぬ狸の皮算用をしている人は要注意です。
そんな人は、この後の記事を読み、本当に浪人をする（視野に入れる）のかどうか、真剣に考えてみて欲しいと思います。
浪人を甘くみると、泣きを見ます。
浪人するなら、最低でもGMARCH??
浪人を決意した際に、志望校を上げる人も多いと思います。
浪人したら、最低でもＧＭＡＲＣＨくらいには行きたいと言う人は多いですね。
これは本人が言う場合も多いですし、親御さんが「浪人を認めるなら・・」と言う意味合いで話される事も多いです。
確かに、1年間を勉強に捧げる事になる訳ですから、それぐらいの意気込みで臨む必要がある事は間違いないとは思います。
ただ、「浪人するなら、最低でもGMARCH」と口にする生徒さんの中には、この言葉を「1年間も勉強したら、GMARCHくらいには届くっしょ。」くらいのニュアンスで話している人がいます。
はっきり言っておきます！！そう言う意識でいる人は、1年後、確実に志望校を下げる事になります。
GMARCHどころか、日東駒専にも届いていないかもしれません。下手をしたら、今より偏差値が下がるなんて事すらありえます。
「浪人するならGMARCH」と言う言葉は、「浪人するからには、1年間を勉強に捧げて、絶対ＧＭＡＲＣＨに合格するんだ！！」という意気込みを意味を表す言葉として使って下さい。
GMARCHは、どれくらい難しい？？
そもそも、GMARCHに合格する受験生が、全体の中で上位何％くらいに当たるのか、ご存知でしょうか？
GMARH以外にも、早慶や日東駒専などの大学郡は有名ですね。それぞれ上位何％程度で合格圏と言えるのか。明確に示すのは難しい部分がありますが、おおよそ以下の通りと言われています。
早慶 2～3％
GMARCH 6.5%～16％
日東駒専 20％～30％
どうでしょうか？
GMARCHの場合、大まかに言って上位15％には食い込む必要がある訳です。甘い世界ではない事が分かりますね。
日東駒専も上位4分の１くらいの上位層であることが分かります。
日東駒専は俗に中堅私立と呼ばれれますが、受験生全体の真ん中に位置していては合格出来ないと言う事です。
まして、日東駒専を安心して滑り止めとするには上位１５％程度には入っているべきでしょう。
あなたはこれでも楽勝だと自信をもって言えますか？
たまに、日東駒専のレベルであれば、少し真面目に勉強するだけで合格出来ると侮っている受験生がいますが、そのような考えは今すぐ捨てましょう。
浪人生の心得！！
まだ俺は本気出してないだけ・・・なんて思ってない？？
さて、厳しい事を書いてきましたが、私が言いたい事は「浪人しても、成果は出ないからやめておけ」なんて事ではありません。
寧ろその逆です。
浪人をする場合、これまではほぼ毎日のように通っていた学校もなくなり、言ってみれば、365日24時間が自由時間となる訳です。
これだけの時間を有効に活用すれば、成績を大きく向上させる事だって可能です。
しかし、それはその膨大な時間を有効に使えた場合に限りますよと言っている訳です。
ところが、、これだけの時間があると、「少しくらいならサボっても、まあ大丈夫か。」と思ってしまいがちなのも人間です。
しかし、そう言う人は1年後に必ず後悔します。
大事なのは、勉強法はもちろんですが、それ以前の問題として、勉強に取り組む姿勢や心掛けなどのメンタル面です。
浪人と言うのは、大学進学を1年間延期してでも（と言う事は、その後の大学卒業や就職その他も全て1年間延期してでも）受験勉強を続けて、志望校合格を勝ち取りたいと言う大きな決断のはずです。
それなりの覚悟は持って、取り組んで欲しいのです。
この記事を書いているのは、上でも書いた通り１月末ですが、既に浪人を決断した３月頃になって読んでいる人もいるでしょう。
まさか、取り合えず現役生としての受験は終わったから、一旦一休み・・だとか思っていないですよね？？
仮に今が４月頭だとすると、もう受験まで１０か月ほど、共通テストに至っては９か月ちょっとですよ！！
最後に
繰り返しになりますが、浪人と言うのは、１年間が丸ごと自由時間となり、全てを勉強に捧げる事が出来る特別な１年間です。
これを有効に使えば、大きく成績を上げる事も夢ではありません。
しかし、それを実現するには、「メンタル面」と「勉強法」、両方がしっかりしている必要があります。
そのどちらとも、自分で出来る自信がある人は、このまましっかり頑張ってください。
しかし、不安がある人の方が大半なのではないでしょうか？
特に現役時代の勉強であまり結果が出なかった・・と言う人は、そのままのやり方を続けるのは危険です。
ただ時間が増えたからと言って、それだけでは成績は伸びません。必ず勉強法の見つめなおしをしましょう。
武田塾は、参考書を用いての自学自習を徹底サポートする塾です。
浪人生が時間をどのように使い、どのように勉強すべきなのか、徹底的に管理サポート出来ます！メンタル面での相談に乗る事も出来ます。
浪人や受験勉強に向けて、不安がある人は、是非武田塾茂原校の無料の受験相談にお越しください。
きっと力になれると思います。
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