授業をしない塾の武田塾茂原校です☆
さんざんAO入試について書いてきましたが、そもそもAO入試ってよく分からないんですけどーという人がいるかもしれません。
そして、そもそもAO入試って受けたほうがいいのか？という問題もありますよね。
実際どうなんでしょうか？
そのへんのお話していきますね～
◆AO入試って受けておいた方がいいの？
受験のチャンスは広がります。
AO入試に不合格でも一般入試をうけることができる大学が大多数ですからね。
指定校推薦はダメだった、推薦入試も評定が足りなかったという場合でも成績や評定関係なく受験することができる大学もありますから。
ただし、偏差値が高い有名難関大学なんかはAO入試でも難しいです。
評定や資格の基準が厳しいところや、課題や面接試験が重いところもたくさんあります。
基準が緩いと倍率がとんでもないですからね(^^;
一般入試とは違う難しさがあるので、それなりに準備も大変です。
狙うなら対策をしっかりやりましょう。
◆AO入試が何かいまいち分からない
AO入試のAOとは、アドミッションズ・オフィスの略です。
一般入試のように学力テストのみで合否を決めるのではなく、大学の求める人物像にふさわしい人を選抜する入試です。
推薦入試よりは割合が少なくても徐々にAOの地位も高くなり、平成29年度では国公立大学では3.1％、私立大学では10.7%がAO入試により入学しています！
大学側もAO入試を実施する割合が増え、平成29年度には全大学の73.8%で実施されています。
◆AOは今後も増える？
一括りにAOといっても、大学によってはさまざまな名称で同じような試験が増えています。
シェアは高くなっているといえますね。
AO入試が増えている理由としては、従来の知識・技能による試験だけでなく、思考力・判断力・表現力を重視していく傾向になっています。
2020年入試改革がまさにそれですね！
学力テスト以外に能力がある学生個人個人を見たいというのが、AOの狙いなのです。
2016年度には東京大学が推薦入試を、京都大学が特色入試を開始しています。
日本トップの大学が動き出したのは大きいです( ｀―´)ノ
他の大学もこれに習っているのです。
◆AO入試を受けるには早く準備する必要がある？
早いにこしたことはありません。
大学によってはオープンキャンパスなどへの参加が必要な場合もありますからね。
出願が早くて８月からありますので、志望校の出願時期など調べておきましょう。
基準があるかどうか、課題が必要かどうかしっかり確認しましょう。
課題が必要なら早めに準備し、面接対策も行う必要がありますからね。
基本的には一般入試よりも早い時期に行われるので、すぐに試験がある感覚でいましょう！
◆AO入試の対策って大変？
選抜方法の多くは、志望理由書・面接・小論文などです。
目的は受験生がどんな人なのかを探るためです。
志望理由書もそれなりのものを書く必要があるので、日ごろから自分と向き合っていないと書くのが大変だと思います。
志望理由書はその名の通り、志望理由を書かなければなりませんが、自己PRも必要です。
自己PRでよく書かれるのは生徒会活動や部活動、ボランティア活動などの実績です。
後は資格や留学経験でしょう。
大々的に書けることがなければ、高校生活で頑張っていたことを深くじっくり考えて書きましょう。
面接では志望理由書に沿って行われるので、面接官につっこまれても答えられるように練習しておきましょう。
学校によってはさらに学力テストなどがあるので、試験対策も必要ですね。
というわけで、ものによっては一般入試対策よりも大変かもしれませんね(^^;
これには、向き不向きがあります。
けれど、一度AO入試をすると決めたなら全力で取り組まないと結局不合格になるので頑張りましょう！
◆AO入試を受けるべき人とは？
大学によっては本当にAO入試で楽に受験を終わらせることができます。今のところ。
一般入試に自信が無い人は、大学に行くという目的を達成するために活用しても悪いことではありません(;^_^A
しかし、楽に合格できるところは有名大学に望めませんね。
有名大学だとハードルは上がります。
まあ、一般入試でも同じことが言えますが。
有名難関大学のAO入試でも、志望校を受験するチャンスを増やしたいという人は活用すべきですね。
AO入試は一般入試よりも早く行われる場合がほとんどなので、不合格になっても一般入試を受けることができますからね。
その場合を考えて、AO入試で受かるだろうと高を括らずに一般入試対策もしておきましょう！
というわけで結論！
明確な志望校がある場合は、受験チャンスを増やすという意味でAO入試に挑戦するのはアリです！
注意点はAO入試に不合格になった場合でも大丈夫なように、一般入試対策も怠らないことです！
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