受験生の８４％の人は集団塾や個別指導塾で授業をとってはならない理由【夏の勉強法】

こんにちは。

武田塾茂原校です。

夏休みに入ろうとしていますが、様々な予備校で夏期講習が始まろうとしていますよね。
きっと夏期講習では連日のように受講するコマが用意されていて、１日２時間とか、多いところでは１日６時間とか授業を取るように勧められるのではないでしょうか。

多くの塾や予備校は受講数で料金をもらうシステムになっています。
そうなると、「この生徒に必要なコマはこれくらいかな」というところよりも少し多い量のコマを提案されたり、「この生徒は必要な科目がこれだから科目数分全部勧めちゃえ」といった感じで受講するものを勧められることもあるかもしれません。
本当に皆さん一人一人のことを考えているのであればそんなことはありませんが。

つまり、集団塾や個別指導塾に関わらず提案されたものをそのまま受講するのは危険なのです！
本当に今の自分に必要かどうかを考えて判断してください。

夏期講習で受講すべきものとは？

では、夏期講習で受講すべき講座を皆さんに教えちゃいます！
これは、皆さん一人一人の現在の学力、偏差値によっても変わってきます。

受験生の約８４％の人は夏期講習で授業を取るべきではない！？

受験生の約８４％の人。
これは偏差値が６０未満の人が該当します。偏差値６０以上というのはおおよそ１６％前後であるためです。

これに該当する皆さんは夏期講習で受講すべきものはありません！！！！

え？と思う方もいるかもしれませんが今の自分の状況を振り返ってください。

皆さん、覚えるべきことしっかりと覚えられていますか？
英単語を覚えられていない人が英文読解を受講してどうなりますか？
自分で英語を勉強しようとした時に単語の意味がわからなくて、一つ一つ調べているうちに嫌になったりしませんか？
授業を受けたら復習をしないと身につけませんよね？６時間受けたら完璧にするまで８時間は必要でしょう。できますか？

はい、もうわかった方もいるかもしれませんが、皆さんが偏差値６０に届いていない理由は、覚えるべきことを覚えていないだけなのです。
まずは英単語をしっかり覚えましょう。武田塾が推奨するシステム英単語であれば、夏休みの４０日でセンターレベルで必要な単語は一通りできます。
１日１００単語ずつ単語帳を進めて完璧にする場合、時間がかかる人でも１２０分あれば覚えられます。
英語の授業で文法と読解２時間ずつ。それに加え復習で３時間。次の授業の予習が必要であれば１時間。
こんな勉強を６時間もかけてやるより、２時間かけて単語を完璧にした方が確実に成績アップにつながります。

単語が少しずつ入ってくると、やっと英文法などの勉強がスムーズになります。
ネクステージやVintageで１日２章ずつ進める場合、１日２時間もあればできるはずです。文法事項はどちらも１〜１６章ですので、２週間で終わります。

でも、文法というのは所詮英単語を並べるためのルール。これを覚えるだけ。覚えるのは自分。
授業を受ける必要ってあるんでしょうか・・・？

授業は必要ないですよね。

よって受験生の約８４％の方は夏期講習で授業をとるべきではないのです！！！Q.E.D！（証明終了！）

最初の２週間で英単語を８００〜１２００ほど覚え、残りの２週間で単語の復習と英文法を並行させた方が確実に成績は上がります。

現役生の皆さんは自学自習の時間ががっつり取れる時期になります。
浪人生の皆さんは現役生がぐいぐい追い上げ始める時期になります。
これまで以上に、自学自習でどれだけやれるのかが大切になってくる時期ですので、受験に向けて有意義な夏を過ごせるように夏休みの勉強方針を考えてみてください。