はじめに
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大学受験予備校・個別指導塾の武田塾 溝ノ口校です。
この記事では、今年の共通テストの受験者数、科目別平均点、難化易化情報、東大・一橋の足切りラインについて解説していきます。
では、早速始めていきましょう。
2023年共通テストについて
受験者数
まず、受検者数についてですが、今年の大学入学共通テストの受験者数は、前年より4000人ほど増加し約48.8万人でした。
一方で、志願者数は5000人ほど減少しています。
これは新型コロナウイルスの影響によるものと考えられています。
今年の3月からマスクの着用義務がなくなりましたが、来年の共通テストの受験者数がどのようになるか注目されます。
科目別平均点
教科・科目 | 2023平均点 | 前年度との比較 | 科目・教科 | 2023平均点 | 前年度との比較 |
国語 | 105.74 | -4.52 | 数学ⅠA | 55.65 | +17.69 |
世界史B | 58.43 | -7.40 | 数学ⅡB | 61.48 | +18.42 |
日本史B | 59.75 | +6.94 | 物理基礎 | 28.19 | -2.21 |
地理B | 60.46 | +1.47 | 化学基礎 | 29.42 | +1.69 |
現代社会 | 59.46 | -1.38 | 生物基礎 | 24.66 | +0.76 |
倫理 | 59.02 | -4.27 | 地学基礎 | 35.03 | -0.44 |
政治・経済 | 50.96 | -5.81 | 物理 | 63.39 | +2.67 |
倫理、政治・経済 | 60.59 | -9.14 | 化学 | 54.01 | +6.38 |
英語リーディング | 53.81 | -7.99 | 生物 | 48.46 | -0.35 |
英語リスニング | 62.35 | +2.90 | 地学 | 49.85 | -2.87 |
上記のデータより、文系科目は難化、理系科目は易化している科目が多いですね。
特に数学は昨年がかなり難しかったのに対し、今年は平均点の大幅な上昇がみられます。
一方で、英語リーディング、国語、そして世界史をはじめとする文系科目の多くは平均点が下降していました。
それぞれにおいて、複数の資料を用いて正解を導くという共通テスト特有の問題が多く出題されたようです。
過去問や対策用の参考書を用いてこの形式に慣れておくことが非常に重要です。
東京大学、一橋大学の足切りライン
最後に東京大学と一橋大学の足切りラインについてです。
共通テストの成績は、大学入試において非常に重要な役割を担っています。
東大、一橋大をはじめとする多くの国公立大学では、共通テストの成績が重要な判断材料となっています。
東大の足切りライン
まずは東大からです。
基本倍率/結果 | 合格最低点 | 合格平均点 | |
文科一類 | 3倍/3.06倍 | 479(53.2%) | 752.82 |
文科二類 | 3倍/3.08倍 | 454(50.4%) | 712.03 |
文科一類 | 3倍/3.01倍 | 189(21.0%) | 736.77 |
理科一類 | 2.5倍/2.55倍 | 543(60.3%) | 764.91 |
理科二類 | 3.5倍/4.30倍 | 711(79.0%) | 749.46 |
理科三類 | 3.5倍/4.24倍 | 640(71.1%) | 697.91 |
今年の東大の入試の特徴は理科二類の高倍率です。
河合塾のリサーチ時点では理科一類は理科二類の約二倍もの志願者がいました。
しかし、多くの人がリサーチの結果を受けて、理科二類の方に流れていったのではないかと推測されています。
また、文科一類はほぼ基本倍率と同じ志願者だったため、足切りはほとんどありませんでした。
一橋大学の足切りライン
次に一橋大学です。
学部 | 日程別 | 倍率 | 最低点 |
商学部 | 前期 | 3.0 | 422(46.9%) |
経済学部 | 前期 | 3.2 | 614(68.2%) |
後期 | 18.9 | 664(83.0%) | |
法学部 | 前期 | 2.8 | ー |
社会学部 | 前期 | 3.5 | 638(70.9%) |
ソーシャルデータサイエンス学部 | 前期 | 6.1 | 699(77.7%) |
後期 | 25.8 | 654(81.8%) |
(前期日程は900点満点、後期日程は800点満点)
一橋大学は、今年から新たに設置されたソーシャル・データサイエンス学部が高倍率になりました。
そのため、足切りラインも非常に高く、約700点となっています。
また、法学部はここ10年は3.0倍を超えていたのですが、今年はそれを下回り、足切りはありませんでした。
商学部と経済学部は毎年3.0倍前後なので例年通りです。
以上より、東大、一橋をはじめとする国公立大学を受験する人にとって共通テストは避けては通れないものです。
共通テストまでの勉強法
ここからは共通テストまでの勉強法について書きます!
目標を設定する
まずは、受験したい大学や学部、学科など自分の目標を決定しましょう。
それに基づいて必要な科目、参考書のレベル、そして共通テストの必要点数などを割り出していきます。
基礎を徹底する
志望校が決まり、必要な科目が分かったら基礎を徹底しましょう。
例えば数学だったら基礎問題精講、英単語だったらターゲットというように過去問を解くための力をつけていきましょう。
最低でも夏休み中、理想を言えば夏休み前までにはテスト範囲を網羅しておきたいところです。
また、この基礎を徹底するというのは共通テストのためだけではありません。
その後の二次試験の過去問演習の際にも必要な力なので、おろそかにしないようにしましょう。
ポイントは1冊の参考書を完璧にすることです。
何冊も手を出すのではなく、一つの分野において1冊でいいので、何周もして問題をみたら即答できるレベルまで仕上げましょう。
過去問を解く
基礎の徹底ができたら、いよいよ過去問です。
過去問や共通テストの問題集を時間を計って解いていきましょう。
解いた後欠かさないでほしいのが、復習です。
解説をしっかりと読み込み、なぜ解けなかったのかを自分で理解しましょう。
必要があれば、先ほどの基礎参考書をもう一度復習するのもよいかもしれません。
模試を受ける
過去問を解きながら並行して模試も受けましょう。
本番同様のタイムスケジュールで緊張感のある中試験を受ける経験は必要です。
模試の後の復習もしっかりと行ってください。
以上が共通テストまでの勉強法です。
とにかく、早く基礎を身に着けることが大切なので今の時期たくさん勉強することが大切です。
また、勉強することはもちろん大切ですが、体調管理にも気を付けましょう。
特に睡眠時間はしっかりと確保してください。
お読みいただきありがとうございました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
最後に勉強法を書きましたが、一人でスケジュールを管理しながらやっていくのはとても難しいと思います。
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