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最後のブログ~私の大学4年間を紹介します~受験生・大学生へ

溝ノ口/溝の口駅にある大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾溝ノ口校」です!

今回は教務川上を支えてくれた講師の前田先生が自身の大学生活を振り返ってくれました。

塾の営業とは全く異なるブログですが皆さんに是非読んでほしい。最後までお付き合いください。

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こんにちは!武田塾溝ノ口校の前田です。

 

ブログでは大抵、大学生になるまでの過程が扱われますが、大学4年間を終えての記事は見たことがなかったため文字に起こしました。

「大学生になるイメージが沸かない。」「大学が決まったものの、何をすればいいのかわからない。」そんな方がいればぜひ読んでみてください。

 

では、記事に移る前にざっと自己紹介をします。

前田さん花井先生だけど

自己紹介

【大学】 立教大学 社会学部

【年齢】 23歳(一浪したため)

【出身地】 関西のド田舎

【大学時代にやって良かったこと】 アルバイト(塾講師・ブライダル)、自分探し(笑)

 

見てわかる通り、どこにでもいる普通の女子大生です(笑)

何かが抜きんでているわけではありません。だからこそ、皆さんに親近感を持ってもらえるのではないかな?なんて思います。

この記事を読んで「自分もこれがしてみたい!」とか、「こうはなりたくない!」とか、いい面でも悪い面でも少しでも参考になれば嬉しいです。

 

 

では早速、記事に移ります。

まず、大学4年間を終えて思ったこと、それは

 

「大学に行って本当によかった。色々なことにチャレンジして経験を積んで、一生の宝物ができた」

 

です!

4年間は恐ろしいほどあっという間でしたが、一言では表しきれない位、様々なことに出会い数え切れぬほどの思い出ができました。

そもそも私は、大学生になるまでに、1年浪人したり、また、地方出身のため親元を離れて上京までさせてもらったり、割と大変な思いをしました。でも、そんな思いをしてまで大学生になれて良かったと心から思います。

 

では、そう思えた「色々な経験ってなに?」「特にやってよかったことは?」と疑問に思った方もいると思うので具体的に書いていきます。

 

 

やってよかったこと①アルバイト

 

私はこの4年間で主に3つのバイトを経験しました。塾講師・ブライダル・カフェです。

その中でも、特にやってよかったと思うのは「塾講師」と「ブライダル」のアルバイトです。

 

大学生と言ったらサークル活動じゃないの?と思う方もいるかもしれませんが、残念ながらサークル活動は肌に合わずすぐに辞めてしまったんです(笑)

そんな私が居場所を求めて励んだのが上記のアルバイトでした。

 

やっぱり、大学生になると高校生の時と比べ、膨大な時間ができます。学校に行く以外の時間を、何に使うかで得るものは大きく変わります。そんな私が欲しかったものは「多くの人と関わり経験を得ること」でした。高3から浪人時代まで勉強ばかりで、オシャレや恋愛を完全封印してきた私にとって、必要だと思ったからです。

だから、アルバイトに励んで多くの人と関わる努力をしました。

 

塾講師のアルバイト

 

「塾講師」は、この武田塾での講師経験です。講師として特訓をして、生徒ごとに関わり方勉強方法を変えたりし、いかにしてその生徒のやる気を引き出せるか?注力しました(^^♪

 

でもそれって結構難しいことなんです。「ただ教えるだけ」じゃなくて、どうやったらその子が自分に聞く耳を持ってくれるかなぁ、とか試行錯誤して自分なりのスタイルを確立していきました。

結論、とにかく相手に寄り添い、「講師」の前に「人」として好きになってもらえるように頑張ったと思います。

 

その結果、人との関わり方や、寄り添い方、わかりやすい話し方なんかも少しは身についたようで、感謝のお手紙なんかも頂いたりしました。有難いことです。

そして何より、自分の担当生徒が合格したときは本当に本当に嬉しいもので、塾講師をしていなければ、こんな感動は味わえなかったと思います。(よく泣いていました・・・笑)

 

だから、「塾講師」は本当にやって良かったと思います!!

 

ブライダルのアルバイト

 

次は「ブライダル」のアルバイトです。

初めは、この武田塾だけだったのですが、もっと色々な人と関わってみたい!と思った結果飛び込んでみたのはホテルでのブライダルスタッフでした。その中でも細かいマナーなども身に着けたいと思い、一流の接客をすると言われている5つ星ホテルを選びました。

 

初めは配膳サービスといって主にお食事提供をしていたんですが、途中から声がかかり「婚礼介添え人」というお仕事にも挑戦しました。

婚礼介添え人とは、結婚式の際に一日新郎新婦に一人で付き添って身の周りのお手伝いや、当日のスムーズなスケジュール進行をサポートするものです。

これが、本当に本当にきつかったです。

 

スタッフにとっては数あるうちの1つの挙式かもしれませんが、新郎新婦ご両家にとっては一生に一度の大切な日です。

だから、少しのミスも絶対に許されないし、1分1秒を争うお仕事だったと思います。毎回、何時間も予習復習して、仕事中は新郎新婦の動きひとつひとつに注目して、本当に責任重大でした。

 

だからこそ、成功した時の感動はとてつもなく、幸せでした。

 

また、こちらのお仕事は塾講師のように固定の生徒と1年位の長い付き合いになるのではなく、基本的に1日単位で年上の方と関わることになります。だからこそ、塾よりも多くの方と関われましたし、「こんな社会人になりたい!」「こんな女性になりたい!」と思う機会も多く、感化されることが多いバイトでした。

新型ウイルスの影響で、婚礼がストップしてしまい遠ざかってしまいましたが、やって良かったなぁと思います(^^♪

 

 

そしてもちろんアルバイト自体で経験は積めたと思いますが、

なにより私が良かったと思うのは、そこで

「自分と背景が全く違った人と様々な価値観を共有できたこと」「一生大切にしたいと思う友達ができたこと」です。

 

アルバイト先で出会った人たちと遊んだり、電話をしたり、ああでもない、こうでもないと夜が明けるまで語りつくしたり、お互いに相談したり。

楽でキラキラしていそうな大学生も楽しいことばかりではありません。

時々、すごく落ち込んだり悩んだりもします。そんな時に相談しあったり助け合ったりして、乗り越え、どんどん人として成長していくのではないかなと思います。

 

だからこそ、それを共有できる友達や先輩ってとっても大切だと思うのです。そんな人たちに出会えて、本当にかけがいのない思い出ができました。サークルに入っていなくても、大丈夫です!(笑)

 

だから、これを読んでいる皆さんは、アルバイトでのサークルでもインターンでも何でも構わないので、何らかのコミュニティに属して様々な人と関わってみてほしいなぁ~!と思います。自分に合わないこともあると思いますが、そんな時は合うところが見つかるまで歩いてみて下さい。

 

きっと素敵な思い出ができると思います。

 

やって良かったこと②自分探し

ふざけている様に思えるかもしれませんが(笑)

これ、実はすごく重要なことです。

 

膨大な時間がある大学生のうちに、「自分はいったいどういう人間なのか?」

 

を分析してみて良かったなと私は思います。

とは言いつつも、どれだけ分析してみても完全に自分を理解できたわけではありません。自分について、まだ分からないこともあります。

でも、これが出来てきたときに格段に生きやすくなったのです。

そして、この自分探しは、就職活動にも活きます。就職活動では「自己分析」と呼ばれますが、これが出来ている人とできていない人で、出来が大きく左右される印象です。よかったらやってみてくださいね。

 

そして、この「自分探し」ですが、

「どういう時に自分は嬉しいと思うのか?」

「どういう時にストレスが溜まるのか?」

「どんな人といると楽しいか?」

「自分はどういう人間になりたいのか?」

などなど…こうして、様々な項目に分けてよく考えていました。

 

 

では、これでなぜ生きやすくなったのかというと、理由は大きく2つあります。

 

1つ目は、自分を知ることでなりたい姿・楽しいことを追い求めることができる一方、不必要なストレスのかかることは避けることができ、効率の良い生き方ができるからです。

 

例えば私は1-2年生の頃、色々な人と関わってみたい!という思いから、朝から晩まで毎日ぎっしり予定を詰め、何もない日は1か月に1,2回でした。

それを繰り返していたら、体を酷使しているためよく体調をくずしたり、また、ずっと誰かといて一人でゆっくり考える時間もないので、自分がどう思うのか分からなくなって、たまに気分がとても落ち込んだりもしました(笑)

ついに自分の失態に気付き、ようやく「予定は詰めすぎちゃだめだ!1週間に一回は何もない日を作ろう!」と考えられるようになったのは、大学3年生になってからでした(笑)

 

皆さんにはわたしのような失敗をしてほしくないです(笑)

でも、こうして失敗したからこそ自分のできる範囲での楽しみ方が分かったし、とても過ごしやすくもなりました。

今では、この失敗を糧に、自分がどういう人間なのか気付けて本当に良かったなと思います。

 

 

では次に、生きやすくなった理由2つ目は、

「無理することなく等身大で自分を見つめられるようになった」からです。

これはどういうことかと言うと、自分がどういう人間なのかわからないうちは「いい所」「悪い所」も曖昧なままです。だからこそ、理想の自分と異なっていたと気付くときに大きなショックを受けてしまうことがあると思うのです。

 

こうなりたい!自分にいきなり近付けるわけではありません。少しずつ修正して、理想に近づいていくものだと思うのです。

なのに私はそれが悔しくて虚勢を張ったり、変に自分を追い込んだりしていました。

 

だいたいよく考えれば、完璧な人間などいません。大体みんな何かしらのコンプレックスを持っているのです。

なのに、それを変に包み隠そうとして自分を追い込み失敗をしました(笑)

 

そしてもう一つ重要なのが、誰しもコンプレックスはある分、反対に優れているところもある、ということです。

例えばすごくせっかちな人がいたとして、その人はゆっくり物事を進めたい人からしたら敵に見えるでしょう。でも、スピード感を持って物事を進めなければいけない現場にいけば重宝されると思います。

つまり、先ほど言ったそのコンプレックスも、見方を変えれば武器になったりもします。

 

だからこそ、そういった部分も踏まえて等身大の自分を受け入れてみることにしました。

そして一度受け入れた後で、反省すべきところを改善したり、自分のできる範囲で少しずつ理想に向かってみたり。

そうできるようになったことで、自分のいい所に目が行くようになって「私」を認められるようになりました。そしてその自分を大切にしたいと思えたのです(^^♪

 

だから、そのように少しずつ自分を模索してみることってすごく大切なんじゃないかと、この大学4年間を通して思いました。就職すれば、きっとこうやって、まとまった時間を取ってゆっくりと考えることも難しくなると思います。

だからこそ、学生期間のうちにたくさん考えてみるといいのではないかな、と思います!

 

でも、この「自分探し」も、外に出てたくさんの物事に触れなければできないことだと思うのです。だから、これから大学生になる方たちには、色々な人と関わって様々な経験を通じて「自分探し」をしてみてほしいです!

 

 

とにかくまとめると、

沢山のことにチャレンジして、多くのことを得てほしい!といったところでしょうか。

長くなってしまったため、以上で締めたいと思いますが、少しでも参考になったらうれしいです。

 

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