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大学験予備校・個別指導塾の武田塾 溝ノ口校です。
勝負の冬、到来!
少し前までは日中の最高気温も20℃に近く、「今年の冬は本当に来るのだろうか」と本気で疑っていていましたが、最近はそんな不安も払拭するほど、朝晩はもちろん日中も寒い日が続いていて、一安心(?)です。
また、この時期はクリスマスに年末(個人的にはブラックフライデーも(笑))など、世間が幸福ムード一色になり、忙しなくなりますが、いよいよ受験シーズンが迫ってきている受験生の皆さんは楽しい来年を想像しながら、今年は机に向かいましょうね!
さて、そんな世間も受験生も忙しなくなる冬、いったいどのように過ごせば有意義なものとなるのでしょうか。
今回は、
学習面における、入試本番から逆算して今の時期にするべきこと、してはいけないことなどをお話しして行きます。
11,12月は共通テストと一般・二次試験の対策を両立する時期!
11月後半・12月にかけては、共通テストと多くの受験生が本命としている私立大学の一般入試や国公立大学の二次試験の対策を
それぞれ同じ配分で行いましょう。
ここからは、対策を行う時に注意したい幾つかのポイントをお話しします。
①共通テスト対策は、何よりもまず目標点から!
目標点数を事前に定めて、試験対策をするこは、どの試験においても重要なのですが、
とくに共通テストにおいては、今後の受験プラン全体のカギを握るといっても過言ではないほど重要です。
まずは、志望校や入試方式をリストアップして、本番で自分が取らなければならないおおよその点数を把握しましょう。
また、共通テスト対策をするときに意識したいことは、いかなる状況下においても
自分の目標点数(またはそれを上回る点数)を取るということです。
受験本番は誰しもが緊張するので、模試や自身で演習をする時よりも低い点数が出てしまうことが常です。
しかし、十分な演習を積めば自分の欠点や犯しやすいミス、余裕のある時間配分などが体得できます。
”共通テスト”だけで見れば、試行調査や去年度の本誌や追試、各予備校の予想問題集など手に入るリソースはあまりありませんが、前身のセンター試験と出題意図は大幅には変わっていないことを踏まえれば、
過年度のセンター試験の過去問も十分に参考になるはずです。
過去問演習はいくら積んでも積みすぎということはありません。
ここで、今一度自身の目標点数と、過去問演習に対する意識を見つめ直しましょう。
②共通テスト・一般・二次試験対策は科目ごとに!
多くの大学において、入試の合否判定は各受験生の獲得した総合点により決まります。
例えば、合計(総合点)で7割程度の得点を目標としていて、ある苦手科目の得点が5割程度の伸び悩んでしまった場合、その科目を重点的に対策して、全体の総合点の底上げを図りましょう。
ここで注意したいのが、苦手科目にあまり時間を割かずに、得意科目の得点を伸ばそうとすることです。
「全体が7割の目標として、苦手科目が5割しか取れなくても、得意科目で9割を取れば相殺でしょ!」
なんて都合よく考えてしまっている受験生を多く見かけますが、
前述したように、本番はいつもよりも低い点数を取ってしまうことが良くあります。
それは得意科目においても変わりありません。
また、特定の科目で稼がなければ!と考えてしまうと、その科目をプレッシャーに感じてしまい、いつもよりも低い点数を取ってしまいかねません。
また、70点を90点にするより、50点を70点にする方が効率が良く、全体の点数も安定します。
これらの点を考慮して、得意科目よりは苦手科目の対策を優先しましょう。
しかし、試験一週間前や、直前期に入ったとなると話は別です。
その頃はとにかく精神的に不安定になりやすいので、苦手科目の対策ばかりに時間を割いてしまうと、時間をかけた割にその効果が点数に現れないといったことが起きてしまいます。
なので、本当の直前期に入ったときは得意科目を優先的に学習するというのも一つの手ではあります。
③志望校の過去問研究を本格的に始める!
受験生によっては、既に過去問対策や問題演習を本格的に行っている方もいると思います。
しかし、基礎の習得や復習に思ったよりも時間がかかってしまい、まだ志望校の過去問に手を付けられていない、という声もちらほら聞こえます。
基礎基本の習熟度がどうであれ、12月に入る前に一度は志望校の過去問に取り組んでみてほしい、とこのブログではお伝えしていますが、12月に入ってからは、より本格的に、またより戦略的に志望校の過去問演習を行ってほしいと思います。
まだ基礎の定着に不安がある方は、「この状態で過去問演習に入ってしまってもいいのだろうか」と躊躇してしまうかもしれませんが、
過去問演習はあくまで現時点の実力や相性を図るものですからインプットすべき点などを教えてくれる最高の参考書でもあります!
なる早で取り組むことをお勧めします!!
逆に、過去問演習に入るのが遅すぎたときのデメリットの方がはるかに大きいです。
また、過去問演習で発見できた、今まで気づかなかった弱点を、より基本的な参考書に立ち戻って復習できるという点を見ても、この時期に過去問演習に入るメリットは大きいです。
では、より本格的(戦略的)な過去問演習とは一体どういうものなのでしょうか。
まずは、志望校の過去問を過去問を分量・制限時間という視点から見てみましょう。
英語だったら、だいたい何語程度の長文が何題出て、その解答様式は選択式メインなのか、記述も入るのか、また制限時間と各大門を考慮して、一つの大門に最大何分かけても良いのか…
などです。
その次に、内容面での分析もしましょう。
内容面とは、過去問の問題(出題分野・出題範囲やその難易度)です。
例えば世界史なら、主にどの地域のどの年代が出やすいのか、また社会経済史や政治史、文化史などどの分野が出やすいのか、あるいはどの分野も比較的まんべんなく出るのか、問われている内容は教科書レベルでも対応できるのか、それ以上の資料集や参考書レベルなのか...
といった具合に、各科目ごとに異なるアプローチではありますが、問題の内容面からの分析も怠らないようにしましょう。
④問題演習や過去問演習で発見した弱点を克服する
この点は上でも少し上述しましたが、とても重要なのでもう一度詳しくお話しします。
誰しも、自分の志望校で過去に実際に出題された問題を解くときは緊張します。また、それらがうまく解けなかったり、思うような点数ではないと、
「もしもこれが本番だったら自分は不合格だな...」
と落ち込んでしまうでしょう。
もちろん、いついかなる時でも、「これが本番だ!」という良い緊張感のもと演習を行うのはとても良いことですが、その度に落ち込んでしまっては演習をする意味も半減します。
そこで重要なのが、
もし演習時に思うように問題が解けなくても、そこで落ち込むのではなく、逆にその時点で自分の弱点が発見できた!ラッキー!と思う
ということです。
まだ、本番までに少しの時間があるので、ここは勇気をもって、基本的な参考書に立ち戻り苦手な単元を復習してみることを強くお勧めします。
また、参考書に戻るときに注意したいのが、なんで自分は参考書に戻ってきたのか、合格するためにはどの点を強化しなければならないのか、という”目的意識”を常に忘れないということです。
よく、ただ単に参考書に沿って問題を解いているだけで、実際はどの単元の強化がしたかったのかを忘れている受験生をよく見かけます。
せっかくこの時期に、基礎の参考書まで戻って復習をするのですから、当初の目的を常に意識して学習するようにしましょう。
時間をかけて弱点を克服することで、十分にその苦手箇所が受験本番時のアドバンテージになり得ます。
※溝ノ口校ではこちらのシートを模試や過去問を終えるたびに提出させています。
解き終えたら全ての問題に対して★〇△✓✖の5項目をつけさせています。
今何を勉強すれば得点を伸ばせるのか、自分の長所を見つけることもできますのでお勧めです!!
過去問をやれ!受験を成功させるための冬の過ごし方~対策・勉強法~
今回は、11・12月にやってほしい学習方法であったり、その際に気を付けたいポイントをお話ししました。
もう2022年も残すところわずかとなり、次第に受験本番への焦りが出てくる時期でもありますが、この時期に如何に冷静に、そして効率よく学習が進められるかがとても重要になってきます。
無駄に焦っても、空回りするだけです。
精神的に滅入ってしまったら、周りの友人や先生、家族とお話しなどをしてリフレッシュし、深呼吸一つしましょう。
そして、このブログに書かれている内容の通りに学習を進めてもらえれば幸いです!
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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