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大学験予備校・個別指導塾の武田塾 溝ノ口校です。
今回は志望校合格を本気で目指す、現在高校二年生に向けて、受験必勝アドバイスをお伝えします。
受験勉強にはフライングは存在しない!早めの対策でライバルたちとさをつけよう!
こんにちは。武田塾溝ノ口校講師の日比野です。
高校二年生と言えば、普段の部活に文化祭、体育祭に修学旅行など、ほぼ毎月(あるいは毎日)のように楽しいイベントでスケジュールが埋まります。
それに加えて、プライベートでも活動をしている学生は、より一層忙しい生活を送っているのではないでしょうか。
まさに青春!ですね。
来年(高校三年生)からの苦しい一年に備えて(あるいは目をそらして)、「遊べるうちに遊んでおこう!」と、普段の授業もないがしろにして、生活を勉強以外のことへ全振りしている学生もいることでしょう。
しかし、考えてもみてください。
志望校へ現役合格を目指す学生が、高三の四月に0から学習習慣をつけ、2月までの数カ月だけを勉強に充てて合格をするということは、高三時にとんでもない努力をしたうえでも難しい(確率が低い)のが現実です。
志望校が難関大学なら、その確率が下がるのは言うまでもないでしょう。
受験というものは、受験生が入学試験を受ける時点におけるそれぞれの学習習熟度を、大学側が等しく評価するものです。
一つ例を挙げましょう。
A君は受験勉強を高校二年生の6月から始めました。
それに対して、B君は受験勉強を高校三年生の6月から始めました。
2人とも同学年で同じ年の同じ大学、学部の入学試験を受験するとします。
A君の受験勉強の期間は約20ヶ月、B君は約8ヶ月です。
この差はとても大きいです。というか、ほぼこの差が二人の合否を分けると言っても過言ではありません。
しかし、大学側は採点において、この事情を考慮するはずもないです。
大学受験には、ビギナーズラックは存在しないのです。
このことからも、上述したように、周囲にまだ受験の緊張感が漂っていない高校二年時の過ごし方が、のちの志望校現役合格に大きく影響するのです。
部活動をしっかりしてきた学生は、受験にも有利?!
多くの高校二年生は、部活の所属部員の中枢として普段から活動にうちこんでいることでしょう。
そういう積極的に部活を頑張っている人は、同時に「自己管理能力が高い人」とも言えます。
この「自己管理能力」は、部活においてだけではなく、勉強においても十分につかえる能力です。
後悔なく部活にうちこむ生活をなるべく崩さずに、受験勉強にもシフトする方法を、以下で考えていきましょう。
部活からの帰宅時に勉強する
多くの学生はこれを聞いて驚愕することでしょう。
「部活から帰った直後なんて、クタクタで勉強できるわけないじゃん!」
確かにその通りです。
しかし、疲れているから10分だけ休憩しようとしてソファーでスマホをいじっていたら、気づけば1時間が過ぎていた…、なんてことありませんか?
部活と勉強の両立において何よりも大事なのは、無駄な時間を極力減らすことです。
休憩が無駄とは言えませんが、一時間もスマホをいじるのは明らかに無駄な時間でしょう。
帰宅後(夜)に勉強がしたい人は、帰宅直後の私服に着替える前に、一時間だけ勉強する等、工夫をしてみるのも手です。
そうすることにより、夜の貴重な時間が、ダラダラで無限に溶けていってしまうことを防止できます。
隙間時間や朝の時間を有効活用する
夜に一時間や二時間など、まとまった時間を取って勉強するのが苦手な学生は、短時間でも良いので、とにかく空いた時間を有効活用するように意識しましょう。
朝、登校する前に30分、いつもより早めに教室へ行き30分、お昼休みは図書館で30分など、探せばいくらでも隙間時間は存在します。
それを有効活用できるかは、自分の意識次第ということです!
また、短時間では濃密で効率の良い学習が求められるもの。
そこで、あらかじめ10分間勉強の時は英単語を、20分の時は英単語と古文単語を勉強するといったように、時間に応じた学習メニューを組んでおくのも良いでしょう。
普段の勉強は、定期テストをバロメーターに
部活と受験勉強の両立において、普段の授業はとても重要な存在です。
大学受験の出題範囲は、どの科目も高校二年生までの学習内容のほとんどで構成されています。
つまり、普段の授業が、入試本番へとつながっているということです。
大学入試を1から意識して、新しい参考書や問題集を始めるのも良いことですが、それが難しい、そこまでモチベーションが湧かない、という人は普段の学校の授業の予習や復習をベースに勉強を進めましょう。
それなら、まとまった時間を取ることが難しい平日でも、短期間で無理なく勉強できるはずです。
また、基本的に定期テストは普段の授業とリンクして行われるので、中だるみ防止としても十分に機能します。
定期テストは、授業に沿った普段の学習がものをいう試験なので、是非日ごろから学習習慣をつけていき、定期テストで高得点を取りましょう。
これは、長期的に見ても、受験に向けた成功体験の一つとして、とても重要なものです。
特に優先したい科目はこれだ!
では、どの科目の何の単元をどのように勉強していったらいいのでしょうか。
それはずばり、英語・数学・国語(文系または共テで使用する理系)です。
英語
英語は、大学受験において最も重要な科目です。
理系・文系、どの大学・学部をどの方式で受験するに関わらず、英語は最も大きなウエイトを占める科目でしょう。
英語が苦手な学生は、三年生に上がるまでに基礎固めや既年度の復習をすることで苦手を払拭して、ビハインドを背負うことなく受験学年に入ることが出来ます。
また、比較的英語に自信がある学生は、高二のうちに一度志望校の問題に接してみるのも良いでしょう。
もちろん全然解けなくても構いません。重要なのは、いずれ戦うことになる問題を早いうちから意識して、それに合わせて普段の勉強を行うという姿勢です。
内容は、単語・語法・文法の徹底、反復学習につきます。
この三点は、高三から始めていてはとても間に合いません。(英語が苦手な人なら尚更です)
長文は、普段の授業で扱うものの読み込みや、復習を重視しましょう。
数学
この科目も、幅広い志望ジャンルの受験生にとってとても重要です。
詳しく言うと、理系の学生はもちろん、国公立大志望の文系や共テ利用で私立受験を目指す学生は、上記の英語に合わせて数学にも力を入れましょう。
数学は、数Ⅰや数B、微分積分やベクトルなど、教科、単元の幅が大きいものの、根底となる基礎の積み重ねや、組み合わせで入試問題も作られています。
ゆえに、ここでも英語の欄でお話しした
苦手な学生は基礎の徹底・既習分野から苦手潰し、得意な学生は入試問題の先取がとても有効です。
内容は、『基礎問題精講』などの網羅系参考書で公式の使い方や解法の習得などの徹底をはかりましょう。
意欲のある高二生は、『一対一』や『標準問題精講』などよりハイレベルな問題演習で入試問題を意識した学習をしても良いです。
国語
主に文系、もしくは難関国公立大で国語を使用する理系の方は、高二から”入試の国語”に親しみましょう。
特に理系の学生は国語を苦手とすることが多いので、裏を返せば、ここでライバルたちと差を付ければ良いのです。
内容は、漢字・古文単語・古典文法・漢文句法・漢文語彙など、暗記系が目立ちます。
しかし、難関大を志望する学生が高二の頃から意識しておきたいのが、”記述”です。
難関国公立大の二次試験のほとんどで、記述(論述)解答が求められます。
記述対策には、特効薬というものが存在せず、数多くの問題にあたっていくことしか手はありません。
また、難関大になればその内容や質も採点において重視されるので、普段の学習においては、一度自分で書き上げたものを、担当の先生や周りの友達に添削してもらうことで、自身の癖やケアレスミスなどの点検が出来るのです。
こうしたことを考えると、他科目とのバランスも考え、高二から自分の鉛筆で記述問題にあたることはとても重要です。
どのような意識で勉強をするべきか
いろいろお話ししてきましたが、やはり一般的な高校二年生の間には受験ムードは漂っていないので、もし
「よし!頑張って受験勉強を始めるぞ!」
と思い立っても、周囲に惑わされてなかなか身が入らないこともあるでしょう。
そういったときは、次の2点を頭に入れて、勉強に励みましょう。
①”今、普段の授業で習っている内容は、そのまま入試問題として出題されてもおかしくない”
②”周りの友達より早くから受験勉強を始めることで、確実にリードを取ることが出来る”
どうでしょうか。この二点だけでも、今の勉強が着実に入試に向けて繋がっていると意識できますよね。
高二生こそ模試や英検を受験しよう!
試験本番は、どんな学生であれみんな緊張します。
しかし、外部の会場で、普段見慣れてはいない学生たちと、学習状況をきそうことが出来る模試は、そんな緊張に打ち勝つための重要な練習の場になってくれます。
また、偏差値や判定は、全国レベルでの自分の立ち位置の評価に非常に役立ちます。
それを一つのバロメーターにして、普段の受験勉強の反省や弾みにしましょう。
英語検定の受験も有効です。
一般的に、早慶レベルの英語は、英語検定の準一級に匹敵すると言われています。
単純に早慶レベルといわれると、「どんなレベルだよ!」とツッコミたくなります(笑)が、明確に英検準一級と基準化してくれることで、とりあえずそこに合格するまで英語を頑張ってみようという、具体的なモチベーションがうまれますよね。
また、英検は日本国外で、語学運用能力の証明として広く認められているので、大学受験後を見据えて取得しておいても損はないでしょう。
最後に
最初にお話ししましたが、
受験には フライングも、ビギナーズラック もありません。
入試本番に至るまでに、如何に自分が他の受験生よりも多くを学習して来たかにつきます。
それに気付いた瞬間から、
”志望校に合格する”受験生としての道を進んでいけるでしょう。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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