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大学験予備校・個別指導塾の武田塾 溝ノ口校です。
今回は、学校の定期試験でなかなか思うような結果を出すことが出来ない学生の特徴と、定期テストとの向き合い方についてお話します!
定期試験で結果を出さなければならない理由とは?
定期テストは学校の成績と直結するため「高校を卒業する」という面でもちろん重要になってくるのですが、定期テストで結果を出さなければならない理由はそれだけではありません。
①推薦入試に直結する
推薦入試というのは「学校の成績+面接」など学科試験を伴わない入試制度のことです。
学科試験を伴わない以上受験生の学力は学校の成績によって測られることになりますので、定期試験の結果というのが受験の結果に直結することになります。
また、指定校推薦においては高校の中でその大学に推薦できる人数というのが限られていますので、学内での成績の順位が高くなければそもそも指定校推薦を受けることすらできないというわけです。
推薦入試に関して詳しくはこちらの記事をご覧ください
↓↓↓
【受験情報】推薦入試を解説!学校推薦型選抜と総合型選抜とは?
②一般入試の対策になる
大学入試は高校での勉強の総まとめで難しい問題しか出ないと考えてる人もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
多くの大学で問われるのは基礎ができているかどうかです。
そのため、最近学校で習ったばかりの単元の基礎ができているかどうかを試す定期試験を完璧にこなすというのは、れっきとした一般入試対策になるということです。
また、当然ながら基礎ができていなければ応用もできません。
受験において、基礎力というのは本当に大事なのです。
もちろん、私立理系を目指しているのに国語と社会も完璧にこなせとは言いません。
自分の受験に必要な科目だけは、基礎を定着させられるレベルで定期試験に取り組む必要があります。
結果が出せない生徒の特徴
①モチベーションがない
何事もモチベーションがないと結果は出せないものです。
将来自分がやりたいことはありますか?
その職業に大学は直結しますか?
行きたい大学、行きたい大学レベルの目星はついていますか?
モチベーションというのは目標がなければ生まれません。
まずは自分のやりたいことは考え、志望校を決めるところから始めてはいかがでしょうか。
モチベーションを保つ方法はこちら
↓↓↓
【マインド】モチベーションの保ち方を紹介!モチベを保つ方法は?
②計画性がない
定期テストに留まらず何事もできる人とできない人の違いと言うのは計画性に表れるものです。
定期テストにおいて計画性のない人は以下のような特徴があります。
・いつから試験対策を始めればいいのか分からない
・どのくらい勉強すればいいのか分からない
・どうやって勉強すればいいのか分からない
初めは誰だっていつ、どうやって、どのくらい勉強すればいいのかわからないものです。
定期テストを何回か受けていく中で、
・自分は1日にどのくらい集中して勉強に取り組めるのか
→1日3時間が限界、10時間でも余裕、など
・自分はどれくらい勉強すれば基礎が定着できるのか
→問題集1周で十分、教科書も読み直したほうが良い、など
・自分にはどういう勉強法が合っているのか
→英単語は読むだけで覚えられる、書かないと覚えられない、など
を理解していき自分だけの勉強法を身につけましょう。
結果が出せる生徒の特徴
①モチベーションがある
モチベーションというのは勉強のやる気に繋がるものです。
結果が出せる生徒というのは結果が出せない生徒とは反対に
・志望校や志望レベルが決まっており
・将来も見据えていて
・自分に必要な科目とそのレベルについて理解している
という特徴があります。
特に必要な科目とそのレベルを理解していることは別の科目を切り捨てることで効率化にも繋がりますし、その科目だけやればいいということでやる気にも繋がります。
必要なレベルを理解するには過去問を解くことが一番手っ取り早く、最終的な目標を決めることが出来ます。
②計画性がある
先述した通り、結果が出せる人は自分に合った勉強法を理解しており計画性があります。
おすすめの勉強法としては
・試験1ヶ月~2週間前には対策を始める
→何日前になんの科目の勉強をするか決めておく
・問題集(や単語帳)は間違えた問題(覚えられなかった単語)に印をつけておき1周した後に間違えた問題だけをもう一度解く
→間違えた問題が1つも残らないようにする
・定期テスト対策用のノートは作らない
→書いている時間が無駄なので、どうしてもポイントをまとめたいときなどは教科書や参考書に直接書き込んでいく
などがあるので、参考にしてください。
受験勉強に繋がる定期試験対策できていますか?
定期テストの目的は基礎の定着です。
そのため、その場しのぎのための丸暗記では点数が取れても当然意味がありません。
先生によっては試験でこれの類題出しますよ、などという人がいるかもしれませんが、その問題の解き方だけを丸暗記しても意味がないわけです。
もちろん暗記すること自体が基礎力につながる科目(英語など)も多いですが、数学などはなぜその問題でその方法を使うのか、他の解き方はないのかなどを常に意識して勉強することをオススメします。
定期試験後の解き直し、復習を疎かにしてはいけない理由
定期試験で最も大事なのは終わった後の復習です。
定期試験の目的は基礎の定着だと何度も言ってますが、満点だった人以外はなんらかの基礎が定着できていなかったということです。
そのため、間違えた問題をどうして間違えたのか、どうしたら今後間違えないかを考えて復習することは定期試験の目的を完遂する上で必要な工程です。
結果だけに一喜一憂せず、その先を見据えて復習までしっかり行いましょう。
おわりに
定期テストの重要性はわかってもらえたでしょうか?
結果が出ない人は、まずは志望校の決定と勉強法の確立からやってみましょう。