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2021年度の慶應義塾大学の理工学部の傾向と対策
英語
第1問
第1問では毎年長文読解問題が出題されています。
小問が6題程度マーク式であります。
2022年も同様の形式となると予想されます。
過去2年は小問6問目で長文の内容一致問題が出題されているので、文章を読むうちからこの問題を気にして読んでいく必要があります。
その他の問題では文中の単語、文章を言いかえた単語を選びなさいという問題があるので単語力が必要になります。
【対策】
やはり問題の難易度も高く、時間に対する問題量も多いため文章を早く正確に理解する力が必要とされています。
そのため日ごろから長文を一日一問ずつといて英文を読むことに慣れる必要があります。
英語長文ハイパートレーニングレベル2などからこつこつ毎日読み進めて、慶應大学の文章が読めるまで徐々に難易度をあげていきましょう。
単語に関しては英検準1級程度の単語力があれば選択肢の取捨選択は出来るでしょう。
第2問
第1問と大差はない。
毎年長文問題であるが基本的な問題構成は年ごとに大差はない。
発音問題が出題されていることがある。
2022年もほぼ同様の形式となることが予想されてるので第1問と同様の対策が必要になります。
【対策】
第1問に同じ
第3問
第3問は会話文主体の問題です。
また2021は出題がありませんでしたがそれ以前は記述式の問題がありました。
英語で質問を与えられそれに対する解答を英語で記述する方式です。
2022年の出題で記述式があるのかないのかは分かりませんが、英問英答の練習はしておく必要があります。
また内容一致問題があるのでその点は注意して解いていく必要があります。
【対策】
英語で答えを記述できる練習が必要です。
短めの英語の文章を書けるようにするには最低限自己学習のときに同様の問題がでてくるものを解いておく必要があります。
また余裕がある人は英作文を練習しておくと解きやすくなります。
第4問
第4問は2020年までは英文と日本語訳を与えられ、虫食いになった部分に英単語を頭文字を参考に入れていく形式でした。
2021年は一転して一行程度の英文に空いている箇所に適切な単語を入れていく形式になりました。
主に英文の題材は科学に関することでした。
どちらであっても単語力が必要な問題です。
【対策】
英検準1級程度の単語力を要求されています。
英単語をみて日本語に直す練習と共に日本語からそれに対応する英単語を思い出す練習も必要になってきます。
数学
2019~2021の3年間の出題内容は以下の表の通りです。
一つの問題で複数の範囲が絡む問題が大半です。
図形の性質 | 1 |
2次関数 | 2 |
確率 | 2 |
図形と式 | 3 |
複素数と方程式 | 2 |
三角関数 | 1 |
数列 | 1 |
ベクトル | 4 |
微分 | 8 |
積分 | 4 |
極限 | 5 |
複素数平面 | 2 |
【傾向】
問題は5題出題されて、試験時間は120分。
計算量に比べてやや時間が少ないので一回で正確に解くことが求められる試験内容になっています。
数学3からの出題が多く、確率などが単問で出題されることがあるので要注意。
微分法はいろいろな問題に絡めて出題がされていてる。
【対策】
問題の難易度が高いのでそれに合わせた対応が必要になる。
また問題を正確に解く力が必要とされている。
具体的な対策としては基礎問題精講などで基礎固めを早く終わらせる必要がある。
それに続いて重要問題集やハイレベル数学3完全攻略などで実力upをしていく。
これらの問題集を終えた人は他大学で同難易度の過去問や、他の問題集も是非やってみてほしい。
問題を解く練習を極力増やして、初見問題を解く力を養っていく必要がある。
数学は英語と同様に急激にできるようになることはなく、時間がかかる科目なので早め早めのうちからコツコツ毎日問題をとくようにしてください。
化学
【傾向】
第1問から第3問までの計3題で構成されていて、第1,2問では理論化学、無機化学が問われることが多く、第3問で有機化学の出題がある。
2022年もこの入試形式が続くことが予想される。
出題内容としては全体的に満遍なくでている。
知識問題も聞かれているのでそこもしっかり押さえる必要がある。
【対策】
慶應大学受験者であれば参考書に書いてある覚えなくてはいけない知識はまず完璧に答えられるようにすることが望ましいです。
またできれば反応式などもすべて覚えておくとアドバンテージになります。
試験時間が60分と短いため時間短縮できるところは省略できるようにしておく必要があります。
また特定の範囲が不得意となることが無いよう、また全体として高い学力が必要です。
講義系の参考書で覚える事項を全ておぼえた後、重要問題集などで問題を解く練習をしていきましょう。
また知識の部分は時間が経つと抜けていってしまうので、自分が忘れたと思ったタイミングで復習しなおすなど、こまめに見返す必要があります。
受験本番ではあやふやな知識がない状態でないと合格は厳しくなってしまうでしょう。
物理
【傾向】
第1問で力学、第2問で電磁気、第3問で他の範囲、のような傾向がある。約60分で3題なのでとても時間に余裕がない問題構成になっています。
特に物理では問題が順番に進展していくので途中で躓くと、次の問題が解けないまた雪崩のように間違いが連鎖するということもあります。
そのため時間がない中でもミスをすることなく確実に解いていく力が必要になります。
【対策】
化学同様、慶応大学受験者であれば参考書の基本的な知識や公式は完璧にしておくのが最低条件です。
少しでもあやふやな知識があればまず解き終わらないです。知識を完璧にしていても多くの人が完答できません。それだけ難易度が高い試験です。
勉強の進め方としては講義系の参考書をつかって基本的な知識や公式を理解した後、物理のエッセンス→良問の風→名門の森のように進んでいけばいいでしょう。
人によっては物理のエッセンスから入ってもできる人はいるのでそこは自分で判断してみてください。
無理そうであれば無難に講義系の参考書(物理がおもしろいほどわかる本など)からやってください。
また良問の風と名門の森を足したような参考書で重要問題集があるので自分にあわせてカスタマイズしてください。
さいごに
慶應理工の傾向、対策について紹介してきましたが、どの科目にも共通するのが、問題の難易度、時間制限ともにきついということです。
中途半端な知識で臨むと全然解き進められないことが容易に想像がつきます。
受験までの日々の勉強で常に完璧を意識して取り組んでいってください!
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