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今回は、溝ノ口校の東工大に通う講師が
MARCH理工学部の難易度をランキングにしました。
このブログを書いてくれた講師👇
MARCH理工学部の難易度ランキング
対象は、各大学の理工学部の学部別入試です。
・明治大学 理工学部
・青山学院大学 理工学部
・立教大学 理学部
・中央大学 理工学部
・法政大学 理工学部
また、私は理科の選択は化学・生物だったため
今回は英語・数学・化学の3つを比較してみたいと思います。
(一応、番外編として生物についても少しだけまとめてます)
主に過去2年分の入試問題を参考にしています。
あくまで、私の考えですので、参考程度にしていただけたら幸いです。
それでは、いきましょう!
MARCH理工学部の難易度ランキング
英語
立教大学の英語は60分と時間が少ない割に、
大問が4~5つあり相当早い処理能力が求められると思います。
同様に、試験時間が60分の明治大学ですが、
かなり長い長文が1題のみ出されて、
それに対する質問が28こありました。
また、マークと記述の両方がありますが、
設問自体はすぐに答えられるものが多い印象でした。
青山学院大学や中央大学は、
試験時間がともに80分であり、
大問も5~6つ程度でした。
内容も、長文読解、文法語法、整序、正誤といった標準的な出題内容でした。
違いを挙げるとすれば、青学は英文和訳で一部記述があります。
また、中央大学では理論問題のような頭を使うような問題や、
TOEICのようなメールや記事の空所補充の問題が出題されており面白いと感じました。
最後に法政大学ですが、
試験時間は90分と他の大学よりも長いのが特徴です。
そして、問題内容や大問構成がほぼほぼセンター試験と同一でした。
ですので、不要分削除の問題が出題されるのが特徴です。
大問数は7で長文の数も多めですが、試験時間を考えれば妥当な問題量だと思います。
以上の観点から、英語の難易度ランキングはこうなると思います!
No.1 立教大学
(理由:問題量に対して時間が短く、相当なスピードや処理能力が求められる。)
No.2 法政大学
(理由:時間的な難しさはないが、長文の数が多く、読解が苦手な人は苦しいと思われる。)
No.3 明治大学
(理由:長文一つに注目すると、他大学の問題よりはるかに長い。その長文の内容が分からなければ、得点が一気に難しくなる。また、記述の量も他大学よりも多い。)
No.4 中央大学
(理由:標準的な問題構成だが、出題内容が独特なものがあるが、対策をすればそれほど問題はないと思われる。)
No.5 青山学院大学
(理由:読む英文の量が5大学の中で一番少ないと思われる。また、文法、整序、語彙の問題も標準的。)
数学
ほとんどの大学が、マークと記述の両方で答える問題が出ますが、
法政大学だけは全てマークの問題でした。
また、明治大学、立教大学、法政大学では、
大問1では小問集合が出されています。
どこの大学も、微積、確率、ベクトルは毎年出題されています。
しかし、複素数平面や数列に関する問題も上の問題に絡めて出てきたり、単体で出てきたりもします。
以上のことを考慮して、数学の難易度のランキングはこうなると思います!
No.1 中央大学
(理由:マークの問題が複雑な設定になっている。また、記述問題もそれなりに難しいと思われる。)
No.2 立教大学
(理由:マークの問題も記述の問題も標準だが、数学科に課される問題に証明が多く難しい。)
No.3 法政大学
(理由:すべてマークの問題だが、大問あたりにかけられる時間が最も少ない。)
No.4 青山学院大学
(理由:数Ⅲを使う問題の増減が年によって大きい。難易度的に立教とさほど変わらない。)
No.5 明治大学
(理由:大問あたりにかけられる時間が一番長く、問題も標準的なものが多い。)
数学に関しては、問題の難易度にそれほど差はないように思われます。
大問数や時間的制限の関係で、難易度が変わっている気がします。
化学
各大学、制限時間は80分前後で大問数は3~4でした。
しかし、立教大学は大問数が7で75分、中央大学は大問数4で90分でした。
大問数が増えるほど、扱う題材が増えるので問題を理解する能力がより求められると思います。
明治大学は、大問が3つ(無機、理論、有機)でした。
また、問題数は55問でMARCHの中で一番多かったです。
理論の問題の文章が長めで、読んで理解するのに時間がかかりそうな印象です。
また、選択肢が多く絞り込みで考えるときに時間がかかりそうです。
青山学院大学は大問が3つで、1つは有機ですが、2つは無機と理論の区別がつきにくく、融合問題のように見えました。
試験時間(80分)のわりに、問題数は少なめですが、有機の問題は全て構造式か分子式を答える問題であり、回答までに時間がかかるかもしれません。
立教大学は、大問数や問題数の数から、形式はセンター試験や共通テストに似ていました。
しかし、難易度は共通テストよりも上で、教科書でも扱わないような題材が出題されていました(2020年の光とルミノール反応など)。
また比較的、理論の問題が多めで、文章で答える問題が数問ありました。
中央大学は、大問数4、問題数30程度で、時間が90分なので、比較的他の大学よりも1問にかけられる時間が多いです。
また、問題も標準的なものが多く、MARCHの中でも取り組みやすい問題であると思われます。
法政大学は、選択問題を含めて全て記述問題となっていました。また、問題数も50程度と比較的に多めでした。
また、2020年度試験では30字の程度の文章で答えさせる問題が4問でており、他大学よりも選択問題が少なく記述量が多いです。
以上の観点を考慮して、ランキングをつけるとこうなりました!
No.1 立教大学
(理由:問題難易度はMARCHの中では標準~やや難ぐらいだと思われるが、1問にかけられる時間が共通テスト並みであるため。)
No.2 法政大学
(理由:全て記述問題であり、文章で答える問題も来年以降増えてくると思われるため。)
No.3 明治大学
(理由:問題数がMARCHの中で最多であり、また問題文の文章が長く理解するのに少し時間がかかりそうなため。)
No.4 青山学院大学
(理由:問題数や難易度はMARCHの中で標準的なものだと思われるため。)
No.5 中央大学
(理由:1問にかけられる時間がMARCHの中で最長で、問題も標準的なものが多いため。)
【番外編】生物
MARCH理工学部で生物があるのは、以下の学部だけです。
・立教大学 理学部
・中央大学 理工学部
これらの学部の問題についてみていきます。
立教大学は、年度ごとに大問数は変わりますが、問題数にはあまり変化はないようです。
中央大学と比較して、1文で答える問題が多いです。
中央大学は、大問数は4で、語句等を含めて問題数は60問ほどでした。
選択問題で、「適切なものをすべて選べ」という設問が多く、完答するには難しい問題もありました。
両大学とも遺伝子やDNAに関わる問題が毎年出題されていますが、
他の分野に関しては出る年もあれば出ない年もあるといった感じした。
最後に・・・
今回MARCHの理工学部の入試問題について、科目ごとにその難易度についてまとめてきましたが、
MARCH間で問題内容自体の難易度はさほど差がないように思いました。
難易度に差をつけているものは、出題形式や問題数、時間制限であるように思います。
つまり、MARCHの対策をして行く上で、その大学の出題形式や1問にかけられる時間などを分析する必要があります。
皆さんも、早いうちに自分が目指す大学や学部の過去問に触れて、過去問研究するようにしましょう。
合格するためにはどういう力が必要で、今から何をして行けばいいのか、目標を早い段階から定めることが出来ると思います!
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