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大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 溝ノ口校」です。
今回は全学部入試と個別入試の違いについて解説していきます。
そして全学部入試の狙い目の大学も紹介できればと思います。
全学部入試と個別学部入試の違い
皆さん一度は「私立大学って全学部入試と個別入試があるけど、何が違うの?」と疑問に思ったことがあると思います。
今回は全学部入試と個別入試について、そして全学部入試狙い目について紹介していきます!
個別学部入試 とは
名前のとおり、学部・学科ごとに個別で試験がおこなわれる入試形式です。
ごくごく一般的な入試試験のことです。
全学部入試 とは
全学部入試とは、1回の試験で複数の学部・学科に出願できる入試形式です。
注意点があり、ここで全学部入試といっているのは「全学部統一入試」のことで「全学部日程入試」のことではありません。
「全学部日程入試」は単に全学部の試験日が同じなだけで、他学部・他学科との併願はできません。
また全学部入試は、大学によってT方式(法政大学)、N方式(日本大学)など名前が変わるのでその点にも注意してください。
全学部入試と個別学部入試の違い
では具体的に何が違うのか見ていきましょう!
募集人数
実際に大学の募集人数を見てみましょう。
例えば明治大学 法学部 法律学科では個別入試の募集人数が375人に対し、全学部入試は半分以下の115人です。
このように募集人数は個別入試に比べ全学部入試の方が少ない場合がほとんどです。
倍率
全学部入試の方が、募集人数は少なく、かつ複数学部の併願が可能で受験者数が増えるので倍率は高くなります。
全学部入試で倍率が10倍を超えるところは多いです。
難易度
基本的には問題自体の難易度は、ほとんど変わりません。
ただし上でも説明したように全学部入試は一般入試に比べて募集人数が少ないので、合格難易度は難しくなってきます。
日程
全学部入試の日程は個別入試に比べ早めなことがほとんどです。
またどの大学も全学部入試の日程は2月上旬になっています。
受験料
個別学部入試は学部ごとに同じ受験料を払わなくてはいけませんが、全学部入試は1回の入試で学部を併願できるので複数学部受ける場合は2学部目以降は安くなります。
例)明治大学 経営学部と商学部を受ける場合
・個別学部入試では1学部35,000円なので経営学部と商学部を受けるとなると2学部受験で70,000円
(試験日程は2日間)
・全学部入試も1学部のみだと35,000円だが併願で2学部以上出願する場合は、2学部目以降は1学部あたり20,000円となります。
よって経営学部と商学部を受けるとなると2学部受験で55,000円
(試験日程は1日)
問題形式
全学部入試はマーク式であることがほとんどです。
個別学部入試では大学・学部ごとにより問題形式は異なります。
例えば、成成明学獨國武の中の大学ごとの個別学部入試を見てみると、成城大学はマーク式+記述形式なのに対して、武蔵大学はマークのみとなっています。
また法政大学内で見てみると、経営学部の問題はすべてマーク式ですが、グローバル教養学部はマーク+記述となっています。
以上のことを簡単に表にまとめると
全学部入試 | 個別学部入試 | |
募集人数 | 少ない | 多い |
倍率 | 高い | 低い |
難易度 | 高い | 低い |
日程 | 2月上旬(個別学部入試より先) | 2月上旬~中旬 |
受験料 | 併願割引あり | 1学部ごとに受験料がかかる |
問題形式 | マーク式 | マーク式(+記述) |
全学部入試は受けるべき?
「倍率は高いし、合格は難しいのに全学部入試は受ける必要あるの?」と思うかもしれませんが、全学部入試は受けることをおすすめします!
理由は3つあります。
理由①練習になるから
日程が個別入試に比べて早いため個別入試の練習として受けることができるのでおすすめします
理由➁チャンスが広がるから
受ける回数が多くなるということなので合格の可能性が上がります。
受けなかったら合格可能性は0%ですが、受ければ1%でも可能性はでてきます。
理由③複数学部併願できるから
1日の試験で複数学部を併願でき、体力的に楽なのも魅力の1つです。
どうしても大学受験は日程が被りやすいくなっています。
1日の受験で複数学部の合格可能性があるので良いです!
理由④地方でも受けれるから
全学部入試は個別入試に比べ受験会場が多く準備されている場合が多いので、地方の受験生にもおすすめです!
わざわざ東京に来なくていいので交通費や宿泊費がかからないのでオススメです。
結論:その大学、学部に絶対に受かりたいという明確な目標がある人は、全学部入試も受けるべきです!
全学部入試で狙い目のが大学
全学部入試で狙い目の大学を5つ紹介します。
全学部入試で狙い目の大学 5選
明治大学
個別入試では利用できない教科・科目を全学部入試では選択できるので、受験できる学部・学科の幅が広がります!!
例えば、文学部での個別入試では英語・国語・地歴(世・日・地理)の3教科が試験科目ですが、全学部入試だと政経・数学・物理・化学・生物も試験科目として選択することが出来ます。
【大学情報】明治大学 理工学部の全学部統一入試の傾向と対策を紹介!
法政大学
T日程(全学部入試)では文系・理系のどの学部でも2科目で受験ができます!
得意科目が2科目あれば狙い目です。
また法政大学の全学部入試は、毎年明治大学の全学部入試と日程が被ります。
早慶志望の人やレベルの高い人は明治大学の全学部入試を抑えとして受ける傾向にあるので法政の方が受験者層のレベルは少し落ちるので狙い目です。
立教大学
一般的な全学部入試だけではなく、英語外部試験を利用できる全学部グローバル方式も受験できます!!
一度、英語外部試験で、ある程度のスコアを取ってしまえば、英語無しの2教科で全学部入試が受けられるという画期的な試験です。
英語外部試験の条件を満たしている人は狙い目です!
日本大学
全学部入試では、学部は併願できても学科を併願することが出来ないなどの制限がある場合がほとんどですが、日本大学のN方式(全学部入試)ではほぼ制限なしに併願が可能です!
またN方式(学部による)は試験が1回ではなく、2回あるのでより合格できる可能性を上げることが出来ます。
駒澤大学
英語外部試験を利用することができ、基準スコアを超えていれば英語の点数を高得点(75点)換算し、英語の試験を受ける必要がなくなります。
また英語外部試験を利用しつつ英語を受験することもでき、点数が高いほうを採用してくれます!
特に英語に苦手意識がある受験生には狙い目です!
最後に・・・
いかがでしたでしょうか...?
全学部入試は合格難易度が高いなどデメリットがある一方で、合格の可能性を上げることが出来るなど様々なメリットもあります!
金額的にもし余裕があるなら個別入試だけでなく全学部入試の受験もおすすめします!
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