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大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 溝ノ口校」です。
今回は、早慶文系志望の過去問を解き始める時期と年数についてです!
慶應生の講師からです!
それではどうぞ!
早慶 文系 志望はいつから過去問を解き始める?
こんにちは。
現在、慶應義塾大学経済学部に通っている武田塾 溝ノ口校 講師のAです。
今回は早慶文系志望者を対象として、過去問についてお話したいと思います。
お話する内容は過去問を解き始める時期と解く年数についてです。
私立文系志望ならば滑り止めをはじめとしてたくさんの大学、学部を受験すると思いますのでそれぞれに分けて話していきます。
いつから過去問を解き始めるか
【滑り止め校・時期】
英語に関しては、8月9月中には滑り止めの過去問演習を一通り終わらせておくべきです。
僕は現役時代、滑り止めであった同志社大学の過去問は8月から本格的に解き始めて、9月中に終えて、次に解いたのは入試の2日前でした。
どうして9月中に終わらせなければならないのかというと、
①9or10月以降は第一志望校の対策に多くの時間を割きたいから
②9月までに滑り止め大学の過去問で合格点が取れないと早慶合格が非常に厳しくなってくるから
①について
第一志望校の対策は何も過去問を解くだけではありません。
例えば、英作文が出るならばそれに向けた対策を本格的にしていかなければなりません。
早慶であれば本格的な正誤問題や会話文が出ますし、英単語も英検準一級レベルまでは習得しておくべきなので、それらの対策などやるべきことは非常に増えてきます。
それにプラスで第一志望の過去問も本格的に解いていかなければなりません。
そうすると必然的に滑り止め校に割ける時間はなくなってきます。
②について
9月になっても滑り止め大学【marchや関関同立】の過去問を解く実力がないとなると、合格可能性は非常に低くなると思います。
どうしてか?
それはmarchや関関同立レベルの問題で合格点が取れないとなると、①で述べたような英作文、正誤問題、会話問題対策、英検準一級レベルの英単語をするよりも、もっと基礎的な復習をしなければならなくなります。
また周りの受験生よりも一ヶ月、二ヶ月遅れをとることになるからです。
この遅れは過去問を解ける年数にも影響してくるので、非常に大きなものだと認識してください。
国語、日本史、世界史、小論文に関しては10月以降からでも大丈夫です。
特に日本史・世界史に関しては現役生ならば最後まで伸びるので12月から解いても間に合います。
世界史日本史に関しては参考書でのインプットがある程度終わってからこなしていきましょう!
【第一志望や第二志望・時期】
英語に関しては、正答率は悪くてもいいので一年分は時間を計って本番のように8月中に解いてください。
なぜか?先述した通り、9月、10月以降からは志望校別の対策が必要になります。
対策するためにはまず敵を知らなければなりません。
つまりは傾向を掴むために一年分解くべきということです。
そして本格的に解くべき時期は10月からになります。
復習をしっかりするとなると週に2、3年分しか解けません。
月に換算すると8〜12年分です。
第一、 第二志望は10年分2周以上して欲しいですし、早慶志望ならば複数学部受けると思うのでこの時期から解き始めないと後半の方がかなりしんどくなってきます。
国語・小論文に関しては、9月に一年分解いて傾向をつかんだ後、10月から本格的に解いて欲しいと思います。
ただ、英語よりかは頻度が少なくても良いので、ここは自分の受ける大学、学部と相談しながらしてください。
滑り止めと交互にするなどしてもOKです。
日本史・世界史に関しては、最低限9月に一度解いてください。
やはり早慶の日本史・世界史は癖が強いものが多いので、早いうちに傾向を知ることは大切になってきます。
例えば、「慶應の経済学部の日本史であれば1600年以降しか出ないが、論述ばかりの試験である」など。
傾向を知り、その対策までがある程度終わってから過去問にとりかかってください。
日本史・世界史は英語や国語と比べると復習にもあまり時間がかからないので少し遅くても間に合います!
何年分 解けばいいのか?
【滑り止め・年数】
仮に第一志望に落ちてしまった時に、一番行きたい大学に関しては5年分は最低してください。
他のところは最低3年分でも十分なので、あとは時間との兼ね合いです。
【第一志望・第二志望・年数】
こちらは同じ傾向の年度までを最低2周は解きたいところです。
だいたい10年で傾向は変わるので平均的に10年分2周です。
一つの例としてあげると、
僕は慶應経済が第一志望だったので8年分3周はしました。
どれだけ過去問を解けるかで合否も変わってくるので頑張りましょう。
第二志望以降は徐々に年数を減らしても大丈夫です。
ここは時間との兼ね合いです。調整してください。
ただ、早慶の学部であれば第3志望以上であっても最低5年分は解いてください。
例】第二志望は8年分、第三志望以降は5年分など。
ここまで話してきたことはあくまで一つの目安なので、自分の受ける大学の数から逆算して、計画的に過去問演習をしていってください!
最後の注意点
過去問を解きながらもインプットの勉強を並行するべきということです!
インプットを怠ってしまうと、せっかく身につけた知識も抜けていってしまうのでこれでは本末転倒です。
入試が終わる最後まで、インプットは怠らないようにしましょう。
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