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大学験予備校・個別指導塾の武田塾 溝ノ口校です。
今回は、赤本、過去問の取り組み方、意識すべきことについてお話しします!
過去問の見つけ方
いきなり過去問を解いて!と言われてもどうすればいいかわからないですよね。
ここでは、いくつかの過去問の見つけ方を紹介します!
東進 大学入試問題過去問データベース
東進が運営している大学入試問題過去問データベースというサイトでは、誰でも無料で過去問を入手することができます。
印刷代はかかってしまいますが、書店で過去問を購入するよりははるかに安く済むのでオススメです。
また、赤本などではぶ厚すぎてめくりづらかったり縮小印刷されているせいで本番と見た目が違うなどの問題点がありますが、過去問データベースから印刷をすればA4サイズでしかもめくりやすいため、赤本などを持っていても問題だけはここから印刷することをオススメします。
ただし、解答や講評なども載ってはいますが詳しく書かれているとはいえないので、詳しい解答解説が見たい人は別で過去問題集を買った方が良いかもしれません。
パスナビ
パスナビも東進の過去問データベースのように無料で過去問を印刷することができるのでオススメです。
ただし、こちらは掲載されている年数が少ないので、東進の過去問データベースで十分かもしれません。
赤本
みんながよく使っているぶ厚い赤い本のことです。
教学舎が出版しており、各大学ごとに数年分掲載したものが書店で売られています。
毎年直近数年分しか掲載されないため、10年も前のものを解きたいときは学校の図書館や自習室なんかを探してみるといいですね。
実は似たような過去問題集として青本や黄本などがあるのですが、それらの違いについて詳しくはこちらをご覧ください!
↓↓↓
【過去問】赤本と青本の違いって何?メリットとデメリットを紹介!
マーク模試の過去問
共通テストの過去問はまだほとんどありませんからすぐに解き終わってしまうでしょうし、センター試験の過去問に手を出しても10年以上前のものは解く気にならないかもしれません。
このように、共通テストの過去問が足りなくなったときにオススメなのが大手予備校がやっているマーク模試の過去問を解くことです。
体感ですが、河合と駿台は標準レベルなのに対し東進だけは本試よりもレベルが高いと思うので、東進のマーク模試の点数が低くても落ち込まない方が良いと思います。
私のオススメは駿台の実践問題集です。
以下に画像を載せておくので是非書店で手に取ってみましょう!
東進 センター本番レベル模試
河合塾 共通テスト総合問題集
駿台 大学入試共通テスト実践問題集
過去問に取り組む時期
受験シーズンの受験生は毎日過去問を解いているイメージがありますが、具体的にいつから解き始めればいいのでしょうか?
答えは、できるだけ早くです。
具体的には1回目の過去問を高2のはじめ頃に解くといいでしょう。
もちろん、この時期に過去問を解ける必要はありません。
全く解けなくても落ち込む必要はないです。
ただし、自分が目指している大学がどのくらいのレベルなのかはここで把握しましょう。
高3の冬にはこのレベルを解けるようになってないといけないという目標意識を持つことで、これからの勉強計画を立てやすくなり、モチベーションを保つことができます。
高2の春では志望校が決まってない人も多いと思うので、共通テストの過去問だけでも解いておきましょう。
また、どのレベルの大学に行きたいかだけでも決まっていればその中から1つ解いてみるといいでしょう。
共通テストの過去問については、初めて解いたときから継続的に2か月に1回くらいのペースで解いてみましょう。
2か月あればだいたいどの科目も1単元は進むでしょうから、前よりも解けるようになる問題が増えているはずです。
共通テストは慣れが大事なので、習っていない単元があっても継続していきましょう。
2次試験の過去問については最初に解いてレベルを確認したらしばらく置いておいて、高3の夏ごろには本格的に解き始めましょう。
遅くとも年内には志望校の過去問を5~10年分すべて解き切ってください。
過去問を解く順番
過去問の量は限られていますから、1年1年を大切に使っていかなければいけません。
特に、前年の過去問は最新の傾向を反映していますから、大事に取っておきたいものです。
そこで、解く順番なのですが、私は最新年度の過去問は取っておいて2年前の過去問から順に解いていくことをオススメしています。
10年前の過去問に到達するか明らかに傾向が変わって解く意味がないと判断できるまで解き進め、最後に最新の過去問に挑戦しましょう。
こうすることで、最新の傾向を反映した最も大事な過去問を効果的に使うことができます。
過去問の使い方
問題用紙の使い方
過去問の見つけ方の項でも話しましたが、過去問を解くときは問題用紙だけでも過去問データベースから印刷して使うことをオススメします。
これは、本番の試験も印刷された薄い冊子を配られ、決してぶ厚い問題集のような量の本をめくって解くわけではないからです。
本番の雰囲気に合わせていくというのは意外と大事なことです。
また、もっと重要なこととして問題を印刷することで書き込みをしても2回目以降解くときに邪魔にならないというのがあります。
英語の問題を解くときなどは文章にかっこを付けたり丸で囲ったりして読みやすくすると思いますが、2回目解くためにこれをいちいち消していたらしょうがないですよね。
計算用紙の使い方
数学や物理の過去問では計算をするために紙を使うと思いますが、大学が計算用紙を別途用意してない限り過去問を解くときに問題用紙以外に計算用紙を用意するのはやめた方が良いです。
自分で計算用紙を用意すると広く紙を使えるため気兼ねなく計算できますが、本番にそれがない場合問題用紙の余ったスペースで計算をすることになり手狭なスペースに本番で困惑してしまいます。
そのため、普段から問題用紙の余ったスペースで計算はするように心がけておきましょう。
解説の使い方
解説については、わからなかった問題の部分については印刷して、大事なところなどをペンで書き込みしてまとめて取っておきましょう。
2周目を解いたときに前間違えた部分を理解できているか確認することもできますし、まとめておくことで試験本番直前に見直すこともできます。
とにかく間違えたところを間違えたままにしないというのが大切です。
過去問を解く量
過去問の数は限られているとはいえ遡ろうと思えば何十年前の問題にも手を出せます。
しかし、昔になればなるほど最新の傾向とかけ離れていたり、教育課程が違うせいで知らない単元があるなど過去問の質が下がります。
そこで、私が提案する目安として
第一志望 10~15年 2~3周
第二志望 10年 2周
第三志望 5~10年 1周
くらいは解いた方が良いと思います。
10年以上さかのぼるとどこかで教育課程が変わってしまうため効果は下がりますが、第一志望に限っては早いうちから解き始めているでしょうし10年分では足りないことが多いので、15年くらいは遡っていいと思います。
また、少なくとも第二志望までは2周以上解いた方が良いと思います。
3周目は効果は薄れますが、時間が余っていた場合満点を目指すつもりでやってみるといいと思います。
おわりに
いかがだったでしょうか。
過去問を解くことは非常に有効な勉強法ですから、使い方を間違えてもったいないことをしないように効率的に解いていきましょう!
【勉強方法】過去問の取り組み方、意識すべきこととは?
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