こんにちは。
武田塾宮崎校 校舎長の栗山です。
今回の記事は【課外】についてです。
宮﨑では当たり前に朝や夕方、そして夏休み期間などに課外があります。
そういった課外授業は近年選択制になりましたが、多くの生徒から「自分は課外を受けた方が良いのか」と相談を受けます。
課外の必要性
こんな人には有効
こんな人には向いていない
等の様に考え方を教えます!
課外のできた背景
実は校舎長の私・・・大宮高校出身で朝課外、夕課外、夏課外と受けて来たものです。
学校の先生方には個別で添削をお願いしたりと正直めちゃめちゃお世話になりました。
ただ、正直な話をすると特に朝課外は時間が早く、夜まで勉強していたので参加率は低かったです。
当時は「受験は団体戦」という言葉も当たり前で、「お前が休むとクラスの士気が下がる。」とのお言葉を頂戴することもあり何とか苦戦しながらも学校生活を送っていました。
そもそも課外は九州独特の文化で、塾や予備校等あまり盛んでなかった時代生徒をサポートするのは学校位だったのです。
学校の授業だけだと難しいので課外を実施し予備校や塾の代わりとして機能していました。
何をすれば良いのか情報も得にくい時代だと無料で受けることができる講習は大変貴重なものです。
こういった「学校が生徒を受からせる」という風潮は地方では珍しいことではありません。
それで助かる生徒も多く存在します。
現代においては
大手の塾も宮崎にも増え、また受験勉強に関する情報もネットが発達して手に入れることが簡単になりました。
また、授業はそのあとの復習や自学自習でしっかりとやり込むことでやっと自分のものになります。
当たり前に授業を受けっぱなしだと成績が上がることはないです。
そのため、学校が終わった後の自分の勉強がとても大事になるわけですが、本来やるべき自分の勉強が課外のおかげでできないという事態が生まれるようになりました。
自学自習の仕方がわからない、授業を受けるばかりで結局身になっていないという状況で更に授業を受けても悪循環に陥ります。
自分でやった方が効率よく勉強できる人は課外から離れ、課外を選択しない生徒も増えてきています。
課外を有効活用できる人
・課外内容が現在の自分の学習レベルにフィットする
・授業を受ければ割と自分でできるようになる
・授業ベースで予習復習のバランスが完成されている
こういった条件に当てはまる場合は課外を有効活用して受験を有利に戦うことができるでしょう。
わざわざ他県に夏期講習を受けに行く生徒もいますが、正直不要です。
夏は自分のすべきことを明確にしてそれらを確実にできるように多くの時間を使うべきです。
課外があわない人
・課外のレベルが高すぎるor低すぎると感じる人
・基礎が固まっていない人
・自分のすべき勉強がある程度明確になっている人
・私立専願の生徒
学校の授業は高等教育を受ける身として真面目に出席することが求められます。
それは受験目的というよりも高等教育として、という側面もあります。
課外については自分でやるべきことが明確になっていればその勉強を優先した方が効率自体は良いです。
授業で解説を1時間聴くよりも、1時間何かしら暗記したり問題を解く方がより多くの事を吸収できるからです。
私自身現役で京都大学に合格しましたが、その理由はシンプルに誰よりも【自学自習】の量を取ったからです。
「課外を受けないとレベルの高い私立には受からない。」
「国立向けの勉強をした方が早稲田に受かる。」
という指導をする先生も稀に存在しますが、完全に嘘です。
私立専願で数学が必要ないケース等は科目を絞って勉強した方が確実に結果が出ます。
宮﨑の常識と全国の常識
他県出身の講師に宮崎の課外事情を説明すると
「え? そんなに授業があっていつ勉強したらいいのですか?」
と驚かれます。
受験生ともなると毎日7時間程度勉強時間を取りますが、宮崎だと4~5時間程度が現実的なラインです。
ただここで大事なことは「課外は廃止すべきだ!」と声高に叫ぶことではなくそういった環境下でどのように過ごすべきかを考えることです。
有効に扱えるのであれば、それでいいです。
扱えないときに自分自身どうするかを考えることの方が大事です。
学校も良かれと思って努力しており、結果も出されています。
宮﨑で受験成功させるための大事な事
大きくわけて2パターンあります。
コツコツ早期スタート型
高校1年生のころから基礎を固めて偏差値60以上を目指す方法です。
1年生、2年生の頃にサボってしまい勉強が得意なタイプでもなければ宮崎ではかなり苦しい思いをすることになります。
学校の授業は復習位の気持ちで先取り学習をすることで地域的な問題を跳ねのけることができます。
またこれは学校の先生も推奨する学習スタイルで、このような生徒を想定して授業や課外のカリキュラムを組みます。
学校とも相性が良くなり、いわゆるクラスのモデル生徒になれると過ごしやすくなるでしょう。
ただ私立専願の場合は学校が【国立推し】であることもあるので注意が必要です。
超マイペース型
高1高2でサボって3年になってしまった…
国立は厳しいから私立狙いに切り替えできるだけいい所に行きたい…
そんな生徒が実際に勉強を上手くしようと思うなら【超マイペース】になることをおススメします。
今自分に必要な勉強をするために受験に必要ない科目の課外、レベルの合わない課外は受けている余裕がありません。
その時間に単語を覚えたり、とにかく問題演習をしたりと一気に勉強量を稼ぐのです。
当然学校からは【いうことを聞かない生徒】という烙印は押され、厳しい学校であれば指導されるケースもあります。
ただ本当に成功させたいならそんなことに構っているわけにはいきません。
武田塾宮崎校ではどうしてるの?
武田塾はでは【自学自習】しているときこそ成績が伸びると思っています。
先生方には恐縮ですが課外を多く受けるよりもたくさん自習した方が成績は上がると考えています。
なぜなら学校で1年間で1000時間以上授業を受けるものの成績はバラバラだからです。
しかし、だからと言って塾生全員に「課外は受けないように。」といったことは言いません。
学校での生活は受験だけでなく教育の場として機能しています。
また生徒によって、ご家庭によっても何に価値を置くかは違います。
勉強の方針は生徒やご家庭のご意向も確認しつつ、その中でベストな提案をします。
なので実際に課外を受けながら国立大学に合格する生徒もいます。
一方で課外を一切受けずに早稲田大学に現役で受かるような生徒もいます。
色々な勉強や生活に関わる背景を持った生徒がいますので一律に対応を決めてしまうと必ず歪みが出ます。
それは学校課外も同様であり、その反省で強制受講→選択受講に改善してきた背景があります。
無料受験相談
武田塾宮崎校では無料受験相談を開催しております!
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勉強の悩みを相談したい
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等々毎日多くのご相談を承っております。
まずは無料の受験相談においてあなたの勉強についてのお悩みを聞かせて下さい。
校舎長が個別でカウンセリングしますので、改善案をアドバイスします。
自分でできそうなら自分で頑張るのもOK!
塾に入った方がうまくいきそうなら一緒に頑張っていきましょう!
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武田塾宮崎校の無料受験担当者
校舎長 栗山一輝
宮崎出身 大宮高校から京都大学総合人間学部に現役合格。
得意な科目は国数英で特に英語が得意。
共通テストはリーディング満点、現役時で京都大学の英語は8割の得点率。
武田塾宮崎校で年間200名程度の生徒の無料受験相談を実施。
明るくフランクな態度で接しますので緊張感はあまりありませんが、大事なことはじっくり慎重に考えてアドバイスします。
どうしたら目の前の生徒が今後上手く勉強していけるかを本気で考え、本気の言葉をぶつけます。
有意義な時間をお約束します!
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