こんにちは。
武田塾宮崎校校舎長の栗山です。
今回は浪人を検討している方が全員気になっている入試の変化について
経過措置入試で受験するか、新課程入試で受験するかどっちの方がよいか解説をします。
主に浪人して令和6年度入試で再挑戦したい!
という方向けの記事となっております。
浪人するか迷っている、成績が上がるか不安・・・という方は一度無料受験相談へお越しください!
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新課程に伴う入試の変化について
まずは大まかな変化内容について解説します。
数学
数Cが新設される他、各科目内の学習内容も少し変化があります。
具体的には
確率の分野に【期待値】の学習内容が追加
数Bにて統計的な推測がほぼ必修化
数学②の選択問題にて
ベクトル、数列、複素数平面、統計的な推測の4つから3つを選択しないといけない
という変化が大きな所です。
社会
歴史総合と公共が大きな影響のある変化といえます。
例えば日本史選択でも歴史総合が必要になるので、世界史も部分的に学習が必要です。
また、公民科目についても
『公共,倫理』
『公共,政治・経済』
『地理総合,歴史総合
公共』
こちらから選ぶ必要があるので今までよりも学習範囲が薄く広がります。
情報
社会や数学と違い、完全に新しい科目になります。
旧情報の方が学習範囲は狭くなっています。
理科
物理は変化無し、化学は少しだけ変化があるも学習内容に大きな変化はなしです。
ただし、生物については生物基礎と生物で学習する内容が一部交換されていたりと、変化が大きいです。
経過措置について
ここでは旧課程用の経過措置について大事な部分のみ解説します。
数学
問題は新課程、旧課程共に同じ問題を解きます。
ただし、旧課程でも対応できるように選択問題式になっています。
社会
新課程用の問題、旧課程用の問題それぞれから選んで解くことができます。
情報
旧情報か情報Ⅰのどちらかを選択して受けることができます。
理科
新教育課程による出題科目において,必要に応じて,旧教育課程履修者等が選択可能な問題を出題する場合がある。と記載されています。
新課程と旧課程のどっちが有利なの?
まずは各科目別に主に学習範囲の観点から比較していこうと思います。
数学
数2BCにおいては旧課程は統計や複素数平面を学ばない限りはベクトル数列必答となります。
ベクトルが難しい場合他に逃げるという行動がとれない以上は新課程の方が有利です。
理系の場合は複素数平面は学んでいるでしょうし、統計の学習範囲もそれほど多いわけではありません。
文系でも最低限統計の勉強を直前期にしておけば選択の幅を広げられます。
ベクトル数列で押し切るのも戦略ですが、軽く触れてみて抵抗が無さそうであれば勉強するのもよいでしょう。
社会
新課程は実質学習範囲が増えることになります。
ですので旧課程の方が有利になります。
情報
旧情報では「社会と情報」「情報の化学」の範囲から選択が可能です。
結論からいえば、プログラミング系統の問題を選択によって選べる旧課程の方が有利です。
かなりざっくりと説明をすると
「社会と情報」→暗記中心
「情報と化学」→思考力中心
となっているのですが、旧課程はそれを選んで解答できるので新課程の情報よりも狭い範囲で対応可能です。
プログラミングの分野が特に難しいというイメージを持たれており、実際の生徒もそう感じることが多いので暗記中心に高得点を狙いやすいです。
理科
新課程旧課程共に同じ問題ですが、必要に応じて選択問題が課せられます。
生物で選択問題が出る可能性がありますが、大きな差は生まれないでしょう。
思っているよりも旧課程は不利ではない?
よく新課程になるから浪人は避けたい!
という声を聞きますが、上記の範囲や経過措置を鑑みると必ずしも旧課程が不利になるというわけではありません。
新課程の方が学習範囲が広いぶん経過措置のうまみだけ吸って戦うことも可能です。
旧課程者が不利になるとしたら
新課程の問題と旧課程の問題で難易度に差があった場合は不利になるケースもあります。
入試の形式が変わるたびに毎回一年目の問題は「易しく」作られ気味です。
例えば新課程の歴史総合など、初めての出題となります。
こういった初めての範囲は易しく作られる可能性もあり、旧課程が不利になるかもしれないという予想は一定されます。
旧課程が有利な側面
ここまで学習範囲や試験の難易度という側面から全て見てきました。
明らかに旧課程の受験生が有利に戦える側面が1つだけあります。
それは
勉強時間の確保です。
自分の夏~冬頃を思い出してください。
学校で中々授業が終わらない理科や社会の対策に翻弄されませんでしたか?
新課程ではこれに加え情報の対策もあります。
受験生の労力は確実に増えます。
時間が足りない・・・という感覚が強かったと思いますが、浪人生の一番の強い側面は勉強時間を確保できるところにあります。
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校舎長 栗山一輝
宮崎出身 大宮高校から京都大学総合人間学部に現役合格。
得意な科目は国数英で特に英語が得意。
共通テストはリーディング満点、現役時で京都大学の英語は8割の得点率。
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