こんにちは！

武田塾宮崎校の上村です。

今回は、宮崎大学工学部について紹介していきたいと思います。

少しでも宮崎大学の工学部に興味を持っていただけたら嬉しいです！

宮崎大学工学部って新しくなったの？

宮崎大学工学部は新しくなりました。

新しく変わったことは以下の通りです。

□7学科から1学科6プログラムに変更

□ジェネラリティを持つスペシャリストの養成

□データサイエンス分野の強化

□環境・エネルギー工学研究センターの機能強化

※ジェネラリティとは、広く一般的な知識や専門的な基礎知識のことです。

7学科から1学科6プログラムに変更することで、これまでの各専門分野からなる学科の壁を無くして、ジェネラリティを持つスペシャリストの養成をしていくことが狙いとなっています。

宮崎大学工学部工学科　各プログラムの紹介

宮崎大学工学部はもともと7学科で成り立っていました。

しかし、R３年度より7学科から1学科6プログラムに変わりました。

どんなプログラムがあるのでしょうか？

応用物質化学プログラム

応用物質化学プログラムでは、化学、数学、情報などの基礎から先端的な応用化学、生命、材料等にわたる専門知識を学ぶことができます。

持続可能で豊かな生活を実現するための物質・エネルギー生産ならびに地球環境および生態系の保全に貢献できる人材を育成します。

このプログラムは、化学の知識・技術・考え方を学び、将来、応用化学、材料化学あるいは生命化学などの分野で活躍したいという情熱を持っている人にオススメです。

土木環境工学プログラム

道路、橋梁、港湾、空港といった多くの社会基盤は人々の生活や経済の発展に欠くことができないものです。

しかし、自然破壊との交換によって存在するのであれば、それは健全な社会とは言えません。

地球環境に配慮し、社会基盤を整備、維持する技術者を育成します。

このプログラムは、生活・生産基盤の建設や維持管理、防災、都市計画、環境保全に興味がある人にオススメです。

応用物理工学プログラム

持続可能な開発目標である、”SDGsとこれからのスマート社会Society 5.0 ”を両立させるには、量子工学や電磁気学、最新の半導体工学などに基づいて再構成した超小型・省エネの半導体デバイスが必要です。

本プログラムでは、科学の基礎となる物理学や数学から、半導体工学を始めとするさまざまな専門分野の教育を行い、習得した知識を実用技術へ発展させる能力や、課題解決能力を持った技術者や研究者を育成します。

このプログラムは、光センシングやエネルギー変換、エネルギー計測などの最先端工学技術開発に寄与できる高度専門技術者・研究者の育成を目的とした教育に興味をもっている人自然科学や科学技術に対する強い関心とそれらを生かして、将来社会の役に立つ意欲がある人にオススメです。

電気電子工学プログラム

電気電子工学プログラムでは、再生可能エネルギー、医療・生体工学、スマートエネルギーソリューションをキーワードに現代社会を支える基盤技術の基本原理と基礎知識を習得させ、社会の変化や要請に対応できる電気電子工学分野の専門技術者・研究者を育成します。

このプログラムは、電気電子工学分野（数学、電気回路、電磁気学を基礎とし、太陽光発電、再生可能エネルギー、集積回路、電力、ラズマ、制御、レーザー、センシング技術、半導体材料、電磁波などの各専門分野）に強い関心をもつ人にオススメです。

機械知能工学プログラム

機械工学の「解析」と「総合」に重点を置いた専門教育を実施します。

ものづくりの基盤となる知識、経験、実験、実習を習得することにより、21世紀の幸福な社会的要求に応える「人と自然にやさしいものづくり」を目指す専門技術者を育成します。

このプログラムは、「人と自然に優しいものづくり」や「超スマート社会の実現に向けたものづくり」に関連する技術の開発や研究に対して熱意を持って取り組みたい人にオススメです。

情報通信工学プログラム

情報通信工学プログラムでは、情報工学および通信工学の専門知識と実践能力を身につけます。

その技術を活用して社会の持続的発展と問題解決に貢献する、自立した専門技術者や研究者の育成を目的として教育研究を行います。

このプログラムは、情報通信技術者をめざし、情報通信技術（ICT）を通じて、人類の幸福と地域社会や国際社会の発展に貢献する意欲がある人にオススメです。

女子枠が設けられた！？

宮崎大学の工学部では、来年度に行われる推薦入試から九州の国立大学では初めて女子学生だけが受験できる”女子枠”を設けました。

宮崎大学の工学分野に占める女子学生の割合は少なく、全国の平均も下回っています・・・。

女子の確保が課題となっているのです！！

学校の推薦を受けた女子学生だけが受験することが出来ます。

・定員：14名

・試験内容：数学の筆記試験、小論文、面接

一般選抜より早い11月に行われる予定だそうです。

工学部志望の女子の皆さんにとっては、チャンスが増えるということで非常に嬉しいですね！

女子の皆さんは、ぜひ視野に入れてみてくださいね。