皆さんこんにちは!武田塾宮崎校・都城校講師のMです。
今回は、宮崎の高校から私立大学文系学部を狙う生徒さんや保護者様向けに、二部構成で情報をお届けしたいと思います!
さて突然ではありますが、近年、早慶上理、GMARCH、関関同立、日駒東専、産近甲龍などの名前を耳にする方も多いのではないでしょうか?
もちろん上に挙げた大学以外にも、伝統校や、就職率の高い大学、有名大学、ユニークな研究をしている大学などなど...私立大学には、実績を兼ね備えた人気の大学が多くあります!
近年は、その人気度が上昇傾向にあり、それと共に、偏差値、入試の難易度の上がっている大学がほとんどです。
東大に合格したが、早稲田に落ちた...
立教に合格したが、駒沢に落ちた...
などなど...珍しくないこととなっています。
そこで!!
先程も書きましたが、宮崎の高校から私立大学の文系学部を狙う生徒の皆さんに、私の実際の受験経験を踏まえながら、受験情報編、受験勉強編の2つに分けて、私立大学文系学部受験に役立つ情報を紹介したいと思います。
まずは、敵を知り、自分を知る!ことから始めましょう。
ということで、まずは受験情報編からです!
受験校の情報を集める!
さて、皆さんは、受験勉強を始めよう!と思ったら、することは勉強だけだと思っていませんか?
それは大きな間違いです。
受験勉強を始める前に、必ず、受験校の情報を集めましょう。
後からでは手遅れとなってしまいます。少しでも気になる大学があれば、情報を集めていくことをお勧めします。
この情報は、合格を掴み取るための第一歩です!
では実際にどのような情報を集めれば良いのでしょうか?
大まかには3つあります。
では早速見ていきましょう!
①受験科目を知る!
一番最初は受験科目を知ることです。
当たり前のことかもしれませんが、大事なことです。
私立大学は国公立大学とは違い、受験科目が各大学、学部、学科によって違います。同じ学部でもいくつかの形式があり、その中から自分で受験科目を選ぶことも多くあります。
この時は、必ず大学の募集要項を見るようにしましょう。私は、端から端まで穴が開くまで何度も読み返しました。
年によって受験科目が変わることもあり得ますので、必ず自分の目で正しい情報を集めるようにしましょう。
②問題傾向を知る!
問題の傾向を知るのは、受験においては欠かせないことです。
では、受験校の傾向はどのような観点から知るのが良いのでしょうか?
3つのキーワードで紹介させて頂きます!
赤本
1つ目は受験生にとってお馴染みの赤本です!
え?受験勉強の初めに赤本をするの?
ではありません。実際に解くのではないのです。
赤本には、受験生を合格に導いてくれる多くの情報が詰まっています。
この時に注意すべきことが、第1志望校だけでなく、併願校や少しでも受けようか迷っている大学の赤本には、必ず目を通すことです。
これは私の失敗談からですが、できるだけ早くに目を通すことをオススメします。私の場合、受験校の赤本に目を通すことが遅くなってしまい、記述式問題の演習を思う存分にすることができませんでした...。
ですが、全ての赤本を買うのはもったいない...と思ってしまいますよね?
そこでオススメするのが、パスナビさんです!パスナビさんでは、初回時に簡単な情報さえ入力してしまえば、多数の大学の過去問を無料で入手することができます。
また、過去問の他にも、様々な受験・イベント情報や大学紹介なども載っています。
下記にURLもありますので、ぜひ有効に活用してみて下さいね♪
形式
2つ目は形式です!
これはとても大切で、個人的な観点からすると一番大切なことだと思います。
なぜなら?それは勉強のやり方が変わってくるからです。
では形式とはどういうことなのでしょうか?
私立大学では、文系理系問わず、多くの大学で
・全てマーク式
・マーク式、記述式併用
・全て記述式
の3形式が主流となっています。
また、同じ大学でも学部や学科によって異なる場合が多いので、しっかり確認しましょう。
受験校がどの形式なのかを知ることで、これからの受験勉強に何が必要なのか、日頃からできる対策は何か、などを考えることができます。
それぞれの形式においての対策としては
・全てマーク式 →マーク式の問題集を使う、とにかく単語・知識を増やす
・マーク式・記述式併用 → どのような問題が記述式なのかを確認する、日頃から単語は書いて覚える
・全て記述式 → 一週間に一度は英作文を書く、漢字に取り組む
などが挙げられます。
このように日頃からの勉強のやり方、教科にかける時間などが変わってきます。
詳しいやり方については、受験勉強編で紹介しますので、そちらのブログをぜひご覧ください!
クセ
3つ目はクセです!
私立大学は、各大学特有の問題、出し方、聞き方が必ずあります。
まずは受験校のクセを知りましょう。これは知ったもん勝ちです。
クセを知ることで、その問題に対応していくにはどのような勉強が必要なのかが分かります。
受験勉強を始める前に、このクセを把握しておくことが、効率的な受験勉強、言い換えれば合格への最短経路になるのです!
③入試形式を知る!
近年、国公立、私立共に、様々な入試形式が増えています。
本当に多種多様な形式があるため、実際に募集要項を読み、自分の強みを生かすことのできる形式を探してみて下さい。
では、科目を使う主な入試形式について紹介していきます。
また、マナビジョンさんの入試形式をまとめてある記事も、ぜひ参考にしてみて下さいね♪
一般入試(個別学部日程)
・概要 一般的な入試形式である。学部・学科によって入試問題が違う。学部・学科によっては同じ日程の場合もある。
・受験場所 大学キャンパス、大学から指定された会場(地方会場を設置する大学もある)
・受験日 1月下旬〜3月上旬(多くは2月)
・受験料 約35000円
・メリット ・共通試験で失敗しても関係ない
・デメリット ・地方の人は試験会場まで行かなくてはならない→つまり費用が倍かかる
・日程によっては受験できない大学、学部、学科が出てくる
私立大学の一般試験の特徴は、センター試験、いわゆる今年から始まる共通試験の結果が全く影響しないことです。
たとえ共通試験で失敗してしまったとしても、すぐ切り替えることが大切となってきます。
また、同じ大学でも人気学部や、そこまで倍率が高くならない学部など、倍率の差が大きくなる形式でもあります。
受験を考える学部がいくつかある場合は、ぜひ過去数年間の倍率を見てみることをお勧めします。
去年倍率が高かった学部が今年は低くなったり...
去年は低かったのに今年は高くなったり...
というような傾向はかなりの確率であるので、ぜひこのような情報も参考にしてみて下さい!
また、前期試験だけでなく、中期試験や後期試験を実施する大学も多くあります。私立大学の場合は、前期試験で不合格だったとしても、中期・後期試験を受験することがほぼ可能です。
つまり、一般試験だけでも多くの受験チャンスがある!ということです。
一般入試(全学部日程)
・概要 全ての学部・学科の入試を一日で行う。つまり、受験問題はどの学部・学科も同じである。
・受験場所 大学キャンパス、大学から指定された会場(地方会場を設置する大学もある)
・受験日 2月上旬
・受験料 約35000円
・メリット ・併願校と試験日が重なった場合に利用できる
・志望学部、学科への受験チャンスが増える
・全学部を全て受験できる場合もあり、受験料や体力、その他の費用の負担を削減できる
・デメリット ・他の学部や学科を併願することができない場合が多い
・倍率が高くなる
近年、全学部日程を取り入れる大学が増えてきています。
受験日程を組んだり、第1志望校や併願校のレベルに合わせたりしながら、上手に全学部日程形式を使っていきましょう。
倍率が高い!第1志望校に全学部日程形式が無い!対策が増えてしまう!という理由から、私は個別学部日程の勉強だけに絞りました。
ですが、第1志望学部や安定校などに全学部日程形式がある場合は、対策の量は増えてしまいますが、受験することをオススメします!
共通テスト利用入試
・概要 共通テストのみで合否を判定する形式or共通テストの点数一部+一般入試で合否を判定する形式の2つがある。
・受験場所 共通テスト会場(一般入試もいる場合は上記の形式を含む)
・受験日 共通テスト2日間(一般入試もいる場合は上記の形式を含む)
・受験料 15000円〜20000円
・メリット ・共通テストで点数が取れれば一気に合格校が増える可能性がある
・余分な費用や体力、受験対策が最低限で済む
・デメリット ・共通テストを受験する前に受験申し込みをしなければならない大学がほとんどである
・共通テスト利用入試で合格をもらうのはかなり難しい
共通テストだけで合否が決まる場合、2月の中旬ごろには合否結果が分かります。つまり、まだ入試が終わってない、もしくは、まだ一般入試の結果が分かっていない、というような中での結果発表となります。
そのため、合否結果に気持ちが左右されやすいかもしれません...。
ですが、実際にセンター利用入試を受験した私からのアドバイスとしては、ダメもとで出願をし、落ちたなあと思って合否結果を待つことです(笑)。
なぜなら!
この入試形式の募集人数は3人や多くても10人...などだからです。さらに、この募集人数に対して、東大・京大や医学部などを受験するような人たちが出願します。
私もある意味賭けで出願をしました。今までの模試の最高点だと、合格しないような大学がほとんどだったからです。
ですが...
センター試験本番で最高点をとることができ、見事にこの賭けはほぼ成功しました。
賭けだと書きましたが、ただ単に賭けた訳ではありません。
もったいない費用にはしたくない!倍率は高いけれど、その分この形式で受かったら自身になる!無理だ...と思ってることを実現するとカッコイイ!
などと自分に言い聞かせ、最後の最後まで決して諦めませんでした。逆に、私できる気がするなと思いながら勉強しました!
ですから、金銭面や体力面、受験勉強の進み具合などを考慮しながら、もし受験できそうであれば、ぜひ挑戦されることをオススメします!
英語外部試験併用入試 (一般入試+英語外部試験)
・受験場所 大学キャンパス、大学から指定された会場(地方会場を設置する大学もある)
・受験日 1月下旬〜3月上旬(多くは2月)
・受験料 約35000円
・メリット ・受験科目の中でも比重の重い英語を、英語外部試験で代用できる
・デメリット ・一般的な受験勉強の他に、外部試験の勉強も並行して行わなければならない
・費用がかかる
英語外部試験を受験するのは、高校3年次になってからでは遅いですし、外部試験の対策をしている時間などは、はっきり言ってもったいないです。また、検定を受験することのできるチャンスや回数は限られています。
ですから、英語外部試験にはできるだけ早くからチャレンジしましょう。
また、受験校・学部・学科によっては、基準の級や点数が違ったり、それらの級や点数によって何%分の点数がもらえたりするかなど、受験に大きく影響します。
そのため、早くに、英語外部試験の受験日程や、どこまでスコアをとるのかなどの計画を立てることをお勧めします!
また、大学によって、使うことのできる英語外部試験が違います。しっかりその部分も確認しましょう!
下記に、パスナビさんが公開している、「どの大学でどの英語外部試験が使えるのか?」を検索できるサイトのURLがありますので、ぜひこちらもご活用下さい♪
パスナビさんの記事はコチラ!
私のオススメ情報!
では、ここまでの情報を含め、実際に私立文系学部を受験した私のオススメ情報を紹介したいと思います!
あくまでも、主観的なオススメ情報やポイントです。
受験校を考える時は、3つのレベルに分けるべし!
3つのレベルとは...
①挑戦校 偏差値が+5以上 :判定はD〜E
②同レベル校 偏差値が−4〜+4 :判定はB〜D
③安定校 偏差値が−5以下 :判定はA〜B
の3つです!
皆さんそれぞれ現在のレベルや受験校は違うと思いますので、大学名を実際に書くのは控えさせて頂きます。
また、これらの偏差値や判定は目安となります。受験当日の出題問題やコンディションによって変わるのはかなりの確率であります。
ですが、このように受験校を決めてみるのをオススメします!
日程も3つのレベルで計画するべし!
日程も3つのレベルに分けて計画してみましょう!
理想は③安定校→②同レベル校→①挑戦校の順です!
が...そう上手くはいかないです。
そういう場合でも、第1志望校の前に安定校を1回は受験することをオススメします。
そうすることによって、受験環境を少しは肌に感じることができますし、何よりも気持ち的な部分で少しはリラックスできると思います。
共通テストも全力で!
先程の入試形式と被る部分もありますが、どうせ私立しか受験しないから〜と言って、共通テストを捨てることはあまりオススメしません...。
もしかすると、共通テストのみの受験は厳しいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、得点の高い科目を一般入試で使うことができる大学も多くあります。
また、共通テストは私立大学の問題とはかなり違うと思われがちですが、勉強にとっての基礎基本はどの問題でも一緒です。
私は、センター試験の勉強をすることで、かなり、知識の土台の部分を固めることができました。
長くなってしまいましたが、最後までお読み頂き有難うございました。
宮崎県の高校では、3科目以外の教科もそれなりに勉強しなければならないことが多いです。
そこで!
次回は、宮崎県の高校に通う生徒さんが、学校に通いながら私立文系大学の合格をつかむためにどのような勉強をすれば良いのか、〜受験勉強編〜をお届けします!
また、実際に武田塾宮崎校から私立大学への合格を勝ち取った生徒さんの合格体験記も下記にありますので、ぜひご覧下さい。
無料受験相談
武田塾宮崎校では無料受験相談を開催しております!
受験対策をしたい
勉強の悩みを相談したい
苦手科目を克服したい
定期対策をしたい
推薦入試対策をしたい
等々毎日多くのご相談を承っております。
まずは無料の受験相談においてあなたの勉強についてのお悩みを聞かせて下さい。
校舎長が個別でカウンセリングしますので、改善案をアドバイスします。
自分でできそうなら自分で頑張るのもOK!
塾に入った方がうまくいきそうなら一緒に頑張っていきましょう!
私もどこまでもサポートしますよ!
無料受験相談でお持ちしております!
お電話でのお問い合わせは
↓画像をクリック↓
武田塾宮崎校の無料受験担当者
校舎長 栗山一輝
宮崎出身 大宮高校から京都大学総合人間学部に現役合格。
得意な科目は国数英で特に英語が得意。
共通テストはリーディング満点、現役時で京都大学の英語は8割の得点率。
武田塾宮崎校で年間200名程度の生徒の無料受験相談を実施。
明るくフランクな態度で接しますので緊張感はあまりありませんが、大事なことはじっくり慎重に考えてアドバイスします。
どうしたら目の前の生徒が今後上手く勉強していけるかを本気で考え、本気の言葉をぶつけます。
有意義な時間をお約束します!
宮崎の塾・予備校で武田塾が選ばれる理由
合格体験記
武田塾 宮崎校 講師紹介
武田塾から宮崎大学医学部、そして講師となった川野先生
優しい・わかりやすい 宮崎大学医学部 岩﨑先生
武田塾宮崎校 おすすめのブログ
やってはいけない勉強法 成績が伸びない理由を説明します!
武田塾宮崎校を写真付きで紹介 自習室・学習環境を全部見せます!
宮崎から難関大学に合格するコツ 勉強法等、大学合格に必要なことを紹介
京都大学出身の共通テスト英語リーディング読解テクニック
18点の英語がセンターでは8割!?宮大学科内センタートップになった彼女の秘密