こんにちは。武田塾宮崎校の講師Oです!
今回は、宮崎大学医学部医学科一般前期入試の概要について描いていきたいと思います。
宮崎大学医学部医学科 共通テスト
まず、共通テストです。
宮崎大学医学部医学科を受験するためには、5教科7科目、計900点満点で受ける必要があります。
前期
国語 | 英語 | 数学 | 理科 | 社会 |
200点 |
200点 |
200点 |
200点 (物理・化学・生物 から2科目) |
100点 (地歴・公民から1科目) |
全国平均が60%位だったときは・・・
ボーダーラインは82%(738点/900点)で、志願者が多い場合は一次選抜が行われます。
足切りのラインは毎年だいたい700点前後で行われる事が多いです。
全国平均が56%だった2021年度入試では・・・
76%(684/900)となっております。
2021年度は数学が難化したのでかなりボーダーが下がっています。
今後共通テストは全国平均を50%程度に調整するよう動きます。
それを想定した目標得点を設定して共通テストと二次の勉強バランスを保つ必要があります。
後期
国語 | 英語 | 数学 | 理科 | 社会 |
200点 | 200点 (筆記160点リスニング40点) |
200点 (ⅠA必須、ⅡB・簿記・情報から1科目、計2科目) |
200点 (物理・化学・生物 から2科目) |
100点 (地歴・公民から1科目) |
後期も前期と変わらず同じ配点ですね。
ただし、ボーダーは87%(783点/900点)になります。
2021年度は82%でした。
宮崎大学医学部医学科 二次試験
前期
二次試験は、数学、理科、英語(各200点)の3教科合計600点で行われ、個別配点比率は40%です。
【数学】(200点)
数Ⅰ・A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)、数Ⅱ・B(数列・ベクトル)・数Ⅲ
【理科】(200点)
(物理基礎・物理)、(化学基礎・化学)、(生物基礎・生物)から2科目選択
【英語】(200点)
コミュ英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、英語表現Ⅰ・Ⅱ
後期
二次試験の後期は前期と違って英語のみの1教科150点満点で行われ、個別配点比率は14%です。
共通テストの点数で合否が決まる配点比率となっています。
宮崎大学医学部医学科 二次試験の倍率
年度 | 募集人数 | 志願者 | 倍率 |
令和3年度 | 50 | 296 | 5.9 |
令和4年度 | 45 | 252 |
5.6 |
令和3年度→令和4年度の変化として倍率がやや減少しています。
これは定員数の減少→競争率が高くなる
理科科目の新設→過去問による対策が難しい
といった理由で県外受験生が宮崎大学医学部を敬遠した結果だと推察可能です。
後期試験も同様に定員が5名減少しています。
その分地域枠入試の定員が拡充されているので、地域医療を重視していることがわかります。
宮崎大学医学部医学科 二次試験の特徴と対策
数学
数学は、大体大問が5問あり、難易度はほとんどが標準のレベルです。
一問、難易度の高い問題があることがあります。
対策に関しては、基礎をしっかりと固めた上でCANPASSなどの国公立二次の問題などで演習を積み、勉強した内容にムラがないようにすることが大切です。
標準的な問題が多いので、一問一問がとても重要で落とさないようにすることが必要となります。
大問3つは確実に得点したいところではあります。
詳しい対策・勉強法はこちらをクリック
英語
英語に関しては、毎年大問数はばらばらで一問のときもあれば、4問のときもあります。
宮崎大学医学部医学科の英語はとても癖が強く、英作文や読解の難易度は高いです。
また、文章の内容も難しいことが多いため、時間も足りないことが多いです。
対策は、過去問を解くことが一番です。
似たような問題が少なく系統もあまりないので、基礎や単語力、英作力をつけるようにしましょう。
高得点を取ることはかなり厳しいのでいかにミスを減らすかという戦略になります。
対策のしやすい大問はしっかりと対策を行い、対策しようのない大問は気にしすぎてもいけません。
医系の単語に関しては注釈があることが多いのでマストとまではいいません。
しかし、ウイルス系の話題や学術要素の高めな文章も出題されているので医療系の背景知識は学んでおいた方が良いでしょう。
面接もあるので、その一環で学ぶべき医療系の知識があれば十分です。
宮崎大学医学部医学科 一般前期入試 まとめ
共通テスト・二次で合計1500点ありますが、合格最低点は共通テスト以前だと大体1036~1100点あたりです。
ただし2021年度の共通テストでは大幅に全国平均が下がり、その結果ボーダーのスコアも下がっています。
基本的にはボーダー+5%(45点)のスコアを取っていれば戦えますし、ボーダーギリギリだと高い二次力を求められます。
医学部を受けてくる層は二次試験も高得点を取っていくので基本的に宮崎大学の医学部の場合は共通テストで高得点をとり逃げ切ることがテーマになります。
また二次試験では、英語よりも数学で点数を取る必要があるので、しっかりと対策を立てる必要があります。
非常に入学難易度の高い学部学科なので早期から準備をすることが必要とされ長く多くの勉強と向き合う精神力も必要となりますね!
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校舎長 栗山一輝
宮崎出身 大宮高校から京都大学総合人間学部に現役合格。
得意な科目は国数英で特に英語が得意。
共通テストはリーディング満点、現役時で京都大学の英語は8割の得点率。
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