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【2023年度最新版】宮崎大医学部医学科の推薦入試とは? 体験談から対策まで紹介

こんにちは‼ 合格最速最短武田塾宮崎校、講師のOです!!

ブログをお読みの皆さん、宮崎大学医学部医学科に推薦入試があることはご存知ですか?

前期入試、後期入試よりも影が薄いので、え?推薦入試なんてあったの⁉という方もいらっしゃると思います。

そこで今回は宮崎大学医学部医学科に推薦入試で入学した私が、宮崎大学医学部医学科の推薦入試についてご紹介したいと思います。

 

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宮崎大学医学部医学科 推薦入試 概要

推薦書

ここでは、推薦入試がいつどのように行われているのかご紹介します。

推薦入試の種類

宮崎大学医学部医学科の推薦入試には主に地域枠A・B・Cの3種類の枠があります。

地域枠A

募集人員 10人
学年 現役のみ
地域 宮崎県内高等学校
学習成績概評(評定) A段階に属し、出身高等学校長による推薦が必要
出願要件

入学後、宮崎県医師修学資金の貸与を受ける者

合格した場合は入学することを確約できる者
卒業後宮崎の医療に従事することを約束できる者

 

地域枠B

募集人員 15人
学年 2浪、1浪、現役
地域 宮崎県内の高等学校
学習成績概評(評定) A段階に属し、出身高等学校長による推薦が必要
出願要件 入学後、宮崎県医師修学資金の貸与を受ける者
卒業後宮崎の医療に従事することを約束できる者
合格した場合は入学することを確約できる者

 

地域枠C

募集人員 15人
学年 2浪、1浪、現役
地域 宮崎県を含む全国の高等学校
学習成績概評(評定) A段階に属し、出身高等学校長による推薦が必要
出願要件 入学後、宮崎県医師修学資金の貸与を受ける者
卒業後、宮崎県が指定する県内の医療機関に一定期間勤務することを約束できる者
合格した場合は入学することを確約できる者

将来宮崎県で働く意志を持った高校生が対象の推薦形式です。

 

参考、抜粋:R4regional_youkou.pdf (miyazaki-u.ac.jp)

推薦入試の時期と出願方法

推薦入試はいつ頃行われるのでしょうか?

推薦入試は基本的に、前期試験や後期試験より前に行われることが多いです。

宮崎大学医学部医学科の場合、第一次選考は11月上旬、第二次選考はに行われています。

このように受験時期が早いので他の人よりも早め早めを意識した対策が必要となってくるでしょう。

 

第二次選考はネット出願になっています。

こちらは出願方法を大学HPでよく確認してから行いましょう。

推薦入試の選抜方法

 

令和4年度入試の場合、地域枠A・B・Cいずれの場合も、出身高等学校長からの推薦書、調査書、本人自筆の自己推薦書、面接、共通テスト試験(5教科7科目)の成績を総合して選抜する事になっています。

推薦入試では小論文や筆記試験がある大学や学部もありますが、宮崎大学医学部医学科のように筆記試験がなく面接のみというパターンもあります。
筆記試験があまり得意ではないが、面接は得意だという方は有利かもしれません。
ただし、宮崎大学医学部医学科の場合、共通テスト試験の結果は加味されるので、最低限の学力は必要です。

第一次選考では、出身高等学校長からの推薦書、調査書、本人自筆の自己推薦書が必要です。

また、集団討論があります。

第二次選考は第一次選考時の書類に加えて共通テストの結果が必要になります。

二次では個人面接となります。

一次試験で集団討論があるので、出された問題に対して落ち着いて素早く考える能力も大切になってくるでしょう。

推薦入試 体験談

談体験

ここからは、私の受験体験を書かせて頂きます。

私は、平成30年度推薦入試の一般枠で合格したので、参考にしてみてください。

宮崎大学医学部医学科推薦入試において特に重要となるのが、学習成績概評(評定)、面接、センター試験(共通テスト)なのでそれぞれについて書かせて頂きます。

学習成績概評(評定)

学習成績概評は高校3年間の各科目・教科の成績を5段階評価した数値を科目数で割り、全体の平均を出して、A~Eまでランク分けしたものです。
Aは評定平均値が5.0~4.3、Bは4.2~3.5、Cは3.4~2.7、Dは2.6~1.9、Eは1.8以下となっています。

推薦入試ではA段階であることが条件なので、評定平均値が4.3以上であることが必要となります。

これくらいは簡単に取れるよと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、大学受験で使う科目だけでなく、家庭科、体育などの副教科の成績も含まれるので、意外に大変です。
推薦を取ることを目指す人はこうして高校で学ぶ科目に全力を尽くさなければなりません。
そのため、高校1年生の段階で推薦を目指すことを決めていないと、厳しいです。

私の場合は、高校1年生の成績が芳しくなかったので、高校2年生・高校3年生で頑張り、なんとかこの条件をクリアすることができました。

面接の詳細と対策について

面接は、推薦入試における肝です。

本番前には、学校の先生方に練習をして頂き、アドバイスなどをもらうようにしていました。
本番は見知らぬ人相手に話すということから、教頭先生など普段なかなか話すことのない先生方に面接を行って頂き、面接慣れするようにしていました。
少なくとも5回は練習したと思います。

実際の面接は15分の面接が2回で面接官3人に対して受験生1人という形でした。

宮崎大学医学部の面接はよく圧迫面接と言われていますが、自分の時はそこまで感じませんでした。

どの教授に当たるかで大きく変わってくると思います。

宮﨑大学医学部医学科の推薦入試、面接で聞かれた内容

・自己推薦書に書いた内容について
・志望理由
・医師に必要だと思う素質を3つ答えよ
・地方の医師不足を解消するためはどうしたら良いと思うか
・宮崎に残る気はあるか
・何科の医師になりたいか
・自己PR
・最後に言い残した事は何かあるか

私の覚えている範囲ではこれくらいです。

多くが自己推薦書に書いた内容から質問されます。

自己推薦書に書いた内容はどこを突っ込まれても答えられるくらいにしておくべきだと思います。

逆にいえば自己推薦書をどのように作成するかによって面接で聞かれる内容を想定して準備しやすくなります。
私は、突っ込まれて答えに窮した部分がありました。

あまり、理想的な事を書きすぎると突っ込まれた時に答えにくくなるので、嘘は書かず、身の丈にあった内容にしておきましょう。

また試験の性質上
地域医療の必要性
宮崎県における地域医療の現状とその課題
自身が地域医療においてどのように活躍したいか

といった項目は重要項目なので準備が必要です。

共通テストは何点必要か

共通テストは5教科7科目(英語、数学2つ、理科2つ、国語、地歴1つ)で判定されます。
宮崎大学医学部の場合は傾斜配点はないので、満遍なく得点することが必要です。

私は目標を得点率85%にして計画を立てていましたが、思う通りには行かず80%代前半になってしまいました。
センター試験は思いがけず得点率が下がってしまうことも多いので、注意が必要です。

宮崎大学はセンターのボーダー得点率は公表していませんが、令和2年度の地域特別枠では80%の得点率で合格者が出ていました。

令和3年度からは、センター試験から共通テストに移行し合格最低点が下がり670点程で合格した例もあります。

大学の考えとしては基礎学力は必要だが、地域医療の担い手を確保するための入試なのでボーダーを下げてでも地域医療従事者を確保したいという思いが汲み取れます。

最低点はその年の共通テストの難易度や受験者層にも依って変動があるのでまずは8割を目指すという軸は持っていてもよいでしょう。

 

 

 

推薦入試 対策

面接

ここからは、推薦入試に向けてどのような対策をすれば良いのか書きたいと思います。

学習成績概評(評定)対策

学習成績概評に関しては、高校1年生の時から真面目にテスト勉強をしておくしかありません。
受験に関係の無い科目だからといって疎かにせず、地道にコツコツ勉強しましょう。

高校3年生になって、「もう少ししっかり勉強しておけば推薦入試が受けられてチャンスが一回増えたのに、、」と後悔する人が多いです。

少しでも推薦入試を受ける可能性がある人は、今日から学校の勉強も頑張ってみましょう!

口頭試問

難易度は旧センター試験とほとんど同じです。

共通試験の勉強をしていれば大丈夫だと思います。
するとしたら、10月あたりから各教科の先生のところに問題をだしてもらうなどしてもらうのが
いいと思います。

面接対策

面接対策は推薦入試を受けると決めた後、高校3年生の夏以降から始めれば大丈夫です。
あまり、早くからやりすぎても忘れてしまうので、それまでは受験科目の勉強をやるといいと思います。

面接練習で大事なポイントは、見知らぬ人と何回も、です。

面接練習を家族と行う人は多いですが、緊張感に欠けてしまうことが多いです。
学校の先生(特にあまり話したことのない先生)にお願いして、面接練習をしてもらいましょう。

また、回数も大切です。
何回も行うことで、自然と言葉が出てくるようになったり、適切な言葉の使い方がわかってきます。
言いたいことのキーワードだけ覚えておいて、そこから文章を言えるようになれば完璧です。

共通テスト試験対策

共通テスト試験は、試験の形式慣れをすることが重要になってきます。
ある程度受験範囲の内容を勉強し終わったら、予想問題集を何冊か解いてみることをおすすめします。

今までのセンター試験と違って、きちんと知識が頭に入っているかを問う形式ではありません。

そうなると直前期に詰め込み対策が出来ないので、早め早めの行動が吉ですね。

医学部受験は基本的に高得点勝負の世界です。

日々の勉強の完成度が問われるので妥協せず基本的な内容で苦手なものはないように一つ一つ丁寧に潰していくことが大事です。

共通テスト英語に関して、京都大学出身校舎長の栗山が対策記事を作成しています!

ぜひ参考にしてみてください!

 

京都大学出身の共通テスト英語リーディング読解テクニック

 

まとめ

ここまで色々と書いてきましたが、推薦入試は面接の比重が大きいため、どうしても運要素は出てきてしまいます。

一般入試に重きを起き、「チャンスが1回増えるんだな」という心持ちで推薦入試は受けるといいです。

今回少しでも推薦入試に興味を持った方は、推薦入試を受けることも視野に入れてみてはいかがでしょうか?

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