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古文の点数を確実に上げる勉強法!古文は満点が狙える科目です!

こんにちは!武田塾水戸校です。

今日は、古文についてのお話です。
文系でも、古文に抵抗のある人が多いように感じます。理系だとなおさら・・・?
よく、「単語と文法だけ覚えてどうにか・・・」とか、「雰囲気で解いてる」とかいう声を耳にします。
実際、今年水戸校を卒塾した生徒たちも、入塾当初はこのような考えの人が多かったです。

でも、古文漢文を「雰囲気」で読んでいるままで、入試本番で確実に得点できますか・・・?
点数に波がある状態では、古文漢文が入試の不安要素になってしまいます!
特に、国語は現代文が点数が安定しにくい科目です。
古文漢文を1~2ミス以内に抑えられると、万が一現代文で失敗しても多少失敗が穴埋めできます。

そこで今回は!
古文漢文を正確にに読んで点数を安定させる武田塾の勉強法を紹介します!

 

古文は満点を狙える科目です!?

まずは考え方から!

実は古文はやり方をきちんとやれば得点源になる科目です。共通テストでも満点を狙えますし、早慶でも普通に高得点を狙いにいくことができます。古文は、大量の文章をひたすら訳していくだけでは読み方を身につけるのが難しいです。学校の授業などでは、教科書に載っている文章を順番に1文ずつ訳していくだけという形式で学習していきますが、実はこのやり方だと初めて見る古文の文章が読めるようにはなりません。そうではなく、読解していくための注意点や考え方のプロセスを、例文を通して丁寧に学んでいく方が高い学習効果が得られます。古文漢文には、特有の文章の読み解き方があるのです。

その読みとき方をどうやって身につけていくか!?お勧めの参考書をご紹介します!

 

古文おすすめ参考書

1. 古文単語

「古文単語315」

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武田塾の古文の特訓は、単語と文法からスタートします。
単語帳としてお勧めしているのが、「古文単語315」です。各単語のページに、その単語の派生語などもいくつか同時に掲載されていますが、これらの派生語までいっぺんに覚えようとすると時間と労力がかかってしまうので、最初は見出し語になっている315語について、メインの意味を覚えていきましょう。この段階でも、すでに多くの大学入試で必要とされる古文単語の語彙力が身につきます。1周目で315語の意味をマスターしたあとは、2周目以降で派生語もセットで覚えていくと良いでしょう。ただし、派生語を覚えるのは、1周目を終えた段階で自分の志望大学の古文の過去問を解いてみて、古文単語の語彙力に不足を感じた場合のみで大丈夫です。基本的には見出し語だけで大半の問題はカバーできるので、派生語まで覚えても点数アップにつながらない場合もあります

2.古典文法編

「やさしくわかりやすい古典文法」
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「やさしくわかりやすい古典文法」は、入試を受ける時に身に付けておきたい知識がまとまっていますが、古典文法の知識についてはほとんど解説がないため、「知識をつけるところからやっていきたい!」という生徒にはキツイかもしれません(-_-;)そのときは、この後にご紹介する講義形式の参考書とセットで学習するようにしましょう。
古文の問題が解けるようになるためには暗記と問題演習が両方必要で、長く記憶に定着させるためにも反復練習が欠かせません。知識が曖昧になっている部分があったら、『高校やさしくわかりやすい古典文法』の暗記知識を使って基本を固めましょう。一定の区切りごとに確認テストが挟まれているため、最初のページから順番に学習していくことで、そこまでに学習した単元をもう一度復習することができます。学習した内容を踏まえつつ、出題される問題内容が少し変えられているため、正確に理解できているかどうかが確認できます。もし、確認テストの問題でつまずいてしまったところがあれば、なぜ間違ったのかを理解して知識を整理しておくようにしましょう。

「ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル」

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ステップアップノートは文法のテーマや解説がコンパクトにまとまっていますが、情報が整理されすぎていて初めて古文を習う人には分かりにくい部分もあります。そういう場合は教科書や講義系の参考書も使って文法を学んでいくようにしてください。MARCHや早慶まで問題のレベルはカバーされていますので、私立上位校を狙う方はまずこの参考書で文法知識を完璧に仕上げて下さい。ただもしかすると、共通テストの古文である程度の点数が取れれば問題ないという人にとっては少しオーバースペックな参考書かもしれません。共通テストまでしか古文が必要ないという人は、『やさしくわかりやすい古典文法』という問題集で十分に足りるでしょう。
問題集に出てくる課題は、それぞれの文法テーマを解説するために一文だけ抜粋する形で掲載されています。しかし実際の入試問題では、長文の中で文法の知識が問われていきます。そのためステップアップノートや、やさしくわかりやすいで身につけた古典文法の知識を使ってインプットを終えた後は実際の問題を解く練習を積み重ねる必要があります。この文法書をやり切っただけで満足してしまわないように注意してください!

3. 古文読解編

古文読解多読トレーニング

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武田塾教務の中森先生と、河合塾・学びエイド講師の佐藤惣一郎先生の参考書です。「古文読解多読トレーニング」では、記述式や総合問題まで対応しているため、やや難易度高めですが、何度も繰り返すことにより文法の使い方や古文についての知識や解き方が深まっていきます。初見で古文を読んで解くこと(完答すること)を意識するのではなく、古文で身に付けるべきことや知識を確認するために使ってほしい参考書です。したがって、メインは復習やりこみです。1テーマ1題で計30作品が掲載されており、入試頻出の様々なジャンルの作品に触れることが出来ます。1題の中に文学史、文法、現代語訳に至るまで丁寧に解説されているので、この1冊を繰り返しやることで古文の総合的な力をつけることができます。また、「古文読解多読トレーニング」には動画が付いています!問題の理解度を確認するための質問が動画にまとめられているので、問題を解き終わったら動画講義を見て達成度(理解度)を確認するようにしましょう。

 

「古文ポラリス1」「古文ポラリス2」

物語・説話・日記・随筆といったように全てのジャンルから満遍なく掲載しているので、満遍なく古文の読解の練習ができる参考書です。対象レベルは「古文ポラリス1」は高校基礎~私大標準レベル、「古文ポラリス2」は中堅私大レベル~難関私大レベルと考えてもらえば良いかと思います。古文ポラリスの大きな特徴は次の5つです。
①演習目安時間が書かれている!
各問題ごとに演習の目安時間が書かれているので、普段から時間を意識した演習ができます。
②作品常識が書かれている!
古文ポラリスは「イントロダクション」として出典に関する作品常識がまとめられています。文学史に関する知識が問われる大学を志望する受験生は必ず覚えるようにしましょう。日本史でも使える知識なので、日本史選択者はココの内容がしっかり覚えられるとさらにお得感が増しますね。
③本文解説が詳しい!
古文ポラリスは全ての問題に対して学校の板書なみの解説がなされているため、古文読解が苦手な受験生が最初に取り組む読解演習の参考書として非常にオススメです。
④論旨の展開がまとめられている!
古文ポラリスでは、各場面ごとの要点が解説にまとめられています。ここでの論旨の展開のまとめ方・把握ポイントを入試本番でも実践して読みとけるようになれば、古文はもう怖いものなし。論旨の展開がとれるようになれば、内容一致や主語問題なども得点源にすることができます。
⑤設問解説が詳しい!
古文ポラリスは他の参考書よりも設問解説が丁寧です。特によく読んで欲しいのは「正解へのプロセス」です。設問を解く際に、著者である岡本梨奈先生がどの点に着目し選択肢を解いていったのかが事細かに説明されているので、読解の際のポイントを掴むことが出来ます。違う文章でも自力で同じプロセスを再現できるようになると文章によって「読める・読めない」といった波が起こることを防げます。

 

共通テストで古文を得点源にするために

省略を見つけよう

古文という科目の悩ましいところは、単語と文法を完璧にしたところで点数が伸びにくい、という点です。
では、古文で高得点を取るには何が必要なのでしょうか?
古文の読解に最も重要なのは、省略されている事柄をいかにちゃんと読めるかということです。
古文では、主語、客体、動作などが省略されることが非常に多いです。古文の読解テキストをやっていて、本文の長さと現代語訳の長さがあきらかに違う時ってありますよね。それは、「省略が多く、より読解を丁寧にしないといけない文」だということです。
省略に気づいて、補いながら読めているかどうかが、古文で点数を伸ばすカギになります。 それさえつかめていれば、マーク問題の場合は選択肢で訳がわかってしまうので内容があまり読めなくても解けます。

大事なのは敬語

では、省略を見つけるためにどこに着目していけばいいのでしょうか?まずは、敬語です。どんな敬語が使われているかによって、主体と客体の判断ができるようになります。敬語のうち、尊敬語は主語が謙譲語は客体が身分が高い人物に使うので、対象人物がすぐにわかりますね。そして、尊敬化か謙譲なのか、また敬語なのかそれ以外なのかを判断するためには、助動詞の知識も必要になります。
敬語には本動詞(動詞自体が敬語表現になる)、補助動詞(動詞の下につく)、助動詞などがあります。
助動詞の場合、他の意味の可能性もあるので判断を間違えると人物や訳を間違えることになってしまいます。
敬語(本動詞・補助動詞)で覚えなければいけないのは「本動詞か補助動詞か」「尊敬か謙譲か」「訳(本動詞の場合)」です。
補助動詞は活用と接続により注意して覚えていきましょう。

先に読むのは本文じゃない!

古文の問題を解くときに、本文からいきなり読み始めてはいませんか?
実は、本文よりも先に目を通しておくと本文を読むときに役に立つ部分があります。それは、「リード文」と「注」です。
古文の問題は、出典の最初の部分から出されているものばかりではありません。随筆や物語の中盤の部分からいきなり抜き出されているものがほとんどです。
普段小説や漫画を読むときに、途中から読んで内容を完璧に理解することは難しいですよね・・・古文の問題を本文からいきなり取り掛かってしまうと、同じ現象が起こりやすいです。「リード文」や「注」では、問題文に至るまでの大まかな流れや、覚えておかないといけない単語ではないけど意味が分かってると楽な単語の意味や、文章中の表現の解説・補足事項が書かれています。なので、リード文に先に目を通して、おおまかな話の流れや登場人物、官位、地名などが分かったうえで本文に入るとより話の内容が掴みやすくなるのではなります。特に、登場人物については「この人は敬語使われる対象だから問題で関わってくるかも」というように、問題になってくるところの予測がつくことも有ります。
これは、漢文にも同じことが言えますので、実践してみて下さい\(^o^)/

まとめ!

以上!古文の勉強法と参考書の紹介でした!!
古文が苦手な人や雰囲気で解いている人は、これらの参考書を使って正しい勉強法を身につけましょう!

もちろん、「勉強しなくても現代文高得点取れる~」なんて言う人も、どのような問題が出されても本当に高得点が取れるのか、自分の解き方が本当に論理的であるかどうか、見直す機会にしてみてはどうでしょう?!

まずは古文の基本知識論理的な解き方を身に付けて見ましょう(^^♪

 

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