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【日本史論述の勉強法】正しい順序で取り組めば怖くない!

武蔵野市・三鷹市周辺に在住の皆さま、

そして三鷹駅ユーザーの皆さまこんにちは!武田塾三鷹校(0422-38-7760)講師の坂元です!

今回は、日本史の論述問題の勉強法についてご紹介します!

国公立大学や難関私立大学の日本史では、論述問題が課されることがよくあります。論述問題を解くためには何を覚えればいいのか、どのような順序で勉強を進めていけばいいのかについて、詳しく説明していきます!

論述問題対策で大切なこと

「律令に規定された国司と受領の違いを100字以内で述べよ。」

「地租改正は日本の近代化においてどのような役割を果たしたか述べよ。」

 

日本史の論述問題では、例えば上記のような問題が出題されます。

みなさんの志望校の赤本に上のような問題が載っていたらどのように思いますか?

制限字数が多かったり、漠然としたことを聞かれたりしていて、どのように勉強すればいいかわからないですよね。

実際私自身、初めて志望校に論述問題が出ると知った時には、参考書だけを使って論述問題を解けるようになるのかどうか不安になりました。

論述の参考書をパラパラめくってみても、自分が解けるようになるのか不安になったことを覚えています。

しかし、論述問題だからといって、高度な文章力や想像力など特別な才能が必要なわけでもありません。

正しい順序で、着実に勉強を進めていけば必ず自分で解答を書けるようになります。

今回は私の経験をもとに、論述問題が解けるようになるまでの勉強の順序を伝えます。ぜひこのやり方も参考にしながら、論述問題の対策をすすめていってください。

論述問題にとりかかる前に

効率的に論述問題が書けるようになるための順序は以下の通りです。

 

①用語暗記

②教科書の読み込み

③教科書を見ながら論述をする

④実戦形式で解く

 

一つ一つの段階について説明していきます。

「論述をできるようになろう!」と思ったときに、まず取り組むべきなのは用語暗記です。

なぜなら、自分が何も知らない事柄について正しく論じることは不可能だからです。

例えば、最初に挙げた問題を解こうと思った際に、「国司」も「郡司」も知らなければ何も書くことができませんよね?論述問題を解けるようにしようと思ったら、基礎的な用語と時代の流れを覚えているということが必要です。

ではどうやって勉強すればいいのか、それは簡単です。

講義系の参考書を読んで知識をインプットし、問題集を使ってアウトプットすることを通して勉強を進めてください。

共通テストや私立大学の入試問題を解くための対策とまったく同じです。

大まかな目安としては共通テスト(旧センター試験)の問題で8割をとれることです。

8割取れれば基礎的な日本史の知識は頭に入っているといっていいと思います。もしすでに日本史の勉強を進めていて、自分に基礎的な知識が身についているか確認したかったから、共通テストやセンター試験の過去問を解いて実力を確認してください。

 

次に取り組んでほしいことが、教科書の読み込みです。

ここで重要なのは、一通り日本史の実力をつけたうえで教科書を読み込むことです。

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教科書は一見、取っ付きにくい文章で書かれているように思えるかもしれません。

しかし、教科書では歴史の用語や流れが非常にコンパクトに表現されています。

しかも、論述をするために必要な情報はほぼすべて載っています。必要な情報を制限字数内でコンパクトに回答欄に盛り込むことは、論述をする上で大切な要素です。要するに、教科書の文章は論述をするためのお手本なのです。

 

基礎的な用語を知った状態で教科書を読み込めば、文体や、用語の内容、用語と用語の因果関係、時代の流れなどに意識して読み進めることができると思います。

そうすれば、共通テストや私大の入試では問われないけれど、論述を書くために必要な知識を身につけることができます。

コツとしては、教科書にのっている文章を覚えるくらいの気持ちで何度も読み込んでください。

そうすれば、論述に必要な知識や文体に慣れることができ、実際に論述問題を解く際にも生かせます。

基礎的なことを理解した状態で教科書を読み込み、日本史の知識を深めることを意識してください。

 

論述問題の開始

教科書の読み込みと並行して、あるいは教科書の読み込みが終わった後に、いよいよ論述を書き始めます。

この段階では、教科書を見ながら論述問題に取り組んでください。

そう聞くと、教科書を見ながら問題を解いて意味があるの?と思うかもしれません。

しかし意味はあります。なぜなら論述問題は知識があっても正解にたどり着けない場合がよくあるからです。

 

論述にはルールや方法、コツがあります。例えば、問題に書かれていることに答えるということなどです。

論述問題には用語を説明する問題のほかにも「○○の背景について答えよ」「○○の原因について答えよ」「○○の意義について答えよ」などの種類があります。

日本史の知識があっても、こうした問題への答え方が分からなければ論述問題を正しく解くことはできません。

教科書を見ながら解くことで、自分は知識があれば問題を解けるのか、知識があっても問題を解けないことがあるのかを把握でき、論述問題の解き方に慣れていくことができます。

また、教科書を見ながら解くことで、教科書のどこに載っている知識が、志望校の過去問で問われるのかを把握できます。これを把握していれば教科書をより深く読み込むことができますし、教科書に載っている知識を応用して、論述をするということもできるようになります。

以上のようなメリットがあるので、まずは教科書を読みながら論述を書き、論述問題を解くための基礎を身につけてください。

 

最後に、論述問題を解くのに慣れ、教科書の読み込みが終わったら、実戦形式で問題を解いていってください。

この段階では、自分の頭の中にある知識だけで、時間を実際に測って解いてください。

これまで説明してきた順序をしっかり踏んでいれば、ある程度は論述ができるようになっていると思います。あとはどれくらいの時間配分でとけばいいのかなどを意識したり、抜けている知識があれば復習するなどを心がければ、合格点をとれるようになると思います。

 

まとめ

今回は、論述問題が解けるようになるための勉強の順序についてまとめました。

ポイントは、基礎的な日本史の力をつけたうえで、教科書を読み込み、その後論述を書くことに慣れるという順序です。この順序を意識して勉強を進めていけば、必ず論述問題を自分で解くことができるようになります。

受験日までの日数を意識しながら、ひとつひとつのステップを着実にこなし、論述問題の対策を進めていってください。

自分で試行錯誤しながら受験勉強をしていくのはとても難しいと思います。

皆さんにはぜひ正しい勉強法で効率よく勉強に励んでいただきたいです!

より詳しい勉強方法等本気で知りたい皆さんに武田塾三鷹校では無料受験相談を行っております。

逆転合格を勝ち取りたい方は是非ご相談ください!

 

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