武蔵野市・三鷹市周辺に在住の皆さま、
そして三鷹駅ユーザーの皆さまこんにちは!武田塾三鷹校(0422-38-7760)講師の立木です!
今回は私立最難関、早稲田大学法学部の英語で合格点をとるための方法論を紹介したいと思います。
国公立受験生を意識した問題構成
まず、早稲田大学法学部の英語の入試問題の傾向、概要について簡単に説明したいと思います。
大問は6~8つ程度で構成され、制限時間は90分です。
大問1~2
大門1~2は長文読解で、段落要旨問題、内容不一致、発音アクセント、語句の言い換え問題など幅広い問題が出題されます。
長文の難易度ですが、早稲田の英語の中では長く、読みにくいものが多い印象です。
近年は1000words前後のものが二題出題されています。大問数も多いため、かなりのスピードで読むことが求められます。
特徴的な問題は段落要旨問題です。段落ごとにその段落の要旨が書いてある選択肢を選ぶという問題です。正しいだけではなく、筆者がその段落で一番言いたいことを聞いていることに注意しましょう。
また、段落の数より選択肢の方が多いので消去法では解くことができません。
この形式の問題を解くコツは、長文を読む際に段落ごとの要旨を脇に日本語で書いておくことです。
この作業を怠ると、解く際にどの段落に何が書いてあったか忘れてしまってもう一回読むことになり大幅に時間をロスしてしまいます。
この問題は長文の重要な部分が分かっていれば解けるので、全問正解を目指しましょう。
8つの選択肢の中から4つ間違っている選択肢を選ぶ問題も特徴的です。すぐに間違いだとわかる問題がありますが、かなり細かい間違いで選ばなくては行けない問題も必ず含まれているので本文に戻って注意深く確認しましょう。
発音アクセントは発音もアクセントもわからないと解けないという点では面倒ですが、問題数も少なく比較的簡単です。
語句の言い換え問題は、かなり難しい単語が出題されるので意味を推測する力が試されます。もし知っている単語が出たとしても、本文に合う意味を優先して選ぶことを意識してください。
大問3〜6
大問3〜6は文法問題です。長文に単語を入れる問題、前置詞を入れる問題、文法的に当てはまらない単語を選ぶ問題、正誤問題などが出題されます。
長文に単語を入れる問題、前置詞を入れる問題は、比較的簡単なものが多いです。基礎的な文法の知識や内容の理解で解くことができる問題がほとんどなので、点数を落とさないように気をつけましょう。ただ、近年は簡単ですが年度によってはかなり難しくなることもあり、難易度の差が激しいので本番できなくても考えすぎないほうが良いです。
文法的に当てはまらない単語を選ぶ問題というのは、5つの選択肢のなかに一つだけ文に入れることができない単語が含まれておりそれを選ぶという問題です。この問題の注意点は全て合っているという6つ目の選択肢があることです。消去法で解けないので正確な知識が試されます。
基礎的な文法の知識で解ける問題もありますが、選択肢の単語レベルが高かったり、細かい単語の用法が問われることが多いです。単語を覚える時に、その単語の変化形やコロケーションも意識して覚えると解きやすくなると思います。
正誤問題もかなり難易度が高いです。これもまた全て合っているという選択肢があるので消去法が使えません。正誤問題は間違いのパターンがある程度あるので、正誤問題に特化した演習をしてよくあるパターンの問題を絶対に落とさないようにすることが重要です。
早稲田の他の学部の過去問で演習すると同じレベルの問題をたくさん解くことができておすすめです。ただ基本的な問題も毎年出題されるので、正誤問題が苦手な人はそこを絶対落とさないように簡単な正誤問題をたくさん解くことも有益だと思います。
大問7〜8
大問7〜8は英作文です。
大問7は2020年、2021年度は整序問題でした。整序問題の難易度は高くありませんが、「○番目にくるものを選べ」という形式ではなく、並べ替えた文章を全て解答用紙に書かなければ行けないというところは特徴的です。近年は整序問題が出題されていますが、少し前までは与えられた単語を使った短い文の英訳などが出題されていたので、その対策も少ししておくと安心かもしれません。
大問8は自由英作文です。近年は絵の意味を考えてそれを説明する問題が出題されています。2020年度は公園で子供たちがそれぞれタブレットを見ている絵がテーマでした。
この問題はただ絵を描写するだけではなく、絵が何を言いたいのかとそれについての自分の考えを書くというところが特徴的です。2020年度の絵はわかりやすいものでしたが、2019年度のものは何を言いたいのかがわかりづらいものだったので、絵を見て即座に意味を見つける練習をすると良いです。
絵がテーマの英作文は一橋大学で頻繁に出題されるので、少し違うタイプの絵が多いですが見てみると良いかもしれません。
英作文を書くポイントとしては、簡単な単語と文法を使って書くことです。
英作文がどのように採点されているかはわかりませんが、単語や文法のミスは絶対に減点されるので、減点を避けるために自信がない単語や文法事項は絶対につかはないほうが良いです。
また、本番迷わないようにするために、ある程度、内容に関わらないでいつも使える大枠は作っていくのが良いと思います。
問題構成的には英作文が最後に設定されていますが、英作文を最後に解くことはお勧めできません。
時間が足りなくて英作文を書き終わらないと、大幅な減点が予想されるからです。
時間が足りない場合に備えて、最後に解く問題は時間がなくても埋めることができる選択問題にしましょう。
私は、長文→文法→英作文→長文の順番で解いていました。過去問演習を通して自分に合った解き方を見つけてみてください。
まとめ
今回は、早稲田大学法学部の英語で合格点をとるための方法論について紹介しました。
法学部の英語は早稲田大学の中でも特徴的ですが、対策をすればするほど解きやすくなっていきます。
過去問を使って演習する際には、何ができなかったのか、どうして間違えたのかをしっかり考えて復習しましょう。特徴的な問題が多いので、いろいなやり方を自分で試してみると良いです。
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