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【過去問分析】2021年度東京薬科大学 薬学部 B方式

三島市、長泉町、清水町、函南町、伊豆の国市、伊豆市、熱海市の皆さんこんにちは!
三島駅南口から徒歩4分、「日本初!授業をしない塾」逆転合格の武田塾三島校の山口です!
 
武田塾三島校では、過去問対策を重点的に行っています。
 
生徒さんの志望校の過去問を講師が実際に解く等して分析し、
 
どの分野が頻出分野なのかといったことや、武田塾ルートのどの参考書が特に重要か等、
 
より効果的に生徒さんを指導できるよう準備してもらっています。
 
今回は東京薬科大学の過去問の分析をしてもらいました。
 
なお、参考書は武田塾のルートで使用する参考書をベースに説明しています。
 
東京薬科
 
 
英語

1 総評

難易度:やや易~標準

時間配分が厳しいものとなっています。

過去問演習をしっかりと行い時間間隔を養っておくようにしましょう。

医療系の長文も出題されますが専門用語などには注釈が付属されているので、医療系に特化した対策は不要です。

文法問題も比較的に易しいものが多く国公立大学志願者にも併願校としておすすめです。

毎年の傾向の変化も少なく、過去問演習が一番の対策になると思います。

2 設問別

大問1 長文問題

例年医療系分野の長文問題が出題されています。

医療系の単語が多く見受けられますが、注釈を頼りに解き進めていけば問題なく読み解ける問題です。

文量も多くはありませんが、素早い文章把握が必要となります。

また、内容把握に関する設問が少なく、文法事項、単語の意味を押さえていれば読み解くことのできる穴埋め問題が主体となっているので、先述事項と合わせて時間短縮を図りましょう。

これまで文法対策をあまり行っていない場合、別途対策が必要になります。

長文のレベルはThe Rule2程度の英文を読むことができれば十分得点することが可能だと思われます。

素早く読む演習を何度も積み重ねましょう。

 

大問2 発音問題

旧センター試験を彷彿とさせるような問題です。

国公立志望で併願する際には個別で対策が必要となる分野です。

しかし、英語長文などほかの問題で得点を重ねられる場合ならば対策の優先度は低いものになっています。

東京薬科大学を第一志望にしている方や私立専願にしている方は対策しやすい分野なのでしっかり対策し、得点できるようにしておきましょう。

個人によって難易度は大きく分かれますが、対策することで得点しやすいものになっています。

 

大問3 文法・会話問題

この大問は比較的得点しやすい大問です。

文法の穴埋め問題にも難しい文法はほとんど出てきません。

したがって、Next Stageなどの網羅系参考書ではなく英文法ポラリス1のような要所要所を抑えられる参考書を利用し対策してくことで十分合格点を狙うことが可能になるかと思います。

他年度も難易度の大幅な変動は見られないため、対策のしやすい大問となっています。

 

大問4 文法整序問題

この大問は整序問題で構成されていますが、出題される単語も使用する文法も簡単なものが多いです。

こちらも前問同様に英文法ポラリス1で十分対策可能であると考えられます。

他の年度も同程度の難易度での出題になっているため得点しやすい問題です。

 

大問5 長文問題

こちらの問題では大問1と異なり一般的な評論問題となっています。

そのため医療系の長文対策は不要です。

しかし、例年大問1よりも文章量が多いため素早い読解能力が必要となります。

単語は難しくなく注釈もあるので、システム英単語のessentialを完璧にできれば苦労なく読み進められるかと思います。

したがって、ある程度の単語力を持つ人は読解の対策の方が効果が高いと考えられます。

細かい部分の把握ではなく文章全体の把握が必要になるのでsolutionThe Rules2などの参考書を利用しましょう。

3 武田塾ルートで対策が効果的な参考書

・システム英単語

・英文法ポラリス1

・solution1,2

・The Rules2

 

数学

1 総評

難易度:標準

時間配分が厳しく、一度ミスすると連鎖的に点数を落としてしまう可能性があります。

問題の難易度は高くありませんが時間配分が厳しく、大問3,4,5は前半の計算ミスによって後半の問題を失点してしまう可能性があります。

そのため、素早く正確に解く能力が必須となります。

解答時間は80分と問題数から見るとあまり余裕のない時間ではありますが、過去問演習を積み重ね時間感覚を養いましょう。

私立専願の受験生にとっては他大学でもよく見られる問題形式のため、比較的対策しやすいかと思われます。

国公立志望の受験生も共通テスト対策で養われる素早さと正確さを発揮することで得点できると思います。

2 設問別

大問1 小問集合

指数対数、数列、関数、ベクトルと幅広い分野から出題されています。

それぞれの小問の難易度は高くありませんが問題数が多いです。

そのため、想定以上に時間を要するかもしれません。

各大問の配点が均一と考えると大問1ではなく他の大問を最初に取り組むことで効率よく得点できるようになると思います。

しかし、時間をかければ確実に点数を取れる大問でもあるため、数学に苦手意識のある受験生は大問1を得点源にしましょう。

基礎問題精講で十分対策が可能だと思われます。素早く解くことを普段から意識していきましょう。

 

大問2 ベクトル・関数

この大問は前問の小問集合の続きのような形式です。

しかし問題数が少なく代わりに一問あたりの比重が大きくなっています。

多少の誘導も存在しているので、素早く解けるようであれば優先しても問題ないと思います。

難易度としてはこちらも比較的易しく、基礎問題精講で十分対策可能だと思われます。

 

大問3 軌跡   大問4 関数  大問5 確率

大問3以降は独立した問題となっています。

問題形式としては共通テストのような誘導付きの穴埋め問題です。

しかし、共通テストよりも文章が少なく、旧センター試験に近しい形式となっています。

難易度は旧センター試験よりも難しい問題ではありますが完答できない難易度ではありません。

対策としては文系の数学重要事項完全習得編などの参考書で繰り返し演習を行っていくのがいいと思われます。

穴埋め形式になれるために少し難しい参考書である数学重要問題集(文系)を行ってもよいかもしれません。

過去問演習を積み重ね、慣れていくことでより多く得点できるかと思います。

3 武田塾ルートで対策が効果的な参考書

・基礎問題精講

・文系の数学~重要事項完全習得編~

・数学の重要問題集(文系)

 

化学

1 総評

難易度:やや易

難易度は低く、幅広い知識を要求される問題となっています。

基本・基礎をおさえる参考書を利用すれば十分点数をとることが可能となっています。

しかし、知識に穴があると全く点数に繋がらないということも起こりうるため、満遍なく網羅的な学習を心がけましょう。

2 設問別

大問1 正誤問題

大問1は正しい選択肢や間違った選択肢を選ぶ正誤問題となっており、広い化学の知識が必要となっています。

内容は主に理論、無機分野になっています。難易度としてはやさしいと思われるため、入門問題精講基礎問題精講などで十分対策が出来ます。

 

大問2 正誤、計算問題

大問2では大問1と同様、理論、無機分野の正誤問題と、理論分野の計算問題が出題されています。

計算問題は高い難易度ではありませんが、問題数は決して少なくないので素早く計算する能力が必要となります。こちらも入門問題精巧、基礎問題精巧で対策が可能と考えられます。

 

大問3 計算、選択問題

この大問から文章量がかなり多くなり、共通テストのような形式となっています。

計算問題も量が多くなってきており、より一層素早い計算が必要となってきます。

難易度も前問より高いですが国公立志望の受験生は共通テストと同程度の難易度であるため、共通テスト対策が生きる問題となっています。

私立専願の受験生は、スタンダード問題230選などで演習を行っておくとよいと思われます。

 

大問4 正誤、知識問題

大問4は有機分野の選択問題となっています。

脂肪族の知識や、芳香族の系統分離と幅広い分野から出題されていますが、難易度自体は高くありません。

有機分野にしてはやさしい問題が多くみられます。計算問題も少ないので、ここで時間を調整できるようにするのが理想です。

対策としては、基礎問題精講で十分補える問題だと考えます。例年系統分離の問題は出題されているので、その分野は重点的に行いましょう。

 

大問5 正誤問題

大問5は高分子分野の正誤問題が2問だけあるような構成となっています。

難易度もそこまで高くありませんが、高分子分野をおろそかにすると解けない問題もあります。

しかし、問題数が圧倒的に少ないので、高分子分野の勉強の優先度は低いです。

私立専願の受験生は、ほかの分野に力を入れて高分子は概要をさらうといった勉強方針を取るのも一つの手です。

対策としては、基礎問題精講で十分だと考えられます。

3 武田塾ルートで対策が効果的な参考書

・入門問題精講

・基礎問題精講

・スタンダード問題230選

 

いかがでしたか?

武田塾三島校では、生徒一人一人に合わせた過去問対策に力を入れています。

過去問はただ解いただけでは意味がありません。

問題は過去問を解いた後、どうするかです。

過去問対策でお困りの受験生の皆さん、

効果的な過去問対策についてアドバイスさせていただきますので、

是非、武田塾三島校の無料受験相談をご活用ください。

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