さて、受験生の皆さんは、志望校の過去問を解いてみましたか?
【中央大学理工学部】三島校講師による過去問分析
2020年度中央大学理工学部入試(英語)
1 総評
試験時間80分に対し大問6問の構成です。
すべて選択式ではありますが、読まなくてはならない文章量がかなり多いので油断は禁物です。
少し特殊な形の問題も含まれているので、テスト開始直後から解き始めるのではなく、
一度問題全体を見渡して、試験時間と問題量から問題一つ一つの制限時間を逆算的に定めてから問題を解くようにしましょう。
2 設問別
大問1
少し長めの文章を読んで問題に答える形式です。
文中に出てくる代名詞が何を指しているのかを問われる部分があるので、
先に設問を読んでおき、その後問題文を読みつつ代名詞が出てきたら、
その所在を明らかにしながら読み進めていきましょう。
問題の難易度はやっておきたい英語長文500、ポラリスレベル2レベルです。
大問2
文法の問題です。
空所に当てはまるものを選択肢から選ぶという非常にオーソドックスな形式となっています。
計10問あるので一つ一つの問題にあまり時間をかけず、
瞬発力に重点を置いて解き進めていきましょう。
難易度はNextStageレベルの標準的な問題です。
大問3
大問2に引き続き文法、語法の問題です。
問題の難易度も大問2からあまり変化はありませんが、
選択肢に似ているものがあったりなど、
受験生を惑わすような選択肢が随所にあるので注意しましょう。
大問3もスピード重視で解いていき、
のちの長文に余裕をもって臨める体制を整えましょう。
難易度はNextStageレベルの標準的な問題ですが、
熟語や定型化した表現などの知識が少し求められます。
大問4
少し特殊な形式の選択式の問題です。
文章1に対し文章2が妥当と考えられるものを選ぶ問題なので、
少し違和感を持つけど妥当ではあるというような紛らわしい選択肢もあります。
この手の問題では妥当なものを見つけるよりも、
明らかに間違っているものを見つけて消していくほうが簡単ですので、
不適当な選択肢を探すようにしましょう。
選択肢もA~Lまでと非常に多いですので、
少しでも悩むようでしたら一度飛ばし、再度検討するようにしましょう。
大問5
短めの文章を読み解答を選択する問題です。
空所補充のみなので文章中にわからない部分があっても焦ってはいけません。
空所付近の内容、今までの文章の流れから回答していくことが大切です。
問題の難易度はハイパートレーニング3、やっておきたい英語長文500レベルです。
3 武田塾ルートで対策が効果的な参考書
・システム英単語
・速読英熟語
・NextStage
・やっておきたい英語長文 500
・英語長文ハイパートレーニング3
・英語長文ポラリス 2
2020年度中央大学理工学部入試(数学)
1 総評
試験時間 100 分に対し、大問 4 問の構成となっています。
解答を解答群から選択する問題もあり、一見易しく見えますが、
途中式が複雑だったり誘導をはずれてしまうと、
それ以降の問題に解答するのが困難になったりなど、
注意すべきポイントが随所にちりばめられています。
最後まで気を抜かずに解いていきましょう。
2 設問別
大問 1
立体的な図形を空間ベクトルを用いて解く問題です。
特別難易度が高い訳ではありませんが、計算の工夫をしないと計算量が膨大になってしまい、
ほかの問題を解くのに支障が出てしまうので要注意です。
特に後半は計算過程が複雑なので、時間と相談し、一度飛ばしてしまうのも有効な一手でしょう。
実践的な問題演習を積むという意味も含めて数学の重要問題集で訓練を積むのが望ましいかと思われます。
大問 2
確率の問題です。
誘導に沿って解いていく問題ですが、上から順番に解いていくのではなく、
次の解答には何が必要で、何を求めておくべきなのかを考え、
逆算的に問題を解いていくことでよりスムーズに対処できるかと思います。
解答を出すまでの途中式が少し独特ですので、オーソドックスな解法では解けない問題に頭を慣らしておくと、
本番でも驚かずに解くことが出来るでしょう。
大問 3
加法定理を活用し解き進めていく問題となっています。
ここからは計算過程から解答まで全て記述になりますので、
大問 1,2 と比べて時間を多めに見積もっておきましょう。
(1)は特に問題なく解けるかと思います。
(2)ではそれぞれの角度の大小関係が重要となってきます。
慌てず、しっかりと自分で図に落とし込み、視覚的に問題の進行を捉えることで、
より解きやすくなるかと思います。
落ち着いて解くことが出来れば完答も目指せる問題です。難易度は重要問題集レベルです。
大問 4
関数の極値と増減、面積の問題です。
初めての数学Ⅲの分野の問題です。関数 f(x)の形が単純ではないので、1 回目の微分を注意しましょう。
増減表とグラフが書ければ解法はスムーズに出てくるかと思います。
(3)、(4)での途中式が複雑なので時間を要すると思いますが、難易度が高いというわけではありませんので、
時間をかけてじっくり解くことで完答も目指せるでしょう。
大問全体の難易度は重要問題集~入試の核心標準編レベルです。
3 武田塾ルートで対策が効果的な参考書
・基礎問題精講
・重要問題集
・入試の核心 標準編
2020年度中央大学理工学部入試(化学)
1 総評
試験時間90分に対し、大問4問の構成です。
普段の化学の勉強ではなかなか見られないような単語が出題されたりしていますが、
惑わされてはいけません!
問題で聞かれている内容はもっと単純で、
普段の勉強かららよく見ているような問題だったり、
知らない単語を使う場合も必ずヒントとなることが書かれていますので、
注意しながら問題文を読んでいってください。
2 設問別
大問1
小問集合です。
一つ一つの問題の難易度は決して高くありませんが、
大問中に小問が10問あるので時間配分に注意しましょう。
このようなタイプの問題では計算問題はとりあえず飛ばし、
最後まで解き終えた後に残り時間と相談しながら計算問題を解くというのも一つの方法です。
問題一つ一つの難易度は基礎問題精講レベルの問題です。
大問2
理論科学の分野の問題です。
ステアリン酸の単分子膜という難しい言葉が出てきますが、
惑わされず今聞かれている内容を頭の中で常に明快にしつつ問題を解いていきましょう。
選択式の問題であり、問題文中に単位がすでに記されていることに注目してください。
これをわかっていると自分の選択した解答に単位を当てはめることで、
解答に確信を持てるかと思います。
問題自体の難易度は基礎問題精講~重要問題集A問題レベルです。
大問3
溶解度積の問題です。
問題そのものの難易度よりも途中計算が複雑で時間を要してしまうような問題となっています。
問題文中の操作による滴定終点における状態を正しく理解することができれば、
立式には苦労しないかと思います。
計算ミスにはくれぐれも気を付けて解いていきましょう。
問題の難易度は基礎問題精講~重要問題集A問題レベルです。
大問4
有機分野の問題です。
非常によくみる形の問題であり、ベンゼン環に付属する”基”それぞれの特徴を押さえておけば、
特に問題なく解き進められるかと思います。
登場する物質の名前があまりなじみのないものかもしれませんが、
気後れせずその物質の構造に注目しながら解いていきましょう。
問題の難易度は重要問題集レベルです。
3 武田塾ルートで対策が効果的な参考書
・リードライトノート化学
・化学の基礎問題精講
・化学 重要問題集(A問題)
いかがでしたか?
武田塾三島校では、生徒一人一人に合わせた過去問対策に力を入れています。
過去問はただ解いただけでは意味がありません。
問題は過去問を解いた後、どうするかです。
過去問対策でお困りの受験生の皆さん、
効果的な過去問対策についてアドバイスさせていただきますので、
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