【日本獣医生命科学大学】三島校講師による過去問分析

三島市、長泉町、清水町、函南町、伊豆の国市、伊豆市、熱海市の皆さんこんにちは！

三島駅南口から徒歩４分、「日本初！授業をしない塾」逆転合格の武田塾三島校の山口です！

さて、受験生の皆さんは、志望校の過去問を解いてみましたか？

まだ、実力が追い付いていないので、解かずにいる人もいらっしゃるのかもしれません。

ただ、現在の自分の実力と実際の過去問のレベルの差を掴んでおくことは必要です。

実際に解いてみて、残りの受験勉強の期間に、どの分野のどの部分をどのように対策していけばいいのか、

過去問を解いてみることにより見えてくる部分がありますので、

是非最低１年分は解いてみることをオススメします。

こちらの内容は、以下の記事に詳しく載っていますので、興味のある方は是非ご覧ください。

【現役受験生必見】夏休みは志望校の過去問に取り組もう！

さて、武田塾三島校では、過去問対策を重点的に行っています。

生徒さんの志望校の過去問を講師が実際に解く等して分析し、

どの分野が頻出分野なのかといったことや、武田塾ルートのどの参考書が特に重要か等、

より効果的に生徒さんを指導できるよう準備してもらっています。

そこで今回は、日本獣医生命科学大学の過去問について分析してもらいましたので、

その分析結果と対策について記していきたいと思います。

なお、参考書は武田塾のルートで使用する参考書をベースに説明しています。

【日本獣医生命科学大学】三島校講師による過去問分析

2020年度日本獣医生命科学大学入試（英語）

１　総評

大問は４問で構成されていて、時間は理科と合わせて120分。

多くが選択式の問題で、少しだけ記述させる問題もあります。

私立大学の典型的な英語の問題と行った印象なので対策しやすいと思われます。

英語と理科の時間配分をどうするかがポイントで、本番を想定したシミュレーションを十分にしておく必要があります。

２　設問別

大問1は長文問題で文章量は標準的。

内容としては獣医学科らしい生物分野、環境に関しての話題で多少専門用語も出てきますが、

注釈があるので問題ないと思います。

長文の単語レベルはシス単のAdvancedレベルまで完璧にしておけば、

読めない単語はほぼないと思われます。

長文の難易度は標準的でハイトレ3やポラリス2ほどの難易度です。

小問は全て選択式で5つです。

問1は長文中の単語の穴埋め問題で、単語レベルとしてはそこまで高くなく、

シス単のessentialレベルを固めておけば選択肢の単語は理解できると思います。

この問題では単語力に加えて、文法力、熟語力が必要なのでシス単、速熟、

ポラリス英文法(1~2)orネクステをバランスよく学習することで対策できます。

問2は代名詞が指している内容を答えさせる問題で、

さきほどの問題とはうってかわり文章全体を把握する能力が問われるので

ソリューション、ハイトレ、ポラリス等の長文問題集の長文を読み込んで

文章の構成になれておくとすぐに該当箇所が見つけられるようになると思います。

問3は下線部の内容を言い換えたものを選択する問題で、

こちらも問2と同じように長文問題集を読み込むことで対策できると考えられます。

問4は、本文の内容と一致する選択肢を選ぶ問題でこちらも頻出の問われ方なので、

前述の通り長文問題集で対策できます。

問5は、発音の問題で、「短期で攻める最頻出問題発音アクセント」などの問題集による対策が必要と考えられます。

大問2は、A、B、Cの3つの小問に分かれていて、いずれも文法力が問われる設問となっています。

Aは穴埋め形式の和文英訳で適する単語を入れるという単語を書く力が問われるので

単語帳で読むことはできても、書くことができないものをなくしていくことが重要かと思います。

また単語の穴埋めですが、条件英作文と似ている部分もあるので、

条件英作文の対策をすることで解けるようになるかもしれません。

Bは、単語を適する形に活用させる問題で、単語帳に該当する単語の活用表現が記載されていますので、

見出し語だけでなく派生語もしっかりと見ておくことが重要です。

Cは整序問題で「短期で攻める英語整序問題」などの対策が必要となります。

３　武田塾ルートで対策が効果的な参考書

システム英単語

速読英熟語

英文法ポラリス（１～２）又はネクステ

ソルーション・ハイトレ・長文ポラリス（マーチレベルまで）

短期で攻める英語整序問題200

短期で攻める最頻出問題発音アクセント300

2020年度日本獣医生命科学大学入試（数学）

１　総評

大問は４問で構成されており、時間は60分。

大問1、2、3はマーク式、大問4は記述式という形式で私立理系としては一般的な構成となっています。

２　設問別

大問1は確率の問題で設問が4つ、誘導になっているので問題難易度は易。

ルート上であれば基礎問題精講をしっかりやっておけば、誘導に乗って十分対応することが可能です。

大問2は微積の問題でこちらも誘導に乗ればスムーズに解けると思います。

したがって問題難易度は易。

ルート上であればこちらも基礎問題精講レベルで対応可能です。

大問3はベクトルの問題でこちらも誘導に乗って解くことができると思います。

ベクトルの基本的な問題なので難易度はやや易ほど。ルート上では基礎問題精講で十分だと思われます。

大問4は数列の問題で唯一の記述問題となっています。

こちらは誘導がないのでゼロからしっかりと記述する力がないと完答することはできません。

難易度は標準レベルだと思われ、基礎問題精講にくわえて重要問題集のA問題も解いて演習を行っておく必要があります。

問題別優先度としてはそこまで難易度に大きな差がないのでそれぞれ個人が得意な範囲からやっていくといいと思います。

３　武田塾ルートで対策が効果的な参考書

基礎問題精講

重要問題集（Ａ問題まで）

2020年度日本獣医生命科学大学入試（化学）

１　総評

大問は7問で構成されており、英語と合わせて120分です。

基本的に全て記述式で選択問題も含まれています。

全体としては理論化学の問題が多く難易度も比較的高いので演習が必要ですが、

無機化学・有機化学は基礎的な内容の設問しかなくまた問題数も少ないですので、

点差はつきにくいですが取りこぼしには十分注意する必要があります。

２　設問別

大問１は理論化学と有機化学からの出題で

理論化学の用語や有機化学の有名な反応である

カップリングについての基礎的な知識を問われています。

難易度はやや易で取り組みやすい問題だと思います。

文章量が少し長いので重要なところだけ

ピックアップして読むといいでしょう。

参考書は基礎問題精講程度で十分だと思われます。　　　

大問２は理論化学の熱化学方程式からの出題で

計算能力が問われていますので、

素早い計算を心がけることが必要です。

難易度はやや易でこちらも参考書は基礎問題精講で十分だと思われます。

大問３は理論化学の中和からの出題でこちらも素早い計算が必要です。

難易度は標準で慣れてない人は少し時間がかかると思いますので、

化学重要問題集のA問題でこの範囲だけ演習を行っておくといいかもしれません。

大問４は無機化学からの出題で前半は酸化数の問題で、

後半は金属元素の性質について問われていて、

少し詳しく知っておかないと解くことができませんので

重要問題集のA問題で演習を行っておくとスムーズに解けると考えられます。

難易度は標準程度です。

大問５は理論化学の反応速度、化学平衡からの出題で

素早い計算能力が必要な問題です。

難易度は標準ですが、慣れていないとつまずくことが多いと感じる問題なので、

重要問題集のA問題を行っておくと対応できると考えられます。　　　　　

大問６は有機化学の構造決定からの出題で、

この設問は構造決定の基礎的な内容しか問われていないので完答が狙えます。

難易度は易で基礎が固まっていれば、容易に解けると思います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

大問７は有機化学の天然高分子化合物からの出題で、

計算問題と知識問題の両方が問われています。

難易度はやや易で、計算問題は少しつまずく可能性はありますが、

比較的取り組みやすい問題です。

３　武田塾ルートで対策が効果的な参考書

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