三島市、長泉町、清水町、函南町、伊豆の国市、伊豆市、熱海市の皆さんこんにちは!
三島駅南口から徒歩4分、「日本初!授業をしない塾」逆転合格の武田塾三島校の山口です!
今回は、三島校元塾生で現在静岡校講師を務める関野先生に、
現役時代愛用して見事逆転合格を勝ち取るのに大きく貢献した参考書
数学の入門問題精講について紹介していただきます。
みなさんこんにちは!
静岡校講師の関野です。
ついに夏休みも終わり、受験勉強も後半戦へと入っていきますが、
みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
今回は、「数学入門問題精講」という参考書の紹介とともに、
この参考書を使った数学の勉強についてお話ししたいと思います。
特に、現段階で数学が4〜5割以下だけれども、共通テスト本番では7割程度を目指そうと考えている受験生は、
是非参考にしてください!
数学入門問題精講を活用した勉強法
1 数学の「分かる」には2段階ある
数学における、「分かる」とは、2つの段階に分けられます。
第一段階「解説を読めば分かる」段階
第一段階は、「解説を読めば分かる」という段階です。
数学では、本質を確実に理解する必要があります。
模試や参考書の解説を見て、
「解説を読んでも納得できない」
「どうしてこう言えるのかがわからない」
といったようなことを思ってしまう人は、本質の理解が足りていない証拠です。
「解説を読めば分かる」という人は、本質は理解できています。
しかし、これだけではまだ点数につながりません。
ここで、第二段階の話に入ります。
第二段階「問題を見て、自力で解答までの流れを考え出すことができる」段階
第二段階は、「問題を見て、自力で解答までの流れを考え出すことができる」という段階です。
数学で点数が思うように取れないと感じている受験生の多くは、この部分でつまずいていると思われます。
「解説を見たら納得できるけど、初見では思いつかない…」といったことを感じている人は、
この段階の「分かる」までたどり着いていないと思われます。
数学で点数を取るためには、知識を得て本質を理解しているだけでなく、
0から自力で解答を導き出す能力がさらに必要となるというわけですね。
以下の動画では、数学における2段階の理解について分かりやすく説明されています。ぜひご覧ください。
2 入門問題精講の紹介
ここから、いよいよ「入門問題精講」の紹介に入ります。
入門問題精講は、IAとⅡB、Ⅲの3冊に分けられます。
入門問題精講は、「基礎問題精講」「標準問題精講」と同じシリーズであり、
3つの中で1番基礎を大切にした参考書です。
各章の問題数はさまざまですが、どの章も教科書レベルの練習問題が10問程度、
共通テストレベルに近い応用問題が5問程度で構成されています。
入門問題精講の大きな特徴は、問題とその解答が掲載されているページよりも、
公式の導き出し方や、語句の説明、定義など、
とても基本的な内容を0から解説しているページが中心となって構成されていることです。
このように、入門問題精講は、
数学が苦手な人でも、0から基礎を理解できるように作られた参考書であると言えます。
数学が苦手な受験生にこそ使ってほしい参考書であるといえますね。
3 入門問題精講を活用した勉強法
入門問題精講を使った勉強法を紹介する前に、数学が「分かる」ということで大切な2つのことをもう1度確認しておきましょう。
数学の「分かる」とは、「解説を読めば分かる」といったことと、「問題を見て、自力で解答を導き出せる」といったことの、2段階に分けられるというお話をしました。
そのため、数学の勉強では、
「まずは本質を理解して解説の内容を理解できるようにし、最終的はヒントなく自力で解けるようにする」
といったことが大切になってきます。
そのため、私は以下のような勉強法をオススメします。
(1) 講義のページを読み進めよう
入門問題精講は、練習問題に至る前に、基本的な内容を細かく解説してくれている、講義ページが多くあります。
順番に読んでいき、本質の理解を深めましょう。
(2) 問題を解こう
ある程度読み進めていくと、練習問題にたどり着きます。
直前の解説で理解したことを活かし、問題を解いてみましょう。
この際、日本語の記述や、図やグラフの記述もしっかりと書き、
自身の考え方を誰がみても分かるようにすることを意識して解答しましょう。
(3) 解説を読んで理解を深めよう
問題を解いたら、解説を読み込み、正しく理解できているか確認しましょう。
この際、模範解答と比較して、日本語の記述や、図やグラフの記述が足りているかを確認しましょう。
そして、答えだけでなく考え方も正しいか確認しましょう。
(4) 次の内容に進み、同じように取り組もう
練習問題の確認が終わったら、また次の内容の講義を読み、また練習問題にたどり着いたら練習問題を同じように解きましょう。
このように、講義→問題→解説→講義…といったように、順に進めていきましょう。
このような勉強を自分のペースで進めていきましょう。
しかし、あまりにも遅すぎたり、早すぎたりしても良くないので、注意しましょう。
個人的には、1日1章ずつ進めていくことをお勧めします。
(5) また1から解き直そう
今回の勉強法で大切なのはここからです。
1〜2週間程経過して、ひと通り問題を解ききったら、もう1度最初から解き直しましょう。
「数学の勉強は同じ問題解いても意味ないじゃないか!」と思うかもしれません。
しかし、もう1度解き直してみると、案外解けないものです。
つまり、1回だけ解いて終わってしまうと、本質は理解できたが自力で解答まではできないという段階で終わってしまいます。
そのため、自力で解答できるようになるまで解き直しを行っていきましょう。
また、3,4周もすれば、苦手な問題がはっきりしますので、
その問題だけを中心に解いていくのもいいかもしれませんね。
このような勉強法を通して、すべての問題を自力で速やかに解答できるようになれば、
かなり力がついたと言えるでしょう。
4 入門問題精講を活用した勉強で大切にしてほしいこと
今回は、「数学入門問題精講」を活用した数学の勉強法を紹介しました。
繰り返しとなりますが、今回紹介した勉強法で特に大切にしてほしいことをまとめておきます。
まず一つ目は、
「問題を解く際に、自身の考え方がはっきりとわかる記述を書くこと」です。
記述をしっかり書くことで、論理的思考力を養うことができます。
記述を通して、問題における考え方、答えの導き方を確実に習得していきましょう。
そして、感覚で解答するというよりも、根拠をもって解答するということに慣れていきましょう。
そうすることで、問題を初見でも自力で解くことができるようになっていきます。
2つ目は、
「解き直しを大切にすること」です。
入門問題精講に掲載されている問題は基礎を大切にした問題ばかりです。
そのような問題が自力で解けない状態だと、模試や入試の問題も自力で解けませんよね。
解き直しを大切にして、本質の理解を深めると同時に自力で解答するといったことに慣れていきましょう。
5 最後に
今回は、「数学入門問題精講」の紹介と、「数学入門問題精講」を使った勉強法を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
最初にも述べましたが、入門問題精講も、今回紹介した勉強法も、現時点で数学に苦労している受験生には特に向いています。
数学の勉強に悩んでいる受験生に見ていただき、少しでも役立てば嬉しいです。
もし、入門問題精講が気になった方は、ぜひ一度手に取ってご覧ください。
そして、入門問題精講が気に入った方は、ぜひ今回紹介した勉強法を実践してみてください。
みなさんの健闘を祈っています。合格目指して頑張ってください!
いかがでしたか?
関野先生は受験生時代に、ご自身で入門問題精講を最大限活用して、見事逆転合格を果たされました。
ただ、どんなに良い参考書も持っているだけでは宝の持ち腐れです。
武田塾三島校では、参考書の効果的な活用をアドバイスします。
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