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【北海道大学理系】三島校講師による過去問分析(物理・化学編)

三島市、長泉町、清水町、函南町、伊豆の国市、伊豆市、熱海市の皆さんこんにちは!
 
三島駅南口から徒歩4分、「日本初!授業をしない塾」逆転合格の武田塾三島校の山口です!

 

受験生の皆さんは、志望校の過去問を解いてみましたか?

 
まだ、実力が追い付いていないので、解かずにいる人もいらっしゃるのかもしれません。
 
ただ、現在の自分の実力と実際の過去問のレベルの差を掴んでおくことは必要です。
 
実際に解いてみて、残りの受験勉強の期間に、どの分野のどの部分をどのように対策していけばいいのか、
 
過去問を解いてみることにより見えてくる部分がありますので、
 
是非最低1年分は解いてみることをオススメします。
 
こちらの内容は、以下の記事に詳しく載っていますので、興味のある方は是非ご覧ください。
 
 
さて、武田塾三島校では、過去問対策を重点的に行っています。
 
生徒さんの志望校の過去問を講師が実際に解く等して分析し、
 
どの分野が頻出分野なのかといったことや、武田塾ルートのどの参考書が特に重要か等、
 
より効果的に生徒さんを指導できるよう準備してもらっています。
 
そこで今回は、前回に引き続き、北海道大学理系の過去問について分析してもらいましたので、
 
その分析結果と対策について記していきたいと思います。
 
なお、参考書は武田塾のルートで使用する参考書をベースに説明しています。
過去問分析(2020北大理系物化)
 

【2020年北海道大学総合入試(理系)】三島校講師による過去問分析

2020年北海道大学総合入試(理系)理科

総括

物理、化学ともに大問3つずつ、2科目で150分間なので1科目あたり75分間。

両科目とも文章量が多いため問題を理解するのに時間がかかります

2020年北海道大学総合入試(理系)物理

1 設問別

大問1は力学からの出題で、主にばねに繋がれた2物体の運動について問われています。

問1と問2の2つに分かれています。

問1の問題難易度はやや易でルート上であれば良問の風程度の問題です。

この設問は落としてはいけない問題です。

問2の問題難易度もやや易でこちらも良問の風で対策可能の問題です。

大問1は全体的に解きやすい問題ですので、是非完答したいところです。

大問2は電磁気からの出題で、主に荷電粒子の運動とベータトロンについて問われています。

問1と問2に分かれています。

問1の問題難易度はやや易でルート上であれば良問の風程度の問題です。

この設問は難易度は高くないので落としてはいけない問題です。

この問題を落としてしまうと差がついてしまう問題となっています。

問2の問題難易度はやや易~標準程度であり、良問の風を完璧にマスターすることで対応可能であると考えられます。

最後の方の問題に関しては少し程度の高いものも見られますので、

物理重点、医学科、獣医学科志望の方は、解けるようにしておくと良いでしょう。

大問3は熱からの出題で、主に熱サイクルについて問われています。

問1、問2、問3の3つに分かれています。

問1の難易度は標準~やや難程度であり、

良問の風に加えて名問の森もやっておくとスムーズに解けると思われます。

ただ良問の風のみでも完璧にすることで完答を狙えないわけではありません。

こちらも差がつく問題ですので、物理が苦手な方は後回しでよく、

物理重点、医学科、獣医学科志望の方は解けるようにしておくと良いでしょう。

問2、問3の問題難易度は標準で、良問の風で対応可能と思われます。

しかし、物理の本質を理解していないと解けない問題ですので、

物理のエッセンスをしっかり読み込んでおくことも大事だと思われます。

この設問に関しては完答できるか、全く解けないかのどちらかとなりますので物理の得意な方は完答を目指したいところです。

2 設問別優先度

大問1>大問2>大問3

 

3 武田塾ルートで対策が効果的な参考書

物理のエッセンス

良問の風

名問の森

 

2020年北海道大学総合入試(理系)化学

1 設問別

大問1は化学基礎、理論化学からの出題で、主に原子の構造、化学結合、気体、浸透圧について問われています。

Ⅰ、Ⅱの2つに分かれており、Ⅰの問題難易度は標準

ルート上であれば化学重要問題集A問題で対策可能であると考えられます。

化学重点や医学科、獣医学科を目指す方は是非完答したい問題です。

Ⅱの問題難易度はやや難

ルート上であれば化学重要問題集B問題までやっておく必要があります。

化学が苦手な方は苦戦することが予想されますので、先に他の問題を解くようにするとよいでしょう。

化学重点、医学科、獣医学科志望の方はこの問題を解くことで差をつけることができます。

大問2は、化学基礎、理論化学、無機化学からの出題で、主に凝固点効果、酸化還元、金属元素について問われています。

こちらもⅠ、Ⅱの2つに分かれています。

Ⅰの問題難易度は標準

ルート上であれば化学重要問題集A問題で対策可能です。

問題難易度は高くありませんが、計算量が多いのでミスが誘発されやすい問題です。

そのためこの問題でいかにミスを少なくするかが合否を左右すると考えられる。

Ⅱの問題難易度はやや易。ルート上であればこちらも化学重要問題集A問題で十分満点が狙える問題です。

この設問に関しては頻出分野なので、落としてはいけない問題だと思われます。

大問3は有機化学からの出題で主に芳香族アミドと合成高分子化合物について問われています。

こちらもⅠ、Ⅱの2つに分かれています。

Ⅰの問題難易度は標準。ルート上であれば化学重要問題集A問題ほどの問題です。

この設問は構造決定の問題で難易度は高くありませんが、苦手な人が多く特に現役生の中では差がつくと思われます。

化学が得意な方は完答したい問題である。

Ⅱの問題難易度は標準。合成高分子の範囲からの出題であり、難問は見受けられない。

主に正誤問題と名称を答えさせる問題、計算問題で構成されている。

時間がない現役生は厳しい戦いとなる可能性があるが、逆に合成高分子の範囲をしっかりと対策しておけば差をつけられる問題でもある。

 

2 設問別優先度

現役生(有機苦手)

大問2のⅡ>大問1のⅠ>大問2のⅠ>その他の設問

現役生(有機得意)or浪人生

大問2のⅡ>大問1のⅠ>大問3のⅠ、Ⅱ>大問2の1>大問1のⅡ

 

3 武田塾ルートで対策が効果的な参考書

化学重要問題集

 

いかがでしたか?

武田塾三島校が過去問対策に力を入れているのがお分かりいただけたかと思います。

過去問はただ解いただけでは意味がありません。

問題は過去問を解いた後、どうするかです。

過去問対策でお困りの受験生の皆さん、

効果的な過去問対策についてアドバイスさせていただきますので、

是非、武田塾三島校の無料受験相談をご活用ください。

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