皆さんは2025年から受験制度が変わることを知っていますか?
2025年から受験制度が変わり、特に共通テストの出題形式などは大きく変わります。
なんとなーく知っている人もいるかと思いますが、その詳細を詳しく知っている人は少ないかもしれませんね。
そのため今年浪人してしまった人は来年の受験制度が変わることで浪人生のハードルが高くなってしまうので、また1から対策をしなければならないと不安になっている人もいるかもしれません。
そのため今回は来年から受験制度が変わってしまう中、浪人を検討している人に向けて受験制度がどのように変わるのか、
そして浪人をしたとしても今までの努力は必ず無駄にならないということを伝えていきます!
2025年からは実際どのように変わるのか
大学入学共通テストに新たに「情報Ⅰ」という科目が追加
国立大学ではおそらく必須となる情報科目です。
そもそも「情報」という科目はなぜ追加されるのか
2022年から高校で情報Ⅰという科目が必修科目として追加されています。
そのため「情報技術を適切かつ効果的に活用する力というものが大学入試での評価の対象になる」という文科省の見立てにより、
大学入試での新たな試験科目として追加されました。
大学入学共通テストで追加される「情報Ⅰ」の試作問題が公表されていて、
そこではインターネットを利用する際の注意点を問う問題や、
コンピューターシステムの基本となる論理回路、二次元コードの規則性など
「プログラミング的思考」を求められる問題が出題されています。
範囲としては「情報Ⅰ」という科目のみになるので、
浪人生は情報科目というものを1から始めないといけないですが、
「情報Ⅰ」で学習する内容をしっかり抑えることが出来れば得点を取ることが出来るでしょう。
数学範囲の組み換え、数学Cの追加
主な変更点については、数学②のところに数学Cが追加されて
数学Aには「図形と性質」、「場合の数と確率」、「数学と人間の生活」になります。
そして「整数の性質」は、「数学と人間の活動」に移行されて、確率に期待値というものが復活します。
さらに試験時間も60分から70分に変更されます。
数学Cの範囲としてはベクトル、式と曲線、複素数平面になります。
数学に関しては数学②の内容が増えて負担が増えてしまう人が出てくるかもしれませんが、きちんと基礎を固めてどの範囲の問題が来ても
対応できるようにすることが大切です。(これはどの教科にもいえることですが・・・)
国語の問題に「実用的な文章」が追加
実用的な文章が追加されることにより、大問が1題増え、
試験時間も10分増え90分に変更されます。
そもそも「実用的な文章」とはどのような問題かというと、具体的に実社会において目的などを考えていく文章があり、
その中でレポートの内容や構成を考える問題などが出てくると思われます。
このように実用的な文章という分野は図表などを含んだ問題などがあるため、そういった文章を正確に理解して読む力や、文章の情報処理をして読み解く能力が必要になります。
地歴公民の区分変更
地歴公民では科目が再編され、
・「地歴総合、地理研究」
・「歴史総合、日本史探究」
・「歴史総合、世界史探究」
・「地理総合、歴史総合、公共」
・「公共、倫理」
・「公共、政治・経済」
の6科目に変更されます。
これは新たに歴史総合などが追加されることによって、問題の形式や出題範囲が以前と変わってくるかもしれません。
そのため新しい知識を取り入れるためにもこれから出てくるであろうとされる対策問題集や試作問題をいち早く見つけてそれを実際に解き、傾向を知ることが大切になってくると思います。
まとめ
今紹介した4つの変更点が主にあり、2025年からは大きく問題形式が変わると予想されます。
そのため過去問などがない分傾向を知ることが難しく、新しい知識を取り入れて行かないといけません。
この移行措置により浪人するのが不安になってしまう人もいるかもしれません。
そもそも浪人しても無駄や、浪人生より現役生の方が有利といった言葉を耳にして、さらに2025から問題形式が変わることにより浪人生になることを躊躇してしまうかもしれませんが、移行措置されても実際今までやってきたことは全く無駄にはなりません!
浪人生には自分の志望校にもう1度チャレンジするという権利が与えられます。
自分の努力次第では大幅な学力が向上することも予測されますし、現在の志望校にこだわりがあって浪人するか迷っている人は、浪人することをお勧めします!
それでも浪人するか迷っている人へ、
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