皆さん、こんにちは!
南浦和駅徒歩2分、武田塾南浦和校です!
いよいよ受験シーズン本番を迎えましたね。
来年度受験本番を見据えている高2の皆さんも、先輩方の抱える緊張感を日ごろ肌で感じているのではないでしょうか。
春休みを迎えてから受験勉強が本格化していきますが、今のうちから歴史科目の学習を始めるメリットについて考えたことがありますでしょうか。
いままで何となくこなしてきた世界史の定期テストの結果で世界史に苦手意識があっても、しっかりと身につく学習方法を会得してから高3を迎えれば、受験本番までには堅実な得点源に変えられます。
本日は、高2の今の時期からできる世界史の学習方法について紹介します。
新科目「世界史探究」について
2024年度から「世界史B」という科目はなくなり、「世界史探究」という科目に置き換わります。
「世界史探究」が「世界史B」と大きく異なる点は、「歴史総合」という科目を学習したのちに学ぶものであること。
「歴史総合」とは旧課程の「日本史A」と「世界史A」を融合させたような科目です。
「日本史A」と「世界史A」は近現代にフォーカスした学習範囲をとっていましたが、近代以降日本は世界各国と活発に交流してきたのに対し、両教科はきっぱりと区別されていました。
インターネットの普及で世界各国の情報がリアルタイムで手に入れられるようになった今の時代、グローバル化がさらに伸長していく中で俯瞰的に現代日本のことを判断できるよう、
”世界の中の日本”、”日本が世界に与えた影響”
といった項目が高校の学習でも重要視されるようになった結果と言えます。
なので「歴史総合」では近現代の世界情勢を中心に学習していくことになります。
そしてその学習の先にあるのが「世界史探究」です。
しかしながら「世界史探究」は「世界史B」をベースにしているので、たとえ新課程といえども世界史探究の学習方法自体は世界史Bとそこまで異なりません。
世界史の主な勉強方法!
出来事同士の関連や流れを意識、理解する
世界史は暗記科目ですが、単にキーワードや単語をひたすらに覚えこむだけでは効率が悪い上、基礎知識を踏まえて解く応用問題につながりません。
歴史事象にはに因果関係や関連性があり、流れが存在しています。なのでその文脈ごとに学習していくことが暗記をしやすくする鍵になります。
そして世界史探究では特に、資料問題や出来事の並べ替えなど、当時の世界情勢それ自体をきちんと把握していなければ解けないような問題が増えることが予見されています。
そこで受験生にセットで暗記してほしいのは、その出来事が起こった年号…とまではいかなくても、何世紀の前半中ごろ後半のいつぐらいに起こった事象なのかということ。
出来ごとに大まかな年代を把握しておけば、同年代にほかの地域で起こったこととも比較しやすくなります。
通史、と呼ばれる世界史事象を古代から現代まで通した学習には知識をインプットするための参考書が必要です。
基礎事項から学習したい方は「高校世界史をひとつひとつわかりやすく」がおすすめです。イラストが豊富で度の単語が重要なのか、一目でわかる構成になっています。
基礎部分の知識に問題なく、難易度を上げたいという方は「ナビゲーター世界史」や「詳説世界史」、「実況中継」がおすすめです。
それぞれ本文の語り口調や冊数、内容の細かさなどが異なりますので、本屋で一度手に取り自分の頭に入ってきやすい、読んでいて疲れない参考書を選ぶようにしましょう。
資料集や地図帳を一緒に活用する
インプット用の参考書を読みながら該当範囲の資料集を横に置き、そこに掲載されている絵や写真を見ることでイメージと結びついて暗記が出来ます。
また地図は、国の規模や隣接する王朝などを視覚的に、またその場で同時に覚えられるというメリットがあります。そして、異なった世紀の地図を見比べることで、歴史の移り変わりが理解できます。
入試問題では国の大きさの変化や王朝の一の変遷、当時の芸術作品や遺跡の出土品の写真なども頻出問題です。それらがまとまっているのが資料集や地図であるので、セットで活用する癖を高2の時期からつけましょう。
引っかかった単語は用語集で調べる
インプット用の参考書を読んでいると、すっと頭に入ってこないような単語に出会うこともしばしば。
理解の浅い単語や何度か出てきても印象が薄いままになってしまう単語がある場合、ん?と首を傾げてしまう単語があった場合など、こまめに世界史用語集で調べるようにしましょう。
用語集には、各キーワードについて簡潔に、前後関係や重要関連人物などを交えながら記述されています。
頻出単語と優先度が低い単語が色分けされていることもあるので、その範囲内でどの単語が重要視されがちなのかも一目で把握できます。
調べた単語にはチェックマークやマーカーペンで印をつけておくことで、自分が覚えにくい単語の傾向を掴むことが出来ます。
また用語集で理解が深まった事項は参考書やプリントにメモしておき、インプットし直す際に同時に見返せるようにしておきましょう。
高2のうちは一問一答の使用は避ける
世界史のアウトプット用教材としてよく活用されるのが一問一答形式のもの。
しかしながら高2のうちは学校での既習範囲の通史の復習をメインにして、一問一答はあくまで受験勉強が本格化する三年生以降に使用するようにしましょう。
その理由として、はじめのうちから一問一答で単語や出来事を覚えていくと、知識を断片的に暗記していく形になり、歴史の流れをかえって理解しにくいものにしてしまう可能性があります。 一問一答形式の教材は必要な範囲を一通り学習し終えた後に、最終的な確認作業として取り組むようにしましょう。
通史のインプットののちに行うアウトプット用参考書は「基礎問題精講」「イチから鍛える世界史 必修編」「全レベル問題集③」などがおすすめです。内容が細かすぎず、問題を解きながら該当範囲の大筋を復習することができます。
まとめ
いかかだったでしょうか。
本日は現役高2生向け世界史の学習方法について紹介しました。
ぜひ本記事を参考に学習に励んでください!
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皆さんは、今の勉強法に満足はしていますか?
〇毎日継続して勉強ができない
〇いつまでにどの参考書を仕上げればいいかわからない
〇やっている勉強法が正しいものかわからない
など誰しもが一つは悩みがあると思います。
「因果律」なんて言葉でも表現されますが、
物事のすべての事象には必ず原因がある、と言われています。
実際に自分の勉強法が正しいか見てほしい、
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