皆さん、こんにちは!
JR南浦和駅徒歩2分、武田塾南浦和校です!
突然ですが皆さんは美術大学についてどんなイメージをお持ちでしょうか。
クリエイティブな活動に目がない人たちばかりで、芸術的な活動についてのみ学ぶというのは、実は半分くらい間違いですなんです。
美術大学といえど多種多様な学部があり、自分の好きな専門領域で皆学習に励んでいます!
そのうえ一般教養科目の履修も必須で、すぐれた作品が作れても、それらの授業で単位が取得できなければ卒業できないんです…
本日はこの南浦和から電車で20分+自転車で15分の位置にある武蔵野美術大学、
特に筆者が通っている視覚伝達デザイン学科についてフォーカスしながら紹介します!
武蔵野美術大学ってどんなところ?
1929年に創立された「帝国美術学校」を前身とする大学で、「教養を有する美術家養成」を教育理念に掲げています。
学部について、
〇造形学部
・油絵学科 油絵専攻/グラフィックアーツ専攻
・日本画学科
・彫刻学科
・視覚伝達デザイン学科
・工芸工業デザイン学科
・空間演出デザイン学科
・建築学科
・基礎デザイン学科
・情報デザイン学科
・芸術デザイン学科
〇造形構想デザイン学部
・映像学科
・クリエイティブイノベーション学部
の2学部12学科を有しています。
学科名から推測してもらえる通り、ひとえに美術大学といっても多種多様な学びの機会が展開されていることが分かります。
特に理系大学で開設されることが多い建築学部や工業デザイン、環境デザインなども武蔵野美術大学では研究されています。
いわゆる絵をかいたり作品を作ることがメインのファイン系の学科も充実していますが、生活の基盤を支えるデザインや美術やアートを研究したり未来構想に繋げたりする学科もあり、学科を超えた生徒同士での交流も盛んなため、専攻にとらわれすぎない幅広い活動が可能です。
そして近年入試方式が拡充されてきているおかげで、これまで作品を作ったことの経験が無いもしくは美術予備校に通ったことのない人でも美術的活動に携われるよう門戸が開かれています。
また「教養を有する美術家養成」の理念に則って一般教養科目の履修が必須であり、授業数が非常に充実しています。
いくつかの学科に所属しながら既定の授業を履修すれば美術教職免許もしくは学芸員免許の取得が可能です。
入試に実技試験があるってほんと?
実技試験が必要な入試形式が存在するのが美術大学の特徴の一つ。
私が所属する視覚伝達デザイン学科は少し特殊で、英語と国語の学力試験に加えてアクリル絵の具を扱った色彩構成と静物デッサンの試験を含めた一般方式の入試しか形式が無いため、高2~3で美術予備校に通い試験対策をするのが一般的です。
しかし学科によっては共通テストの点数のみが評価基準の入試形式を設けていたり、過去の作品をまとめたポートフォリオの提出が必須となる推薦入試があったりします。
希望する学科によって試験内容や扱う画材等全く異なるため、もし美術大学に行きたい学部がある場合、どのような入試方式が用意されているのか今一度調べることが重要です。
視覚伝達デザイン学科ってどんなところ?
「自分が五感を通して見て感じたことについて理解し、他者に伝達するための方法を模索する」。
そのような理念に通ずる授業が展開されていて、アナログからデジタルまで様々なアプローチ方法を学びます。
一年次はデザインの根幹をなすタイポグラフィや図面製図、色や動作についてなどを学びました。
三年次からはかなり専門的な分野に絞り、その領域で展開することが望まれるデザインについて教授の指導やグループワークで学びながら卒業制作に繋げていきます。
必修授業が多いため学校生活はかなり忙しい
1年次は度の学科も基本1.2限が必修授業で固定されるため、履修の融通が利かないという点があります。
朝が弱い人や遠方の人は要注意です。
毎月授業内容が大きく変わるのですが、視覚伝達デザイン学科を含め週6で必修授業がある月もあります。
三つの必修授業を同時進行でこなさなければいけない時も。
大抵の1年生は午前に必修、午後に一般教養の授業を受け、バイトやサークルなどで放課後を過ごし一日を終えていたイメージです。
ただし各授業で出される課題の期限が被ることが特に学期末では起こりやすいので、スケジュール管理には気をつけましょう。
また卒業制作にはかなりの製作時間を要する場合が多いです。
4年次の卒業制作時期と就職活動が被る場合もあり、注意が必要です。
それらに備えて単位は1.2年のうちに取得できる分は取得しきっておくようにしましょう。
設備や環境、人間関係について
視覚伝達デザイン学科はグループワークが多いため、授業での活動を通して自然と人と仲良くなることが出来ます。
また学科を超えた授業や多様なサークルが存在するため、そこで他学科の友人や先輩の知り合いができることが多いです。
美術大学にはそれぞれに好きな領域への熱意やこだわりを持った人、ずば抜けた技量を持つ人、フットワークが軽くいろんなことに精力的に励んでいる人など、少し関わりを持つだけでとても楽しい人たちばかりです。
特に学科ごとでまるきり授業内容が変わるため、他学科の友達ができると自分の視野も広がります。
サークルに入らず、各行事の実行委員に精を出している方々もたくさんいます。
特に年に一度の芸術祭(文化祭)は非常に盛り上がるため、新学年が始まる前から準備が始まります。
環境や設備に関して、各学科の授業内で行う制作活動に必要な道具はそれぞれのアトリエにまとめられているので、かなり充実していると言えます。
特に大きなものを彫像する彫刻学科や、プロダクトデザインを行う生徒のいる工芸工業デザイン学科は専門的な機械を多種有しています。
敷地内に世界堂があるため、画材の調達にも困ることはありません。
また大学から数キロ圏内にいくつかホームセンターもあります。
また食堂が二つとセブンイレブン、パン屋があるので基本昼食にはありつけます。
建物自体がそれなりに近い距離で並立しているため、授業移動にもそこまで苦労しません。
まとめ
ここまで武蔵野美術大学について紹介しました。
美術大学での日々はとても楽しいので、すこしでもアートやデザインの領域に興味がある方は検討してみてはいかがでしょうか?
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