皆さん、こんにちは!
JR南浦和駅徒歩2分の武田塾南浦和校です!
受験勉強を重ねていくうちに、誰しも成績が伸び悩む『スランプ』に陥ってしまった経験があると思います。
今回は受験生がスランプ状態を克服し、一歩先へ飛躍していくための方法や気持ちの切替え方などについて紹介します!
そもそも【スランプ状態】とは?
【スランプ状態】とは一般的に、これまで順調に進んでいたことが停滞に陥ってしまった状態を指します。
こと受験では、模試や演習で思うように本来の力が発揮できず、それまでは着実に伸ばせていた成績がいまいち伸び悩んでしまう状態になってしまった時に使われます。
また急速にモチベーションを失い、習慣化されていたはずの勉強に全く手がつかなくなったり、集中できなくなったりする状態のことも同様に『スランプ』と言われます。
一度【スランプ状態】に陥ってしまうと、自分と周りを比べたときに「勉強がうまくいっていない自分」と「順調に勉強が出来ている他人」の構造で状況を捉えてしまいがちになり、周りの学習状況から置いて行かれているかもしれないという不安や焦りが助長されやすくなります。
そうして余計な精神負担を抱えてしまう「スパイラル」に陥ってしまう傾向があるのも、【スランプ状態】を軽視してはいけない点です。
【スランプ状態】の原因は?
【スランプ状態】は複雑な心理的作用が折り重なって陥ってしまうものですが、殊受験生においては、受験に対するネガティブ思考が積み重なった結果勉強を妨げてしまっているのも原因の一つです。
①受験に対する不安や焦燥感
「本当に合格できるのか」「次の試験で点数が悪かったらどうしよう」など現状への不安や焦燥感で頭がいっぱいになると勉強の手が止まってしまいがちになります。
強すぎる不安感は脳に負担をかけ、記憶力を低下させると言われていますので、結果として学習パフォーマンスが落ちてしまうことになります。
②周りの人たちからの期待
そして周囲からのプレッシャー、両親や学校・予備校の先生からの期待に応えようとすればするほど自分に負担をかけてまで勉強しようとしてしまい、結果心身ともに疲弊してしまいがちです。
そのような状況下では努力を積み重ねても周囲の期待に十分に応えられている気がしないため、自分の成長を感じられず、スランプに繋がってしまいがちです。
③上がる学習難易度に追いつけなくなってきている
数学や英語などを筆頭に大抵易しい問題から学習課程は始まりますが、ある一定の段階から急激に理解が追い付かない箇所があったりします。
それを認識できていれば対策も立てやすいのですが、認識できないまま「何となく調子が悪い」「なんだか問題が解けなくなった」など現状把握が曖昧なままさらに先に進めようとして、
やはりいまいち問題が十分に解けないという壁に当たり、モチベーションを失うことがあります。
④勉強のマンネリ化
暗記科目などは特に繰り返しの学習が大切と言われますが、同じような問題ばかり解いている状態ではこちらも成長が感じにくく、マンネリ化が学習ペース維持の意欲をそぎ落とします。
スランプ克服の手段
ここからはこれらの原因が積み重なって陥ってしまう【スランプ状態】を抜け出す方法についてご紹介します。
しかしながらある程度の時間をかけて【スランプ状態】に陥ってしまうのと同じように、スランプ克服にも多少時間を要します。
スランプ状態に陥るということは、それほど見えない心労が溜まっているという証左でもあります。
焦りすぎずゆっくりと状況を変えていきましょう。
①小・中程度の目標達成を積み重ねて自信をつける
スランプの原因に受験に対する不安感というものがありましたが、それを払拭してしまえるくらいの自信を身に着けるために、小さな目標や中程度の目標を立ててそれを達成する経験を重ねるのが効果的です。
毎日数十個程度新しい単語を暗記するとか、特定の参考書を終わらせるなど、無理のない範囲で達成できてかつ必ず自分の力になるような目標を、自分の学習に組み込んでいくのはいかがでしょう。
目標を達成できれば出来るほど次の学習に繋がる新たなゴールや計画も立てやすくなるでしょうから、自然とモチベーションが復活するのに繋がります。
②睡眠を十分にとる
ネガティブ思考やスランプ状態からさらに引き起こされた不安などから、心身ともにいまいち落ち着かない状態になってはいませんか?
その焦りを鎮めるために無駄に夜更かししてしまって、睡眠不足に陥ったりなどしていないでしょうか。
睡眠不足は不安やイライラ、焦りなどを引き起こす要因にもなりますので、そのような状態の場合はまずたっぷり寝るようにしましょう。
また睡眠を十分にとることで一種のセラピーに似た効果も期待されます。
受験にまつわるネガティブな思いや記憶を、たくさん寝ることで軽減させましょう。
③勉強から離れて、気分転換をする
一日二日勉強をお休みしても、それが不合格に繋がってしまうことは決してありません。
自分の気持ちを整理して切り替えるためにも、受験のために控えていた好きなことをこの時だけ開放してみるのもその後のモチベーションに繋がるかもしれません。
音楽や散歩などはいい時間でしっかり気分が晴れるので、隙間時間にお勧めの気分転換です。
また実際に志望する大学に行ってみてその空気感を肌で味わってみることも、この大学に進学してこんな学生になりたい/こんな勉強をしたいという目標を刺激されるので、モチベーションに繋がると思います。
移動のために電車に乗って初めての景色を眺めてみるのも、非日常の体験になると思います。
④一人で抱え込まず、誰かに相談してみる
不安を自分の中で抱え込みすぎてネガティブ思考のスパイラルに陥ってしまっていても、誰かに気持ちをきいてもらうことですっきりする場合もあります。
また自分の現状を一度言語化してみることで、原因や対応策を導きやすくなります。
人に相談してみることで、自分では考え付きもしなかった意外な解決策が見つかるかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はスランプ状態についてとそれを克服する方法について紹介しました。
本ブログを参考にして、万全な体制で受験に臨みましょう!
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